ガーデニング

カラマグロスティス・ブラキトリカの育て方

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・学名:
Calamagrostis brachytricha

・英名:
ダイヤモンドコリアンフェザーリードグラス

・和名・別名:
ノガリヤス(野刈安)、サイトウガヤ(西塔茅)

・科名:
イネ科

・属名:
ノガリヤス属

・原産地:
日本、中国、ロシアなど

カラマグロスティス・ブラキトリカの特徴

英名に「フェザー」とあるように、羽のようにふわふわとしたピンク色の穂をつけるグラス類の一種です。
イングリッシュガーデンやボーダーガーデンでよく見られるオーナメンタルグラスで、寒くなると花が一層色づき、日光に透けた穂はキラキラとして美しくお庭を飾ってくれます。
日本の環境にもよく合い、こぼれ種でもよく増えて群生すると見事ですが、大きくなるので場所が必要となります。
ドライフラワーにも使われ、花が枯れた後も鑑賞価値がありますので、放置して冬の間中楽しめますが、次の芽吹きの春までには、地際からカットしましょう。

カラマグロスティス・ブラキトリカの詳細情報

・園芸分類
多年草

・草丈・樹高
80cm〜150cm

・耐寒性
強い

・耐暑性
強い

・耐陰性
日なたを好みます

・花色
クリーム〜ピンク

・開花時期
8月〜11月

カラマグロスティス・ブラキトリカの育て方カレンダー

・時期
秋ごろ、ポット苗で購入します。

・植え付け
春か秋

・肥料
春か秋

・開花
晩夏〜晩秋

カラマグロスティス・ブラキトリカの栽培環境

(instagram ID:marianne2960)

・日当たり・置き場所
日なたを好む植物です。

・用土
やや乾燥を好むので、水はけのよい用土で植えます。

カラマグロスティス・ブラキトリカの育て方のポイント

・水やり
地植えの場合:
降雨があれば、特に水やりは必要ありません。日照り続きの時は水やりをします。
鉢植えの場合:
用土が乾いたらたっぷりと与えます。

・肥料
特にいりませんが、春の成長期と秋の開花時期に、必要に応じて与えます。

・病害虫
目立った病害虫はありません。

カラマグロスティス・ブラキトリカの詳しい育て方

・選び方
ポット苗で購入します。開花株は秋になると穂が上がり大きくなるので、通販で買う場合は、春ごろ入手するとよいでしょう。

・植え付け
春か秋に植え付けます。

・植え替え・鉢替え
地植えの場合:
特に必要ありません。株が込み合って来たら、蒸れ防止のため、株分けして間隔を開けるとよいでしょう。
鉢植えの場合:
勢力旺盛なので、根詰まりしやすいので鉢が小さい場合は毎年植え替えます。

・剪定・花後
大きくなりすぎたら、株元で剪定するとまた芽が出てきます。花後は冬の間、枯れた花も鑑賞価値がありますが、春までにはカットしましょう。株元から切り取ります。種子を取りたい場合は花茎を残します。

・収穫
切り花:
開花したら切り花として使えます。
種子:
晩秋に種子を採種します。

・冬越し
冬越しは、落葉して休眠期に入ります。株元からカットしましょう。来春また芽吹いてきます。

・増やし方
種まき:
こぼれ種でもよく増えます。春前にはまきましょう。直まきかトレーにまき、発芽したらポットあげします。
株分け:
春の植え替え時に、混み合っているようなら株分けします。

監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。

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