ガーデニング

ミューレンベルギア・カピラリスの育て方

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学名:
Muhlenbergia capillaris

英名:
ミューレンベルギア

和名・別名:
ムーレンベルギア

科名:
イネ科

属名:
ミューレンベルギア属

原産地:
アメリカ東南部

ミューレンベルギア・カピラリスの特徴

ふわふわとした、ススキのようなような植物で、ピンク〜赤紫の穂をなびかせ、日が当たるととても美しいグラス類です。白色の花もありますが、滅多に出回りません。葉っぱは細く、群生してすっと伸びます。葉の間から花芽が立ち上がり、ピンク色の穂が出てくると、秋の深まりを感じさせます。花色はピンク系の他に、白色もありますが、成長が悪く、あまり出回りません。

ミューレンベルギア・カピラリスの詳細情報

・園芸分類
多年草

・草丈・樹高
100cm〜120cm

・耐寒性
強い

・耐暑性
強い

・耐陰性
日なたを好みます。

・花色
赤紫〜ピンク、白

・開花時期
10月〜11月

ミューレンベルギア・カピラリスの育て方カレンダー

・時期
8月頃から苗が出回ります。ホームセンターなどでは見かけないかもしれません。通販を利用して専門店で購入しましょう。

・植え付け
入手したらすぐに植え付けます。地植えでも鉢植えでも構いません。

・肥料
特に必要ありません。たまに水やり代わりに既定の量で薄めた液肥を与えてもよいでしょう。

・開花
10月〜11月

ミューレンベルギア・カピラリスの栽培環境

※画像はミューレンベルギアの種子

・日当たり・置き場所
通年、日なたを好みます。真夏の直射日光にもよく耐えます。

・用土
地植えの場合:
特に選びませんが、水はけのよいように耕して腐葉土などすき込みましょう。
鉢植えの場合:
市販の培養土を利用すると便利です。

ミューレンベルギア・カピラリスの育て方のポイント

・水やり
地植えの場合:
降雨があれば、特に水やりは必要ありません。日照り続きの時は水やりをします。
鉢植えの場合:
用土が乾いたらたっぷりと与えます。冬は控えめにします。

・肥料
特にいりませんが、成長期の春と秋に固形肥料や液肥を与えてもよいでしょう。

・病害虫
特にありません。

ミューレンベルギア・カピラリスの詳しい育て方

・選び方
ほとんどの場合、通信販売で入手することになります。3.5号以上のサイズを選ぶとよいでしょう。

・植え付け
購入したら植え付けます。

・植え替え・鉢替え
地植えの場合:
特に必要ありません。株が込み合って来たら、蒸れ防止のため、株分けして間隔を開けるとよいでしょう。
鉢植えの場合:
育成期の春、大きくなる植物なので、大きめの鉢に植え替えます。ススキと同じくらいの大きさと考えてよいでしょう。

・剪定・花後
花後は株元から切り取ります。種子を取りたい場合は花茎を残します。

・収穫
切り花:
秋に穂が出たら切り花にできます。
種子:
晩秋にピンクの穂が茶色くなったら種子を採種します。

・冬越し
冬越しは、葉が枯れて休眠期に入ります。来春また芽吹いてきます。

・増やし方
種まき:春になったらばらまきし、発芽したらポットあげします。開花は1〜2年後の秋になるでしょう。こぼれ種でもよく増えます。大きくなるので、生えてほしくない場所に生えているのを見つけたら抜くようにしましょう。
株分け:春の植え替え時に、株分けして植え付けます。

監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。

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