実際はどうなの！子犬でも怖い？ドーベルマンの性格と特徴とは

用心棒としてももってこい、見た目は強面、身体も大きいドーベルマンの性格は当然攻撃的であろうと思っている方はとても多いと思います。
しかし、実際にドーベルマンを飼ってみるとそれは大きな偏見であることがわかります。
本来のドーベルマンはとても温厚で甘えん坊。しかも人懐っこいという3拍子揃ったとても飼いやすい犬なのです。
人間でも色々な性格があるように、すべてのドーベルマンが温厚という事ではありませんがトータル的に見て愛情豊かでとても人懐こく、温厚な犬が多い犬種なのです。
さらに、人懐こいだけでなく性格も素直。
とても頭も良く、賢いので、しつけもしやすいのが特徴です。

ドーベルマンはアメリカンタイプとヨーロピアンタイプの2種類があります。
大きさはヨーロピアンタイプの方が大型でがっちり。アメリカンタイプはヨーロピアンよりも小型で美しい筋肉が発達した体型が特徴的です。

いざ飼ってみると見た目とのギャップの違いに驚き、ほとんどの飼い主様が見た目との違いの魅力にはまり、深い愛情を覚えます。
飼いやすく、他の犬にはない個性的な魅力に一度飼うと、犬を飼うならドーベルマン以外は飼えなくなると言う飼い主様も少なくありません。

ドーベルマンはしつけも行いやすく、とても賢いので、警察犬や軍用犬としてもちゃんとした仕事を果たせる犬です。
しかし、性格が素直で、飼い主に対しても忠実な分、訓練次第、しつけ次第では、攻撃的な犬にしてしまう事も可能。
番犬として飼うつもりで襲撃訓練をしてしまうと、攻撃性のある犬と変わってしまうので飼い主には忠実で甘えん坊でも、外部からの危険を感じた場合は飼い主を守るため、また自分の身を守るために、危険人物ではない人にも思わぬ行動に出る場合があるので注意が必要です。
通常であればドーベルマンは見た目だけで充分番犬として役立ちますので、子犬から大切にしつけて育てるのであれば、本来の穏やかな性格を大切にしてあげるのがベストです。
安易な攻撃的なしつけはしないようにしましょう。

強面だけど人気の高いドーベルマンの子犬の相場はおよそ20〜30万円です。
入手する方法はペットショップやブリーダーから購入する方法と里親として受け入れるという方法があります。
ペットショップで購入する場合はいくつかのペットショップを実際に訪れて、お店の状態や犬の健康状態などを良く確認すること。
サイトなどで調べて口コミや評価などをチェックしてみるのもおすすめです。

はじめてドーベルマンの子犬を飼うことに対して不安がいっぱい、色々な事を教えてもらいたいという場合はブリーダーから購入するのがおすすめ。
必要なしつけを済ませてもらった後で譲りうけることも可能です。
ドーベルマンのブリーダーはドーベルマンに関してはプロ中のプロ。
親切で本当に犬が好きなブリーダーですと、飼い方や今後のしつけの仕方なども丁寧に教えてくれます。
そのためには信頼のできる親切なブリーダーを見極めることが大切。実際にブリーダーから購入したドーベルマンを飼っている方に紹介してもらう、インターネットなどで調べる、ブリーダーさんに直接会って話をするなど、最初に下調べを充分に行いましょう。
安いからと安易に購入すると仔犬が病気もちだった、基本的なしつけがされていない、アフターケアが全くないなど、購入してから困ることになっては大変です。

また、お金はかかりませんが里親としてドーベルマンを受け入れるというのはかなりの覚悟が必要です。ある程度大きくなったドーベルマンだと、しつけに困って前の飼い主が手放してしまった、病気があるから手放した、凶暴で攻撃性が高くなったため手放したなど様々なリスクが考えられます。
子犬であれば凶暴な可能性は低いですが健康面などの心配などがありますので、きちんとそういったこともすべて受け入れる覚悟が無い場合は安易に受け入れないようにしましょう。

健康なドーベルマンの子犬かどうかを判断するには目元を見て目やにが付いていないこと、見た目に艶があり、元気そうである事、肛門周辺が汚れていない事、歩き方が不自然ではない犬であることをチェックしましょう。
大切な家族として受け入れたら最後の最後まで大切に育て、愛してあげましょう。
愛情をかけて大切に育てれば、ドーベルマンもいつも穏やかで楽しく過ごすことができ、家族を見守ってくれます。

ドーベルマンの子犬を飼おう！飼いたい！と思ったら、まずは焦らず、深呼吸。
何事があっても責任を持ち、命を預かるという勇気があるかどうか、飼いたいと願っている、飼おうとしている本人が自分自身に問いかけてみてください。