温泉

最高の温泉と景色、四季折々の料理が堪能できるあつみ温泉

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出羽の国の名湯と呼ばれているあつみ温泉は山形県鶴岡市の温海海にあり、1300年もの歴史がある温泉です。
あつみ温泉の由来は弘法大師の寝ている時に童子が立ち、示現によって温泉が発見された節や木こりが草むらから出ている温泉に足を浸している傷ついた鶴を発見し、温泉が発見されたなどの説、役小角が発見したなどの説が存在します。
多くの人々に愛され、様々なお客が訪れている温泉でもあり、松尾芭蕉や横光利一、与謝野晶子などの作品にもうたわれています。
現在では山形・庄内を代表する温泉地となっています。
日本海まではおよそ5分。美しいロケーションが観光客の心をわしづかみにします。
あつみ温泉街には温海川を中心に宿泊施設が9件あります。
また3つの共同浴場があるほか、観光客を心からもてなす3つの足湯も設置されています。
人情に厚く、景色も最高。
各宿の料理も絶品と評判、四季折々の海の幸・山の幸を堪能することが出来、普段ではなかなか食べられない海の幸を食べられる宿もあります。
日々の疲れを取り、ゆったりと過ごすことが出来、心からリフレッシュできる、そんな温泉をお望みならあつみ温泉が一押しです。

あつみ温泉の特徴

あつみ温泉の泉質は含硫黄ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩泉の無色透明。
源泉温度は68度。湧出量は毎分1300リットルで1日当たりドラム缶およそ9360本と豊富です。
適応症は切り傷・やけど・皮膚病・湿疹・神経痛・リウマチ・腺病質・諸病回復期
飲用として胆石・慢性便秘・蕁麻疹・金属中毒症・尿結石などが挙げられます。
温泉は良質でとても柔らか。ゆっくりとお肌に浸透し、保温効果抜群の温泉を楽しめます。

美しい観光スポットあつみ温泉ばら園

高台に位置し、あつみ温泉の観光スポットとして大人気なのがあつみ温泉ばら園。
およそ90種の3000本のバラを鑑賞できるほか、温泉街を見渡すこともできるビューストポットとしても人気となっています。
熊野神社境内にあり、6~10月まで次々と咲き誇るバラが楽しめます。
毎年6月に行われるバラ園祭りは多くの方が来場し、盛大に行われます。
楽しいイベントが盛りだくさんとなっており、ばら園下の市道では無料人力車体験やオープンカフェ、フリーマーケットなど大いに楽しめます。
旅の思い出の記念撮影の場所としておすすめ。
入場料金は無料。ばらの好きな方は是非夏から秋になるまでの間にあつみ温泉にお越しください。

魅力あふれる共同浴場と足湯

あつみ温泉は3つの共同浴場と3つの足湯があります。
宿泊しなくても気軽に入れる温泉があると温泉散策が大いに楽しめます。
共同浴場は正面湯(上の湯)と下の湯(第一公衆浴場)・湯の里公衆浴湯の3つです。

・正面湯(上の湯)
有名旅館や温泉神社に囲まれ、温泉街の中心部にある正面湯(上の湯)は浴槽も綺麗で清潔感のあるちょっと熱めの温泉です。協力金は200円。
利用時間は午前中の朝6時から9時半、清掃時間は9時半から12時、午後は12時から夜の10時まで営業しています。

・下の湯(第一公衆浴場)
下の湯は温泉街の入り口にあり、円形の大きな浴場が特徴的です。
共同浴場の中では一番大きく、浴場も綺麗です。協力金は200円。
利用時間は正面湯と同じです。

・湯の里公衆浴場
里の湯は観光客よりも地元客が多い温泉。
協力金は200円で利用時間は午後2時から夜10時までとなっています。
こちらもとてもきれいな浴槽。あつみ温泉の共同浴場はどれも清潔感があり、衛生面と泉質の良さは文句なしです。
こちらのお湯は入るときはかなり熱いので注意が必要。
熱い湯が苦手な方は加水してからはいりましょう。
いづれの温泉も含硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物―硫酸塩泉となっています。

あつみ温泉の足湯はもっけ足湯・もっしぇ足湯・あんぺ足湯の3つ。どれも面白いネーミングの足湯となっており、個性的でインパクトがあります。

・もっけ足湯
もっけとは感謝の意を表す庄内地方の方言です。もっけ足湯は温海川の川沿いにある足湯場。
春の桜を眺めながらの足湯は最高です。夏・秋・冬もそれぞれの風情を楽しむことが出来ます。

・もっしぇ足湯
もっしぇ足湯は足湯カフェである「チットモッシェ」に併設している足湯。
チットモッシェとは庄内地方の方言でちょっと面白いという意味です。
おしゃれにカフェやスイーツを楽しみながら足湯できるので満足度大!
特にスイーツ好きにはたまらない足湯です。

・あんべ湯
あんべ湯のあんべは通り・並木道という意味を持つアベニューと、塩梅(あんばい)をかけた言葉。その名のとおり葉月橋通りの真ん中にあります。
散策に疲れた観光客や地元の方の憩いの場所として大変な人気となっています。

温泉を味わえる2か所の飲泉所

あつみ温泉には身体や足で温泉を楽しむ他に、温泉を飲むことが出来る飲泉所が2か所あります。
1つが湯之里橋飲泉所。
熱海川にかかっている湯之里橋の橋受けに設けられています。
もう1つが葉月橋通り飲泉所。
足湯場であるあんべ湯之隣にある飲泉所なので足湯を楽しむだけでなく、飲泉を楽しむことが出来ます。

散策中に気軽に温泉に入ることができ、足湯をゆったりと楽しみ、飲泉で身体の中からも温泉を楽しむことが出来るあつみ温泉ならば心身共にくつろげ、リフレッシュすることが出来ます。
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