最初が肝心!チワワの飼い方としつけ方について

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小さい身体でも活発で勇敢!頼もしい犬種チワワ

世界最小の犬種であり、日本でも世界でも大人気の犬種と言えばチワワです。
身体は小さいのに吸い込まれそうな大きな瞳が印象的。耳は立耳で口元は短め。何とも愛らしい表情は周囲を一瞬にして笑顔にしてくれます。
日本で飼育され始めてから40年以上が経過していますが、狭い住宅でも飼えるため、その人気はとどまることを知りません。
見た目はとびきり愛らしいチワワですが、性格の良さも抜群。
しかも陽気で人懐っこくて活発です。
飼い主を主人と認めたら忠実で献身的。飼い主さんに甘えることが何よりも好きです。
また、見た目とは違い、自分の身体の小ささをものともせず、危険と感じるものには吠えて立ち向かっていくほどの勇敢さを持っているところも魅力的。
大きな身体の男性や大型犬でも堂々と立ち向かっていく姿はまさに小さな戦士。
見た目とのギャップに飼い主はますますチワワの虜になっていきます。
しかし、そんな愛くるしいチワワを初めて飼う場合、しつけ方がわからず、チワワの思い通りに飼い主が動き、甘やかせてしまうと飼い主を飼い主と認めなくなってしまいます。
そうなるとただのわがままで乱暴な犬のまま大人になってしまい、攻撃性のある問題犬になってしまう危険性があります。
たとえ身体が小さくてもあまりにてこずらせる犬に育ってしまうと大変です。
最初が肝心。愛情を込めながらしっかりとしつけることが大切なのです。

チワワの基本的な飼い方について

チワワは身体が小さくとても活発で身軽な犬種です。
しかしその分暑さと寒さには弱い犬ですので飼う時は快適な室内で育てるのが基本となります。

チワワは活発な犬なのであまり段差の高い環境のある部屋は危険。平気で登ってしまい、降りる時に足を怪我してしまう、骨折してしまう可能性があるので注意が必要です。

また、噛み癖があるときはコードなども噛んで傷つけでしまう可能性があります。
ふとしたことが事故とならないよう注意しましょう。
チワワの歩くところに薬や小さな電池、ビーズなど興味をそそるものが落ちてないようにすること。万が一飲み込んでしまうと命に関わります。
掃除はこまめに行いましょう。
床がフローリングだとつるつる滑り、足を痛めてしまう危険性があります。ずれにくく、歩きやすいシートを敷くなど工夫しましょう。
室内の温度は25度が基本。あまりに寒い時はペット用ヒーターを。暑い時はクーラーで調節しましょう。

チワワは身体が小さくてもお散歩が大好きで好奇心旺盛です。家の中だけではストレスが溜まってしまう犬もいるので社会性を身につけるためにも毎日の散歩も心がけましょう。

水は毎日清潔なものを与え、こまめに取り換え、餌は成長に合った段階のもの、良質のものをあたえましょう。
おやつはしつけの際のご褒美に少し上げる程度にし、肥満防止のため与えすぎないように注意しましょう。
人間の食べている食事は味が濃いので基本的に与えない事。
また、犬が食べては危険なタマネギやアボカド、レーズン、チョコレートなどは与えないようにしましょう。犬が食べてはいけないものは他にもあるので、きちんと調べておくことが大切です。

目ヤ二、耳垢、涙やけ、爪、肛門などのチェックや日々チェックをしてお手入れすること。ブラッシングやハミガキなども大切です。
日々の健康チェックで少しでも気になるところ・異常があった場合は早めに獣医さんに診てもらいましょう。

チワワのしつけ方について

チワワのしつけは他の犬とも同様、小さいうちから始めましょう。身体は小さくても大人になるのはあっという間です。
目安は生後3ヵ月から。まずトイレは根気よくトレーニングを行いましょう。
排泄のタイミングを見てトレーニングを行うのが成功のコツ。
朝起きた時、食後、水を飲んだ後などチワワの日頃の動きからタイミングを見つけて一定のトイレの場所に誘うようにしましょう。

生後3ヵ月ころからは社会・人間との関わりも大切となります。
無駄吠えや噛み癖を付けないためにも、沢山の人と触れ合い、経験させることも大切です。
チワワは頭が良く、賢く覚えも早いので飼い主が愛情を込めながらも危険な事やいけないことはちゃんと注意をし、褒める時はしっかりほめること。
家族のいう事はきちんと守れるよう、しつけの仕方は家族共通方法で行うようにしましょう。
人間への甘噛み癖はつけさせないこと。
人に噛むときは嫌な音のおもちゃを鳴らし、大きな声で痛いというなど犬をびっくりさせて嫌なイメージをつけさせるとスムーズにしつけられます。
噛んで良いもの、悪いものをしっかりと教え込みましょう。
いけないものを噛んだ時は噛んで良い犬用のガムやおもちゃなどに意識を向けるようにすると良いでしょう。

お座り、待て、伏せ、などは毎日根気よく教えましょう。
焦らないように、気長な気持ちで行うことが大切です。
しつけを行う際は飼い主としてリーダーとして毅然とした態度で取り組む事。
ごほうびのおやつを用意し、出来たらしっかりと褒めてあげましょう。
散歩の際にも途中で気を落ち着かせるためにも、危険から身を守るためにもお座り、待て、伏せができるよう、訓練を忘れないようにしましょう。

日々のしつけで信頼感が生まれるとチワワとのコミュニケーションもスムーズとなり、良い関係性が生まれ、人間にとってもチワワにとっても楽しく快適で楽しい毎日を過ごせるようになります。
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