家庭菜園

家庭菜園を始めよう これを読めば初心者も簡単!基礎知識と育て方のコツまとめ

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家庭菜園を初めて自宅で自給自足生活を楽しんでみませんか?
家庭菜園と聞くと「広いお庭がないと難しそう」「道具をそろえるの大変じゃない?」と思う方も多いかもしれませんが、実は小さなスペースでこじんまりと楽しむ方法もたくさんあります。
今回はそんな家庭菜園を始めたいと考えている方に知ってほしい基礎知識や揃えておくと便利な道具などを紹介します。

《目次》
■家庭菜園とは
■家庭菜園の魅力とメリット
■家庭菜園の基礎知識
■家庭菜園に必要な道具
■初心者は何からはじめればいいの?
■もっと家庭菜園について知りたい!
■まとめ

家庭菜園とは

家庭菜園はその名の通り、自宅で野菜や果物などを栽培する趣味のことです。自分の手で気軽に安全で美味しい野菜や果物を作れるので、最近は特に人気が高まってきています。

家庭菜園の起源はドイツの市民菜園(クラインガルテン)にあると考えられています。
19世紀頃のドイツでは、失業対策として市民の手による開墾が盛んに行われていました。
その後市民農園は、子供たちの健康促進のための遊び場として使われるようになったと言われています。

家庭菜園の魅力とメリット

家庭菜園の魅力を簡単に説明します。

・子供や高齢者の心の健康に効果的

家庭菜園にかかわらず、植物を自分の手で育てるという行為は「園芸療法」として心の健康を保つために役立てられています。実際に子どもの感受性の向上、高齢者の認知症予防など、園芸は主にメンタルの分野でさまざまな効果が期待できるようです。

・育てた野菜や果物を食事に活かせる

自分の手で育てた野菜や果物を、新鮮なまま食べることができるのは家庭菜園ならではの魅力。料理のレパートリーも広がるかもしれませんね。

・手軽に始められる

家庭菜園は広いお庭や畑が無くても気軽に始めることができます。
プランターや野菜の種などはホームセンターや園芸店だけでなく、100円均一ショップでも購入できるので、初期費用もさほどかかりません。
最近はミニトマトやハーブなどいろいろな野菜の栽培キットも販売されているので、気軽に野菜作りを体験できますよ。

家庭菜園の基礎知識

家庭菜園を始めるうえで重要なポイントとなるのが「育てる場所」「作物の種類」の2つです。この2つのポイントについて、せっかくの家庭菜園を失敗しないためにも抑えておきたい基礎知識をまとめて紹介します。

・作物には育てる場所によって向き不向きがある

家庭菜園は広い畑が無くても、プランターがあれば気軽に始められますが、狭い場所では生育に適していない作物もあります。
例えばレタスやキャベツは家庭菜園でも人気の作物ですが、結球型の品種をプランターで育ててしまうと1玉くらいしか育てることができません。
例えばベランダや室内でプランターを使って家庭菜園を始めるなら、狭い場所でもたくさん収穫できるルッコラやミニトマト、ハーブ類などの方が適しています。

・作物によって種まきや栽培に適している季節が違う

作物の種・苗は、品種によって植え付けや栽培に適した時期が異なります。
そのため、スタート時期に合わせて育てる作物の品種を選ぶことが大切です。
例えば家庭菜園で人気のナスやキュウリは5〜7月頃、トマトは4〜6月頃が植え付けに適していると言われています。

家庭菜園に必要な道具

家庭菜園を始めるうえで揃えておきたい道具を紹介しましょう。

・プランター(畑や庭がない方)

プランターは大小さまざまなサイズのものが販売されていますが、基本的には通気性の良いものを選ぶようにしましょう。
排水性に優れているものや見た目がオシャレなもの、支柱が立てやすいものなど、サイズ以外の特徴もさまざまなので、ぜひ気になるものを手に取ってみてください。
ちなみに色々な種類の作物を育ててみたいという方は、横70cm×縦35cmくらいの大きさのものがあれば、一度に2種類の作物を栽培できるのでオススメです。

・野菜の種や苗

育てる場所やスタート時期に適している野菜の種や苗を選ぶようにしましょう。最近は同じ作物でも育てやすさや色・形、味が異なる品種のものも多いので、いろいろ試してみても良いと思います。

・土

植物を育てるうえで大切なのは良い土を選ぶこと。腐葉土や赤玉土などをご自身で配合しても良いですが、ホームセンターや園芸店では野菜やハーブ用に配合済みの土も販売しているので、初心者さんには特にオススメです。

・ジョウロ

作物に水をあげるときの必需品です。水やり毎日行う必要があるので、楽しく続けられるように見た目のデザインや使い勝手を重視してお気に入りのものを探してみましょう。

・ハサミ

野菜を収穫する時にあると便利です。日常生活で使っているものでも代用はできますが、切れ味が全く違うので、余裕が得れば園芸ばさみを用意することをオススメします。

・スコップ

野菜の種や苗を植え付けるときの必需品です。土いじりは疲れやすい作業なので、使いやすくて軽いものを選ぶようにしましょう。

初心者は何からはじめればいいの?

初心者の方はまず、栽培が簡単で育てやすい作物から始めてみましょう。
おすすめは大葉やネギなどの薬味に使える野菜たち。定期的に水やりができれば、失敗するリスクも低いですし、複数回収穫できるのも魅力的です。

もっと家庭菜園について知りたい!

家庭菜園についてもっと詳しく知りたいという方は、下記の記事もぜひチェックしてみてください。

家庭菜園記事一覧
https://hobbytimes.jp/m_category/homegarden/

また、もっと本格的に家庭菜園を始めたいという方は、本屋さんでハウツー本を見つけて参考にしてみるのもオススメです。
分からないところはホームセンターなど苗や種を扱っているお店で尋ねてみるのも良いかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?
栽培して育てるだけでなく、自分の手でお世話した野菜や果物を新鮮な状態で味わうこともできる家庭菜園。
初心者の方も簡単に栽培できる作物や品種も多いので、興味がある方はぜひ初めて見てください。
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