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美しさを感じる神社≪厳選5社≫

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日本には全国各地に「神社」があります。
それぞれの神社に祭神が祀られていて、与えられるご利益が違ったりもしますし、その神社がある場所が特殊であったり、神社自体が変わった特徴がある場合もあります。
それらの神社のなかで今回は「美しさを感じる神社」を厳選して5つ紹介していきたいと思います。

1、伏見稲荷神社

京都の伏見にある稲荷神社は全国に約3万はあるとされている稲荷の総本宮です。
全国にある稲荷神社はここの神を分霊されたものなのです。
それだけにこの稲荷神社には絶大なご利益があるとされており、初詣には約270万人もの人が訪れます。
ここの特徴は何といっても「千本鳥居」です。
稲荷神社と言えば複数の鳥居があることで有名ですが、ここの鳥居はその規模が違っています。
鮮やかな朱色の鳥居が数多く並んでいるのが「圧倒的」「神秘的」と評判になっているのです。
現在一ノ峰・二ノ峰・三ノ峰のすべてをめぐるには約2時間ほどかかり、山を登っていく体力も必要になるためになかなか難しいのですが、この「千本鳥居」だけでも見に来る価値はあると言えるでしょう。
また、この伏見には近くに伏見桃山城や伏見の酒蔵などの観光スポットも多くあるためにそれらと併せて周るのも良いかもしれません。

2、元乃隅稲成神社

山口県で網元をしていた岡村斉さんの元にお告げがあったことから創建されたという珍しい神社です。
夢の中に白狐が現れて「この地に祀るように」というお告げをしたことがきっかけで1955年に島根の太鼓谷稲成神社から分霊されてできたのです。
「いなり」の漢字が「稲荷」ではなく「稲成」なことにも理由があります。
稲荷は稲を荷つぐということから豊穣の神として知られています。
しかし稲成はそれよりも願い事が「成就する」という意味を強く持つためにこの漢字になっているのです。
珍しいものが多く、それが評判になっている神社でもあるのですが日本よりも海外の観光客に人気があるという神社でもあります。
それはアメリカの大放送局CNNが「日本の最も美しい場所31選」という特集をしたときに「金閣」「鳥取砂丘」などとならんでこの元乃隅稲成神社が選ばれたのです。
「いなり神社」と言えば連続するたくさんの鳥居ですが、この神社にもそれがあります。
なんと崖に沿った場所に朱色の美しい鳥居が123本並んでおり、周囲の景色と相まってまさに絶景の一言です。
この鳥居は美しい景色を生み出しているだけでなく、ここをくぐっていくことで「願いが叶う」と言われているために多くの観光客が訪れています。
ただし、場所が平坦なところではありませんので歩きやすい靴や服装で訪れるようにしましょう。

鳥居のほかに有名なものとして「日本一お賽銭を入れるのが難しい」賽銭箱というものがあります。
この神社の裏参道の出口には高さ5mの鳥居があり、その鳥居の上にそれほど大きくはない賽銭箱が取り付けられているのです。
そのためかなりお賽銭を上に向かって投げなければ賽銭箱に入れることができません。
もし入れることができれば願い事が叶うとされているために挑戦する人が多くいるのですが、失敗して入らなかった小銭は上から落ちてきますので十分に注意しましょう。

3、伊勢神宮

規模、知名度、神社としてのランクなど様々な項目でまさに日本一と言われているのがこの伊勢神宮です。
日本に約8万あると言われる神社の最上位に位置付けられている神社で祀られている祭神も日本の最高神である天照大御神(内宮)と産業の神である豊受大御神(外宮)という豪華さです。
年中多くの修学旅行生、観光客、海外からの観光客が訪れている神社で、正しくは外宮から内宮と順に回るのが良いとされています。
また、20年に一度、正殿や鳥居などをすべて新しいものに変えるという行事があり、「神様のお引っ越し」とも呼ばれる「式年遷宮」があります。
このときには例年よりもさらに多くの人が訪れるため大いににぎわいます。
もちろんそのご利益も桁外れで、あらゆる方面にご利益があるとされています。
そして伊勢神宮の参道は「おかげ横丁」と呼ばれる観光地となっており、「赤福」本店や、天ぷらの食べ歩き、「てこね寿司」「伊勢うどん」など数々の伊勢グルメを味わうことができるようになっています。

4、鶴岡八幡宮

神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮は京都の石清水八幡宮、大分の宇佐八幡宮と並んで日本三大八幡宮の一つとされています。
鎌倉幕府を開いた源氏の守護神社として有名で、源氏が一度衰退してから復活して平家を破ったことから「必勝」「復活」「再生」に絶大なご利益があるとされており、さらに応神天皇・お后の仲姫命(比売神)・応神天皇の母である神功皇后という夫婦、親子を祭神として祀っているということから「夫婦円満」「家内安全」「恋愛成就」にもご利益があるとされています。
また、鎌倉の豊かな自然と社殿の朱色との景色の一体化は神々しく見えるとまで表現されるほど美しく、その美しさを見るのが目的の観光客も多く訪れています。

5、北海道神宮

北海道札幌にある北海道神宮は明治時代に建てられた神社で、「開拓三神」とよばれる大国魂神(北海道の国土の神様)・大那牟遅神(国土経営・開拓の神様)・少彦名神(国土経営・医薬と酒造の神様)と明治天皇(近代日本の礎を築いた天皇)を祭神として祀っています。
北海道を開拓していったという力強さがあり、風水で見ても北海道にはしる2つの龍脈が交わるポイントが北海道神宮だと言われています。
そのためとてつもない運気があるパワースポットとしても知られており、「運気上昇」「開運出世」「恋愛成就」「金運上昇」など数々のご利益があると言われています。
また、そのうちの金運は複数ある鳥居のうちの第三鳥居に関係しています。
第三鳥居は風水でいうところの「預」の方角にあるため「預金が貯まる」ということにつながると言われています。
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