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飼いやすいデグーの世界をご紹介

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感情表現が豊かで、愛嬌たっぷりの「デグー」。ヨーロッパではペットとして飼われており、最近は日本でも高い人気となっています。今回は「デグーの飼い方や飼う際の注意点」を紹介します。

テンジクネズミの仲間の「デグー」とは

南米チリの山岳地帯に生息する「デグー」。好奇心や社会性があるため、リスやハムスターよりも人に懐きやすいです。体長は12?20センチほどで、体重は350グラム以下。同じサイズの齧歯類の中では知能が高く、人間の3歳児並みと言われています。集中力や学習性があるので、簡単な芸を仕込むことも可能。鳴き声は15種類以上あり、音声によってコミュニケーションを行います。家族としての関係性を築くためにも、こちらから地道にコミュニケーションを取ってみましょう。実際にデグーを飼う場合には、ケージ・給水器・寝床・砂場・回し車・かじり木・ヒーターなどの準備が必要です。理想の温度は25°C前後、湿度は50%前後。デグーは体温調節が苦手なので、温度や湿度の管理が大切です。

デグーの特徴と種類

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デグーはテンジクネズミと同じげっ歯目です。ただしネズミとは食性や活動時間が全く違います。デグーは草食で、人間に懐きやすいです。したがってウサギを飼った経験があれば、デグーの飼育はそれほど大変ではありません。ペットとして飼われているデグーは、細かく分けると10種類以上あり、見た目も様々。価格はカラーによって大きく変動し、希少種は入荷数が限られるため、茶色やグレーの毛で覆われた野生種よりも高値が付きやすいです。具体的にはホワイトやクリームは日本では珍しく、価格相場が高くなります。ブラックはあまり流通していない海外種なので、探すのも難しいかもしれません。

デグーの上手な飼い方

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デグーにとって砂浴びはお風呂のようなもの。皮脂を落として体を清潔に保つためにも、週に3回〜5回は砂浴びをする時間を作り、週1回は砂を交換しましょう。またデグーは運動が好きな動物です。運動不足解消のためにも、毎日部屋の中を散歩させることが重要。散歩の際にスキンシップを取れば、距離も縮まりやすいです。

デグーを飼うための注意点

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デグーには何でもかじる習性があり、電気が通るコードなどを噛んで感電してしまう可能性があります。そのためケーブルボックスやモールなどを使って、コードを隠すことが大事。好奇心から小さいものを口に含んでしまい、喉に詰まらせる危険性もあります。例えば小さいアクセサリーやビニール袋は要注意。とくに散歩の前には、誤飲や誤食につながるものを片づけておきましょう。

まとめ

デグーはとても人懐っこく、日々のお世話も比較的簡単な動物です。ペットを飼うのが初めてでも挑戦しやすいので、大切な家族として迎え入れてみてはいかがでしょうか。
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