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ムスカリ

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植物名: ムスカリ

学名: Muscari
英名: Grape hyacinth
和名: 葡萄風信子
科名: キジカクシ科
属名: ムスカリ属
原産地: 地中海沿岸地方、西アジア

ムスカリの特徴

ムスカリは、あまり大きくなく、青紫色の花が印象的でかわいくて人気です。チューリップなどと春の寄せ植えにされたりすることが多いでしょう。球根植物で、初心者にも育てやすいのでおすすめです。

また、ヒアシンスとはとても近い仲間です。ムスカリの花の形は、特徴的で、1本の茎の上に壺形や長いだ円形の花が沢山集まって咲きます。色も鮮やかなのが特徴です。

M・ボトリオイデスとM・アルメニアカムという品種が多く出回っていますが、他にもいろいろな種類があり、ユニークな品種もありますので、育ててみるのも楽しみな球根植物です。

ムスカリの詳細情報

園芸分類
球根

草丈・樹高
10〜30cm

耐寒性
強い

耐暑性
強い(夏期は休眠)

耐陰性
夏は日陰でも大丈夫です。

花色
青、紫、白、ピンク、黄

開花時期
3月〜5月中旬

ムスカリの育て方カレンダー

時期
球根を10月〜11月に植えると、春になって3月〜5月中旬に花を咲かせます。チューリップと同じ位の時期に可愛く鮮やかに咲きます。

植え付け
10月〜11月に球根を植え付けます。

剪定
2月の初め頃に短く刈り込みます。

肥料
花が咲いた後の4月中旬〜5月中旬に肥料をやります。鉢植えでは、10月〜12月中旬にも追肥します。

開花
3月〜5月中旬に開花します。

ムスカリの栽培環境

日当たり・置き場所
日当たりのいい場所、水はけがいい所がおすすめです。夏は休眠しますので、日陰でも大丈夫です。

用土
水はけのよい肥沃な土を好みます。酸性も嫌いますので、石灰で調整します。
ヒアシンスのように水耕栽培でも育てることができます。  

ムスカリの育て方のポイント

水やり
庭植えではほとんど不要です。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりやります。蕾ができて、花が咲くまでは水切れしないようにしましょう。夏の休眠中は、水遣りは必要ありません。

肥料
庭植えでは、ほとんど必要ありません。花が咲いたら追肥をして球根を太らすと芽が増えます。鉢植えでは、10月〜12月中旬と花が咲いた後に、置き肥で緩効性化成肥料をやるようにします。

病害虫
病気は、水はけが悪いと白絹病にかかりやすく、白い糸状のカビが生えます。
害虫はほとんど付きません。

ムスカリの詳しい育て方

選び方
球根はカビなどがないしっかり重い球根を選びます。芽が出ている場合は、葉がきれいであまり伸びすぎていない球根がおすすめです。

植え付け
10月〜11月に球根を植え付けます。

間引き
自然に分球もしますので、混みあってきたら、掘り出して、分球した小さな球根を間引きします。

剪定・切り戻し
植えっぱなしにすると乱れてくることも多く、2月の早い時期に刈り込みましょう。

植え替え・鉢替え
増やしたい場合は、花が終わって、6月頃に球根を掘り起こして植え替えます。


小さな花がたくさん咲きますので、花がら摘みをしましょう。

収穫
必要ありません。

冬越し
耐寒性が強いので、外でそのまま育てることができます。

増やし方
6月頃に葉が枯れ始めたら球根を掘り起こします。秋まで風通しのいい所に保管して、分球して植え付けます。

監修:トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。

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