パンジー
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植物名:パンジー
学名:Viola×wittrockiana
英名:Pansy、Viola
和名:パンジー、サンショクスミレ(三色菫)
科名:スミレ科
属名:スミレ属
原産地:ヨーロッパ(パンジーの原種はなく園芸品種)
英名:Pansy、Viola
和名:パンジー、サンショクスミレ(三色菫)
科名:スミレ科
属名:スミレ属
原産地:ヨーロッパ(パンジーの原種はなく園芸品種)
パンジーの特徴
パンジーのもととなった野生種はヨーロッパ原産のビオラ・トリコロール、ビオラ・ルテア、ビオラ・アルタイカ、ビオラ・コルヌータの4種で、複雑な交雑を経ており、全容がわからなくなっています。
パンジーは、イギリスの園芸家トンプソンが19世紀にトリコロールを元に品種改良を重ねた結果生み出した「heartsease」が始まりといわれています。
ビオラの中の花径が4cm以上のものを「パンジー」とされていましたが、花径の大きいビオラもあれば、小さいパンジーもあり、現在では区別があいまいになっています。
パンジーは夏の高温多湿に弱いため、ヨーロッパでは常緑の多年草ですが、日本では寒冷地であっても一年草として扱います。
パンジービオラは品種改良の歴史が200年以上あり、現在も毎年100種類以上の新品種が世界中で生み出されています。
パンジーは、イギリスの園芸家トンプソンが19世紀にトリコロールを元に品種改良を重ねた結果生み出した「heartsease」が始まりといわれています。
ビオラの中の花径が4cm以上のものを「パンジー」とされていましたが、花径の大きいビオラもあれば、小さいパンジーもあり、現在では区別があいまいになっています。
パンジーは夏の高温多湿に弱いため、ヨーロッパでは常緑の多年草ですが、日本では寒冷地であっても一年草として扱います。
パンジービオラは品種改良の歴史が200年以上あり、現在も毎年100種類以上の新品種が世界中で生み出されています。
パンジーの詳細情報
園芸分類:草花、一年草
草丈・樹高:10〜30cm
耐寒性:強い
耐暑性:弱い
耐陰性:日陰では徒長して花数が少なくなる
花色:黄、紫、赤、ピンク、白、青、橙、黒など
開花時期:10月〜6月
草丈・樹高:10〜30cm
耐寒性:強い
耐暑性:弱い
耐陰性:日陰では徒長して花数が少なくなる
花色:黄、紫、赤、ピンク、白、青、橙、黒など
開花時期:10月〜6月
パンジーの育て方カレンダー
出回り時期:通年(種)、9月下旬〜11月、3月〜4月(ポット苗)
種まき:8月下旬〜9月上旬
植え付け・植え替え:10月下旬〜12月
剪定:11月下旬〜3月中旬(伸びてきたらその都度)
肥料:11月〜5月
開花期間:4日〜6日
種まき:8月下旬〜9月上旬
植え付け・植え替え:10月下旬〜12月
剪定:11月下旬〜3月中旬(伸びてきたらその都度)
肥料:11月〜5月
開花期間:4日〜6日
パンジーの栽培環境
日当たり・置き場所:日当たりと風通しのよい場所で育てます。
用土:
有機質に富んだ水はけのよい土を用います。
庭植えは、腐葉土をたっぷり混ぜ込んだ庭土を用いて、鉢植えは普通の培養土か、赤玉土小粒に半量の腐葉土を混ぜた土を用います。
元肥として、鉢植えも庭植えも緩効性化成肥料を土に混ぜ込んでおきましょう。
用土:
有機質に富んだ水はけのよい土を用います。
庭植えは、腐葉土をたっぷり混ぜ込んだ庭土を用いて、鉢植えは普通の培養土か、赤玉土小粒に半量の腐葉土を混ぜた土を用います。
元肥として、鉢植えも庭植えも緩効性化成肥料を土に混ぜ込んでおきましょう。
パンジーの育て方のポイント
水やり:
表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりします。
庭植えの場合は、根付いた後は自然の恵みだけで十分です。
冬の水やりは、暖かい日の遅めの午前中に行います。
肥料:
