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アガバンサス

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植物名: アガバンサス

学名: Agapanthus
英名: African lily、Agapanthus
和名: ムラサキクンシラン(紫君子蘭)
科名: ムラサキクンシラン科
属名: ムラサキクンシラン属(アガパンサス属)
原産地: 南アフリカ

アガバンサスの特徴

アガパンサスは、爽やかな色をした花が多数咲き、英名では「African lily」などと呼ばれる花です。ネギ科やユリ科に分類されることもあります。
立ち姿も美しく0.3〜1.5mになるものもあります。
現在では300種類以上の園芸種が登場して人気です。丈夫で植えっぱなしでも大丈夫で初心者でも育てやすい植物です。公園などでもよく植えられています。
様々な品種があり、花の形もバラエティーに富んでいて、最近では切り花でも人気です。半耐寒性の常緑種と、落葉して休眠する耐寒性の強い落葉種、その中間タイプなどがあるのも特徴です。気候によって選ぶといいでしょう。

アガバンサスの詳細情報

園芸分類
草花・球根植物

草丈・樹高
0.3〜1.5m

耐寒性
落葉種は強い、常緑種は半耐寒性

耐暑性
強い

耐陰性
やや強い

花色
青紫、白、複色

開花時期
5月下旬〜8月上旬

アガバンサスの育て方カレンダー

時期
球根または苗から育てます。3月〜4月に植え付けると5月下旬〜8月上旬に花を咲かせます。

植え付け
3月〜4月または9月〜10月に植え付けます。

肥料
4月〜5月と9月末〜10月に肥料をやります。鉢植えは液体肥料でもいいでしょう。

開花
5月下旬〜8月上旬に咲きます。

アガバンサスの栽培環境

日当たり・置き場所
日当たりと水はけのいい場所に植えます。ある程度の日陰でも育てられ、丈夫です。生命力が強く広がっていきますので、最初からスペースを考えて植えます。

用土
水はけのいい土がおすすめです。軽石や鹿沼土を1割混ぜるなどしましょう。

アガバンサスの育て方のポイント

水やり
太い根が深く張るのが特徴で、乾燥にも強い植物です。鉢植えでは、春の成長期には多めに水遣りをしましょう。

肥料
鉢植えも庭植えも成長期の春と秋に月1度の固形肥料を施します。鉢植えの場合は月3度程度の液肥でもおすすめです。

病害虫
病気は、ほとんどないので安心です。害虫は、アブラムシが蕾につかないように気を付けます。

アガバンサスの詳しい育て方

選び方
アガンサスは、球根か苗で育てます。苗を選ぶ場合は株が多いものを選びましょう。寒い地方では、耐寒性のある落葉種を選んで植えるとおすすめです。

植え付け
春の3月〜4月か秋の9月〜10月に球根か苗を植え付けます。深く根を張りますので、深さのある鉢を選ぶといいでしょう。 剪定・切り戻し
花が終わったら花茎ごと切ります。花の期間が長いので次々と咲かせるように努めます。

植え替え・鉢替え
庭植えでは植えっぱなしで平気です。鉢植えではよく生長しますので、3〜4年で植え替えるようにします。鉢から根がはみ出してきたら4月〜5月または9月〜10月に植え替えます。


花が終わったら、種を採りたい花だけ残し、あとは花茎ごと切ります。

収穫
種を収穫しておくと増やすことができます。

冬越し
常緑種は半耐寒性で、地上部が残りますので、霜が降りる場所では、バークや腐葉土で株元を厚くマルチングするのがいい方法です。

増やし方
球根植物ですので、植え替えの際に株分けで増やせます。4月頃や9月〜10月頃がおすすめです。また、種を収穫しておくと種でも増やせます。すぐにとりまきしますが、開花までは3年以上かかるでしょう。

監修:トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。

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