輝ける島・スリランカの紅茶はおいしい！

コーヒー

紅茶というのは緑茶と同様、産地や種類が違い味や香り、コク、深みにそれぞれに個性があり、適した入れ方があります。
紅茶は世界中に沢山生産地がありますが、世界で2番目に多い生産量を上げているのがスリランカ紅茶です。
輸出量はなんと世界第1位。世界に誇る紅茶生産国です。
スリランカ紅茶はまだスリランカという国が無い時代のセイロン島で栽培を開始しました。そのため別名セイロンティーと言われています。
セイロン島は最初コーヒーの栽培がおこなわれていましたが、さび病という病気が出た時に大きなダメージを受け、その後紅茶の栽培も始めることとなり、徐々にコーヒー農園は減少。
その代わりどんどん茶園が増えていき、セイロンティーの生産量を増やしていきました。
コーヒーの生産よりも紅茶は元気に育ち、セイロン島全体が茶樹に覆われるほどに成長。
莫大な生産量を生むようになり、現在に至ります。

スリランカの気候は紅茶には最適と言われており、標高の違いで特徴の違う紅茶が生産されています。
標高1200メートル以上もあるところで生産される紅茶は高地茶（ハイグロウンティー）と言われ品質は最高級。味と香りのバランスは最高です。
ウヴァ茶やヌワラエリヤ茶そしてディンブラ茶などがあります。
標高600～1200メートルで生産されるのは中地茶（ミディアムグロウンティー）と言われ、キャンディ茶などが挙げられます。クセが少なく、まろやかで日本人に合う紅茶です。
標高600メートル以下は低地茶（ロウグロウンティー）と言われ、ルフナ茶などが代表的です。口当たりがよく、濃い目で渋味が少なめ。ミルクティーとして最適。
印象に残る味わいの紅茶です。
このロウグロウンティーは最もアラブ諸国では人気の紅茶です。

スリランカ紅茶を購入したい！と思ったら思い切ってハイグロウンティー、ミディアムグロウンティー、ロウグロウンティーと3種類を少量ずつ購入し、同じように紅茶を淹れ、飲み比べてみるのがおすすめ。
何故ハイグロウンティーが最高級品と言われているのか、ミディアムグロウンティーはクセが少なく親しみやすい紅茶であるのか、ロウグロウンティーがミルクティーに合う紅茶と言えるのかが味わってみるとわかります。
魅力溢れるスリランカ紅茶を飲めば一度にファンになる事間違いなしです。
紅茶はミネラル・ビタミンを補給することが出来、ストレス緩和や疲労回復にも役立つ優れもの。香りはアロマテラピー効果があり、イライラした気持ち、せかせかした気持ちをほぐし、リラックスさせてくれます。