シェルティを子犬から無駄吠えせず、噛まない犬に育てたい!

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子犬の時のしつけがとても重要なシェルティ

美しい毛並みと見るからに賢そうな魅力的な顔立ちで大人気なのが牧草犬として活躍して犬種であるシェルティです。
シェルティという名前は通称であり、ちゃんとした名はシェットランドシードドッグと言います。
これはシェットランドの牧羊犬という意味であり、島の名前そのものが名前になっているとても珍しい犬種です。
シェルティは牧羊犬だけあって頭の回転が良く、物覚えも早く、きちんと人間の指示に従えるので、しつけをする際にも比較的やりやすい犬種です。

しかしその反面、大きな声で良く吠え、しつけ方を間違えると噛み癖が出やすいという問題行動が出やすい傾向があるため、子犬の時のしつけを徹底しないと大人になっても攻撃的となってしまう場合があります。
また、甘えているつもりでも、遊んでいるうちに甘噛みとの区別がつかなくなり、ついつい遊びの域を超え、噛む力が強くなり、相手を傷つけてしまう危険性があります。
噛んで少しでも人を傷つけてしまったりすると大きなトラブルとなってしまうので絶対に避けなければなりません。
シェルティの子犬を飼う際は吠えやすく、噛みやすい犬種という事を常に念頭に置き、子犬から大切に愛情をこめて育てていきましょう。

シェルティの子犬を無駄吠えしないようにしつけるには

シェルティには大きな声で無駄吠えしやすいのが特徴の犬種です。
これは牧羊犬として羊を誘導し、時には威嚇して大きな声で吠えていたためその性質の残りで無駄吠えしやすいと言われています。
牧羊犬としては大きな声は役立ちますが、そうではない場所では大きな騒音となってしまいます。
無駄吠えというのは飼い主にとってはあまり気にならなかったとしても犬が嫌いな人にとってはとても大きな迷惑となります。
無駄吠えが多いというのはあまりメリットが無く、ご近所の方や良く訪れる方の中に犬が苦手な方がいた場合、大きなトラブルの原因となりかねません。
特に騒音に関して現代は特に敏感になっており、神経質になっています。
また、性質だけではなく、生活環境が原因で起こる無駄吠えもあります。
例えば大きな音が人の出入りが激しい環境ですと、常にシェルティの警戒心が強くなり吠えやすくなります。さらに遊び過ぎで興奮し過ぎると無駄吠えを起こす場合があります。
また、運動量が少なすぎるとストレスがたまり、欲求不満となるため暴れ、吠える量が増える場合があります。

そして子犬を育てる時に特に注意しなくてはならないのが甘やかしすぎです。
可愛いからとついつい犬を甘やかしすぎて犬の要求に応えてしまうと、立場も逆転し、要求を満たすまでは飼い主に対して吠えるようになってしまいます。
こうなるとしつけもやりづらくなり、無駄吠えをしないようにしつけることが困難となってしまうので注意しましょう。

シェルティを無駄吠えしないようにしつけるにはまずは感受性の一番高い時に人間に対しての警戒心を無くし、良い印象を与えるようにしつけること。
家族以外の人に合わせ、触れさせ、インターホンを鳴らしてもびっくりしないように色々な体験をさせましょう。
人間というのは自分を襲うものではない、縄張りを襲わないと判断させるようにしつけるのがコツです。
子犬が4か月以上になり、免疫力が付いてきたらお散歩も積極的にさせ、他の犬とのコミュニケーションなども出来るようにしましょう。
ストレスで吠えることの無いよう、運動量をコントロールしてあげること、家族とのふれあいの時間も大切にしましょう。

吠えた時は短く悪いことは悪いと叱り、吠えずにいられたときはしっかりと褒めるなどメリハリあるしつけをすることが大切です。
しつけは根気が必要ですので最初が肝心。しっかりとしつけましょう。
家族とはきちんと話し合い、しつけの方法は統一することも重要です。

もともとシェルティは賢く、知能が高く、まじめな性格なので子犬のころに人の言葉を理解させてしまえばスムーズに無駄吠えしないようにしつけられます。
あまりしつけに自信が無いという場合は、犬のしつけ教室などにお願いする方法もあります。

シェルティの子犬の噛み癖はどのようにしつければよいのか

シェルティは牧羊犬として羊の足にかみつき、誘導していた名残が強くあり、噛み癖が出やすい犬種です。
すべて噛んではいけないというとストレスが溜まりますので、噛んで良いものと悪いものをはっきりと区別をつけ、しつけることが大切です。
人間に対しては甘噛みもいけないという事を子犬のころからしっかりと教えましょう。
甘噛み程度は可愛いしぐさで良いと放っておくと区別がつかなくなってしまいます。
無駄吠えと共に家族で統一したしつけを心掛けましょう。

噛んで良いおもちゃやガムなどを上手に与え、十分に噛ませてあげること。
また、退屈過ぎるとあらゆるものを噛んでしまう可能性があるので家族との触れ合う時間・遊ぶ時間・散歩や運動する時間を大切にしてあげましょう。
そういった時間が無い、面倒くさいというのであれば最初からシェルティは飼わないこと。

シェルティの性質を充分に理解したうえで、最後まで大切に育てる覚悟をもち、家族として子犬を受け入れましょう。
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