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広大な池に咲き乱れる蓮の花を観に福井へ! 〜あわら温泉に癒されて、名酒「黒龍」と若狭の岩牡蠣で舌鼓〜

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美しく咲き乱れる蓮の花を観に福井県へ出かけませんか? サスペンスドラマで有名な東尋坊やおしゃれな眼鏡で注目を浴びている鯖江、レトロな街並みが素敵な三国湊など、福井県には見どころがたくさんあります。また、日本海に面している福井県には、若狭の岩牡蠣や越前ガニなど美味しい海の幸も揃っているんです。今回は、そんな福井県の魅力に迫っていきたいと思います。

優雅に咲き誇る満開の蓮を観に花はす公園へ

福井県南越前町に位置する花はす公園では、毎年7月上旬〜8月中旬にかけて蓮の花が満開を迎えます。のどかな風景が広がる花はす公園には約130種類もの世界の花はすが植えられており、なかには千葉県の検見池の地下で眠っていたはすの実が2000年ぶりに蘇ったという「大賀蓮」の姿も観ることができます。そのほかにも、中国の白万々蓮やネパールのネール蓮、アメリカのミセス・スローカム蓮や日本の藤壺蓮、さらには50年前ほど前に途絶えていましたが、東日本大震災の影響で福島県で突如芽吹いたとされる白蓮「萬歳楽」も花はす公園で観られます。

ちなみに花はす公園では蓮の花が開花を迎える時期に合わせて、毎年約1か月間「はすまつり」が開催されます。「はすまつり」では満開に咲き誇る蓮の花を見物できるだけでなく、花はすの撮影会や料理体験など、花はす関連の催し物もいろいろ行われているので、ぜひ足を運んでみてください。

花はす公園
住所:福井県南条郡南越前町中小屋64-41
開園時間:入場自由
入場料金:無料(はなまつり期間中は清掃協力金200円)
HP:http://www.minamiechizen.com/

福井が生んだ銘酒・黒龍でのどを潤す

福井県に位置する黒龍酒造は1804年(文化元年)創業の老舗の酒蔵です。初代蔵元石田屋二左衛門が良水にめぐまれた松岡の地で酒造りを始めて以来、「良い酒を造る」という信念を守り、黒龍酒造ならではの清酒を追求してきました。1975年には、フランスで学んだワインの熟成技術を日本酒に応用した商品「黒龍 大吟醸 龍」で、大吟醸酒の市販化に成功。2015年には「黒龍」「九頭龍」の商品ラインナップを一新し、「冷やしておいしい、燗しておいしい」という温度帯による日本酒の楽しみ方を提案しています。



また、蔵元が大切にしている“黒龍酒造らしさ”とは、料理を邪魔せず、料理と共に楽しめるお酒であり、一杯、もう一杯と、繰り返し飲んで頂ける様な、飲み手に寄り添うお酒であること。現在黒龍酒造では品質と衛生面の向上を目的に新たな技術を導入するなど、創業時からの伝統と最新技術を融合させ、温故知新の酒造りに挑戦し続けています。

黒龍酒造が手掛ける主力商品「黒龍」は、酒蔵の近くを流れる福井県最大の河川「九頭竜川」の伏流水と日本随一の米どころである兵庫県東条産の山田錦や、福井県大野市阿難祖地頭方(あどそじとうほう)地区産の五百万石を掛けあわせてつくられています。こだわりぬいた原料と温故知新の技が織りなす味わいをぜひ一度ご賞味ください。

黒龍酒造(本社)
住所:福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-38
電話:0776-61-6110(お問い合わせ)
公式HP:http://www.kokuryu.co.jp/

【趣味時間 おすすめ】黒龍 大吟醸 龍 720ml






福井・黒龍酒造
原材料: 40%精米兵庫県産山田錦
保存方法: 要冷蔵10℃以下
(開封後はお早めにお召し上がりください)

ワインの熟成を応用し、全国に先駆けて1975年に発売したロングセラー大吟醸酒。
蔵人の情熱が上品な果実香と上質な味わいを生み出します。

若狭の岩牡蠣を堪能

福井県に位置する若狭湾は、海がきれいでかつ海に面した山々をはじめとする自然が豊かであることから、岩牡蠣をおいしくする条件が揃っていると言われています。実際に若狭の岩牡蠣は大ぶりで身が引き締まっているものが多く、食べごたえも抜群です。

一方で、若狭湾で獲れる岩牡蠣はすべて天然ものなので、捕獲するのに労力を必要とするといわれています。そんな若狭の岩牡蠣の捕獲が行われているのが福井県小浜市です。福井県の漁連小浜支所では6〜8月にかけて、漁師さんたちの手で苦労して水あげされた岩牡蠣を殺菌冷海水で最低20時間以上洗浄しています。こうして生食できるような安心・安全性を確保した、新鮮な岩牡蠣が市場に送られているのです。

福井県内には若狭の岩牡蠣を思う存分堪能できる飲食店も多くあります。大ぶりで身が引き締まった若狭の岩牡蠣はまずは生食でいただくのがおすすめです。口に入れた瞬間に広がる磯の香りとぷりぷりとした食感をぜひ実際に味わってみてください。

観光を満喫した後はあわら温泉で癒しの時間を

あわら温泉は年間100万人以上が湯治に訪れる福井屈指の温泉地です。「関西の奥座敷」とも呼ばれており、古くからたくさんの人が足を運んでいたと言われています。あわら温泉は周囲に田園風景が広がっていることからも、現代でも落ち着いた佇まいが残る温泉街として人気を集めており、また点在する旅館も風情あふれるところが多くあります。

また、国指定の天然記念物・名勝でもある東尋坊や永平寺、海水浴場、スキー場などへのアクセスが良いところもあわら温泉の魅力のひとつ。観光やレジャースポーツで疲れた身体をぜひ落ち着いた空間で癒してみてください。

あわら温泉
電話番号:0776-77-2040(芦原温泉旅館協同組合)
HP:http://www.awara-onsen.org/html/index2.html

初夏の福井県を満喫しよう

これからの初夏の時期、魅力あふれる福井県を旅してみませんか? 目にも舌にも体にも嬉しい旅行をぜひ福井県で満喫してみてください。
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