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ドラゴンフルーツの不思議な魅力!ドラゴンフルーツは何科?

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ドラゴンフルーツは、パッションフルーツとして魅力がありますが、詳しい特徴について知らないことも多いですよね。
ドラゴンフルーツに詳しくなって、不思議な魅力をもっと堪能してみませんか。ドラゴンフルーツの魅力を詳しくご紹介します。

ドラゴンフルーツは何科?

ドラゴンフルーツは、何の仲間で何科なのか気になりますが、サボテン科ヒモサボテン属です。サンカクサボテンなどの実のことをドラゴンフルーツと言います。サボテン科と聞くとなんだか不思議な気がしますよね。

ドラゴンフルーツの実は、不思議な見た目ですが、葉が尖ったような実の形状がサボテンらしい特徴と言われています。ドラゴンフルーツは、メキシコや中南米の熱帯雨林原産のフルーツです。パッションフルーツとして、南国のフルーツのイメージがありますよね。

また、「ドラゴンフルーツ」という名前の由来も気になりますね。表面の尖った部分がドラゴンの鱗に見えるという説や真っ赤な果肉がドラゴンの目に見えるなどという説があります。どちらにしてもインパクトのある見た目ということでしょう。

最近では、ドラゴンフルーツは日本でも栽培されている所があります。沖縄や奄美地方、九州などでよく栽培されています。気温が8度以下になる場合は、鉢植えにしておいて部屋の中に入れて育てれば冬も育てることができます。意外と九州以外の地方でも育てられています。

ドラゴンフルーツの不思議な魅力について

ドラゴンフルーツの不思議な魅力についてですが、まず、果肉の色ですよね。真っ赤な果肉もあり、とても印象的な果肉です。果肉の色も白肉種、赤肉種、桃肉種、橙色皮種など様々な種類があって楽しめます。品種改良によって20種類以上のドラゴンフルーツが現在作られています。

一概にドラゴンフルーツと言っても様々なものがありますね。その中でも、一番多く生産されているのが白肉種のドラゴンフルーツです。この品種が最も育てやすいとされていますよ。自分でも育ててみる場合はおすすめの品種です。

ドラゴンフルーツは果肉の色によって味も違う!?

たくさんの色の果肉がドラゴンフルーツにはあることがわかったのですが、果肉によって実際に味も違うようです。

白い果肉は、ベトナム原産で、赤の果肉よりも甘みが強いのが特徴です。形は赤よりも細長い形をしています。赤い果肉は、台湾原産であっさりしていてシャキシャキしています。見た目の濃厚なイメージとは異なりますよね。この赤い色にポリフェノールが含まれていて栄養的にもいい品種です。ただ、洋服などにつくと赤色が取れにくいので気を付けましょう。

ピンクのドラゴンフルーツは、掛け合わせて新しく開発された品種です。甘くてジューシーで、沖縄で「ちゅらみやび」という大玉の品種が作られていますよ。

皮が黄色で果肉が白い品種もあります。とても甘くて酸味がないのが特徴です。いろいろなドラゴンフルーツの品種がありますので、食べ比べてお好みの味を見つけたいですね。

種を採って栽培することも可能!

また、ドラゴンフルーツは、果肉に黒いゴマ粒のようなものがあるのも特徴的です。種の見た目もいかにもパッションフルーツという感じです。種で、果肉と一緒に食べることができますよね。

このゴマ粒のような小さな種を採って、種からドラゴンフルーツを栽培することも可能ですので、試してみませんか。食べ頃の実を収穫して、その種を採取するだけですので簡単です。ただ、とても小さな種ですので採取の際は気を付けましょう。ザルなどで果肉から種だけを濾すようなイメージで採取するといいでしょう。小さな種が沢山とれますので、種からでも育てられる気がしますよ。

小さい種から芽が出てきますので、カイワレ大根を育てるような気持ちで育ててみるといいかもしれません。実がなるようになるまでには遠い話ですが、試してみるのもいいでしょう。

ドラゴンフルーツがなっている様子が不思議!

また、ドラゴンフルーツは、実がなっている様子も見てみるととても不思議です。
ドラゴンフルーツは自立せず、よじ登るように育つ熱帯性植物です。そして、1m~2mの株から枝が垂れ下がって花が咲きます。枝を上の方に伸ばしながら、誘引して実をならせるのがコツです。トレリスなどを立てて誘引していきましょう。実がなった様子も実際に自分で見てみたいフルーツですよね。

自分でも育ててみませんか?

最近では、沖縄だけでなく色々な所で栽培されているドラゴンフルーツです。自分でも育ててみてはいかがでしょうか。種から育てたり、サボテンのような姿をしたドラゴンフルーツの苗を購入したりするのもいいでしょう。これにドラゴンフルーツがなるとは想像しがたいのですが、自分で育てて不思議を体験してみませんか。

ドラゴンフルーツは、実だけでなく、とても美しい花が楽しめます。サボテン科ですので、月下美人のような大きな白色の花などを咲かせます。自分で育てるときっと花も楽しみになりますよ。

監修:トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。
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