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キルティング?オックス?入園・入学グッズの生地の選び方とおすすめ通販サイト4選

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キルティング?オックス?入園・入学グッズの生地の選び方とおすすめ通販サイト4選

入園・入学準備で乗り越えなければならない壁の一つといえば、お弁当袋や上履き袋、体操服袋といった袋物作りですよね。普段お裁縫をしたりミシンを使ったりする機会のない方は、袋物作りに必要な生地を選ぶことも難しいのではないでしょうか。

あまりお金はかけたくない、不器用な初心者でも作りやすい生地がいい、子供にも喜んでもらいたい、そもそも手芸店に行く時間もない・・・そんなママさんたちのために、入園・入学準備で必要な袋物にピッタリの生地の選び方とおすすめの通販サイトをご紹介します。

生地の種類と特徴

まずは、袋物作りに最適な生地の種類と特徴を把握しておきましょう。

キルティング(キルト)

入園・入学準備向けの生地として最もポピュラーな生地です。中綿の挟まれたふっくらした生地で、表面にひし形の縫い目があります。

中綿が挟んであるので厚みがあって丈夫で、少々乱暴に扱っても型崩れしにくく中に入れたものをある程度衝撃から守ってくれます。裏布を用意する必要がなく、1枚の生地だけで完結できるというのも嬉しいポイントです。

ただ、厚みがあるためかさばりますし、小さく折り畳むことができません。厚みがあるため洗濯後の乾燥に時間がかかるので、頻繁に洗濯するものにも不向きです。

また、1枚で袋物を作ることができるとはいえ加工生地なので他の生地と比較して割高で、柄のバリエーションが少ないのもネックです。見た目やデザインが子供っぽいものも多いので、小学生になると恥ずかしがる子もいるかもしれません。

オックス

こちらも入園・入学準備用として人気の高い生地です。

ハリがあり丈夫な中厚手の生地ですが柔らかく、初心者の方でもスムーズに縫うことができます。色柄のバリエーションも豊富で人気のキャラクターものの生地も毎年たくさん発売されるので、選択肢が多いのも魅力です。

巾着系であれば1枚作ってしまってもでも問題ありませんが、裏布をつけることでキルティングのような厚みを出さずに強度を増すこともできます。頻繁に洗濯をしても、生地が劣化しにくいという点も、何かと汚しやすいお子様向けと言えるでしょう。

ただ、生地がしっかりしている分、巾着にすると大人でも口が絞りにくい場合があります。紐を通す部分を+5mmほど余裕を持って作るとかなり動きがスムーズになりますよ。

シーチング

「シーツの生地」という意味の名前がついた、薄手の生地です。

オックスよりも薄手で、次にご紹介するブロードより目が粗く、ふんわりとした柔らかさがあります。針が通りやすいので、ミシンは持っていないから手縫いで頑張りたいとうい方におすすめです。色柄も豊富で、柄にもよりますが比較的安価で手に入ります。

ただ、生地が薄いので裏布は必須と思っておいて間違いありません。

ブロード

シーチングよりさらに薄手の生地です。

薄手とはいえシーチングより織り目の密度が高いので、むしろハリがあります。表面に光沢がありツルッとしているので見た目にも安っぽさはなく、シャツやスカート作りにもよく使用されています。

薄手なので、夜洗濯して干しておいても翌朝には乾いているくらい早く乾燥するので、何かと洗い物の多い園児・児童向きの記事でしょう。オックスなどの裏布としてもおすすめです。

それぞれの袋物に適した生地

ご紹介した4つの生地の厚みを比較すると、
(厚手)キルティング>オックス>シーチング>ブロード(薄手)
となります。

同じ生地であっても使用している糸の太さや質感によって生地の厚さも変わるため一概にはいえない部分もありますが、入園・入学準備で必要になる袋物や布小物にオススメの生地は以下のようになります。

上履き袋

キルティング・オックス
硬くて重たい上履きを入れ、もしかすると振り回してしまうかもしれない上履き袋は、丈夫な生地で作るのがおすすめです。ただし、巾着タイプにするのであればオックス一択になります。

お着替え袋

すべてOK!
お着替え袋にはどの生地を選んでも問題ありません。注意点としては、キルティングやオックスは巾着の紐を通す部分を広めに取る必要があることと、キルティングは生地に厚みがある分、レシピ通りに作ると内寸が小さくなる恐れがあることです。

また、オックスをはじめ中厚手~薄手の生地の場合は裏布をつけた方が良いでしょう。

お弁当袋・コップ袋

オックス・シーチング・ブロード
巾着型になるお弁当袋やコップ袋は中厚手~薄手の生地がおすすめです。特に重たいお弁当の入るお弁当袋の場合、シーチングやブロードのような薄手の生地の場合は、裏布をつけた方が良いでしょう。

絵本袋(レッスンバッグ)

キルティング・オックス
絵本だけでなく、いろいろなものを持ち運ぶために使用される可能性のある絵本袋は、やはり丈夫な生地で作りましょう。使用しない間はランドセルやメインバッグに収納しておきたい場合は、オックスがおすすめです。ただし、オックスの場合は裏布も使用した方が良いでしょう。

ナフキン(ランチョンマット)

オックス・シーチング
袋物ではありませんが、お弁当や給食の時間に使用するナフキン(ランチョンマット)が必要な場合もあるでしょう。オックスやシーチングで作る場合は、こぼれたソースなどで机が汚れないように裏布をつけて厚みをつけておいた方が安心です。

1枚で作るのであれば、薄手のキャンバス生地のようなしっかりしたものがおすすめです。

以上がそれぞれの袋物に適した生地です。もし、袋物をすべて同じデザインで揃えたい場合は、どんな袋物にも活用できるオックス+裏布がおすすめですよ。

おすすめ通販サイト4選

生地の厚みや色合いなどを確認するためには、手芸店で実物を手にとってチェックするのが一番ですが、小さな子供が一緒だとなかなかゆっくり生地選びをすることができませんよね。そんな時に便利なのが、通販サイトです。

ユザワヤ

[http://www.yuzawaya.co.jp/online/]
大手ホビー材料専門店のネットショップです。楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなどに出店しており、中でもユザワヤ2号館は2160円(税込)以上で送料無料とお得です。

シュゲール

[http://www.shugale.com/]
手芸店「クラフトハートトーカイ」「クラフトパーク」「クラフトワールド」を運営する藤久株式会社のネットショップです。商品数が豊富で、藤久オリジナル商品が購入できるのもここだけです。

大塚屋

[http://otsukaya.co.jp/NewNetShopTop.htm]
「とにかく安く買えるのはどこ?」と聞かれたらここでしょう。驚くほど安価な生地専門店です。TVなどで人気のキャラクタものはありませんが、スイーツやアリス、スポーツや英字、動物など。流行にとらわれない柄物も多く取り扱われています。

okadaya

[http://www.okadaya-shop.jp/1/]
大手手芸材料店オカダヤの運営するネットショップです。品数が豊富で輸入素材などほかでは見かけない商品も多いのが魅力。会員登録すると、さらにお得に購入することができるようになります。

家事に育児に仕事にと忙しい毎日の中、入園・入学のための袋物作りは本当に大変なものです。でもママの手作りの品は、初めての環境へと向かうお子様にとっては安心できる心の支えとなります。「全部手作り」は難しくても、何か一つだけは手作りしてみるなど、できる範囲で取り組んでみてください。
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