大谷翔平選手の愛犬、「コーイケルホンディエ」はどんな特徴なの?

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「コーイケルホンディエ」は、大谷翔平選手の会見に登場した愛犬「デコピン」の犬種です。
話題沸騰中のコーイケルホンディエですが、日本では1年間で登録が150頭ほどと、出会える機会はそれほど多くありません。

今回はそんな気になるコーイケルホンディエの性格・特徴を解説。さらに名前の由来や歴史、大谷選手とデコピンの関係性まで深堀りしていきます。

コーイケルホンディエってどんな犬?性格・特徴を解説

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コーイケルホンディエは元気いっぱいで活発な犬種です。
古くから猟犬として活躍していたため、獲物を捕らえるための観察眼や一瞬のスピードがあります。一方で猟犬でありながら穏やかな性格で、誰に対してもフレンドリーな一面を持ち合わせています。
頭の良さもあり、社会性を守ろうとする性格も特徴の1つ。飼い主から教えられることも、彼らにとって苦ではないそうです。
ただしコーイケルホンディエだけに限りませんが、頭の良い犬種は悪いことも記憶してしまう可能性があるため、分別をしっかり教えてあげることも大切です。
平均寿命は13.4歳で、一般的な中型犬と大きな差はありません。健康面では頭数自体が少ないため血統が限られ、近親交配による遺伝疾患があるとのこと。
一日でも長く一緒に暮らすためには、定期的な健康チェックが大切です。

コーイケルホンディエの名前の由来は?オランダの歴史と深い関わり

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コーイケルホンディエは「鴨猟の犬」というオランダ語が由来です。
オランダで猟犬として活躍しだしたのは、1500年代まで遡ります。猟師があえて目を合わせないことで鴨を近づける「狐」の行動を見て、この役割をコーイケルホンディエにやらせようと考えたそうです(諸説あり)。
オランダで定着したコーイケルホンディエは、レンブラントやフェルメールといった著名な画家の絵画にも登場します。庶民だけでなく貴族を描いた作品まで登場しており、どれだけ国民的な犬種であったかがうかがえます。しかし第二次世界大戦の影響で数は激減、一転して絶滅の危機に瀕するのです。大戦中にハーデンブルグ男爵夫人が行商人の力を借りて、農場にいたメスを探し出しました。「トミー」と名付けられたこのコーイケルホンディエが、現在の基礎犬になったと伝えられています。
徐々に数を増やしていき、1971年オランダケンネルクラブによってついに公認犬種となりました。

大谷翔平選手とコーイケルホンディエ「デコピン」の関係とは?

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大谷選手の横に突如現れた愛犬「デコピン」は、野球ファンのハートを一瞬で鷲掴みにしました。
デコピンは愛称で、本名は「デコイ」です。コーイケルホンディエの別名「ダッチ・ディーコイ・スパニエル」に由来しています。
大谷選手は寝具メーカーのインタビューで、当時「寝る時は頭の横か足元にいる」と答えていました。犬にとって背中をあずけて寝る行為は、大きな信頼の表れです。
また大谷選手がゲームのCMに出た際には、デコピンのためにぬいぐるみを持って帰ったという、大谷選手側の愛情を感じられるエピソードもありました。
大谷選手結婚後は、奥さんとデコピンがスタジアムのスイートルームで観戦する姿も目撃されています。大谷選手にとって、デコピンが活躍する大きな原動力になっていることは間違いありません。

まとめ

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オランダからやってきたコーイケルホンディエは、日本でも認知度が年々高まっています。
穏やかで人懐っこいコーイケルホンディエは、人間との相性も抜群です。一方で繊細な部分や長めの散歩が欠かせないなど、飼うのが難しい一面もあります。
飼いたいと思っている方は、より深くコーイケルホンディエの特徴や性格を学んだ上で、家族に迎えるか検討することをおすすめします。
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