次々と花を咲かせていくために、毎月緩効性化成肥料を株元にまき、2週間おきに水やりの時に水の代わりに液体肥料を与えます。
病害虫:
うどん粉病・灰カビ病
水はけや風通しが悪いと発生しやすいので、病巣部分を取り除き、風通しを良くしておきます。
アブラムシ・ハダニ
春以降に発生しやすいので、あらかじめ予防薬を散布しておき、見つけたら駆除します。
ハダニは葉ごと取り除いた方が広がりにくくなります。
表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりします。
庭植えの場合は、根付いた後は自然の恵みだけで十分です。
冬の水やりは、暖かい日の遅めの午前中に行います。
肥料:
次々と花を咲かせていくために、毎月緩効性化成肥料を株元にまき、2週間おきに水やりの時に水の代わりに液体肥料を与えます。
病害虫:
うどん粉病・灰カビ病
水はけや風通しが悪いと発生しやすいので、病巣部分を取り除き、風通しを良くしておきます。
アブラムシ・ハダニ
春以降に発生しやすいので、あらかじめ予防薬を散布しておき、見つけたら駆除します。
ハダニは葉ごと取り除いた方が広がりにくくなります。
パンジーの詳しい育て方
選び方:
ひょろひょろしているものや、葉色が悪くて縮れているようなものはさけましょう。
ポットを持ってずっしりしっかりしていて、株元がぐらぐらしないものを選びましょう。
種まき:
パンジーの種は好光性なので、トレーやポットにバラマキした後、うっすら土をかぶせておきます。パンジーの発芽温度は15〜20℃なので、8月中旬〜9月頃、気温が30℃を下回ってから種まきし、水切れしないよう管理して、根がしっかり回ってきたら定植します。
植え付け:
庭植えは植穴を掘って、腐葉土と有機堆肥をたっぷり混ぜ込んで土を戻したところに植えつけましょう。
下の方のよく回っている根の部分を5mmほど取り除き、全体を4つに割るように軽く割くように広げてから、植えつけます。
一株が30cmくらいに広がるので、間隔をあけて植えましょう。
間引き:
種まきしたとき、混んでいるところの芽は摘んで、間隔を広げます。
剪定・切り戻し:
伸びて間延びしてきたら、全体を小さく切り戻します。
下の方に出ている小さな芽を伸ばすために芽を残してその上からザックリ切り戻します。
切り戻した後はしばらく花がありませんが、コンパクトな株に戻ってまた花も咲き始めます。
植え替え・鉢替え:
一年草なので植え替えません。
花:
花が終わったら種ができないように花茎の付け根から取り除きます。
収穫:
春に花殻摘みをしないでおいて、種を採ることもできます。
冬越し:
寒風や雪で葉色が悪くなることもありますが、枯れることはありません。
寒冷地では早めに植えつけてしっかり根付かせ、株元に腐葉土や藁などを厚めに敷いて保温しておきましょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど):
親と同じ花が咲くとは限りませんが、種を採って種まきして増やすことができます。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。
ひょろひょろしているものや、葉色が悪くて縮れているようなものはさけましょう。
ポットを持ってずっしりしっかりしていて、株元がぐらぐらしないものを選びましょう。
種まき:
パンジーの種は好光性なので、トレーやポットにバラマキした後、うっすら土をかぶせておきます。パンジーの発芽温度は15〜20℃なので、8月中旬〜9月頃、気温が30℃を下回ってから種まきし、水切れしないよう管理して、根がしっかり回ってきたら定植します。
植え付け:
庭植えは植穴を掘って、腐葉土と有機堆肥をたっぷり混ぜ込んで土を戻したところに植えつけましょう。
下の方のよく回っている根の部分を5mmほど取り除き、全体を4つに割るように軽く割くように広げてから、植えつけます。
一株が30cmくらいに広がるので、間隔をあけて植えましょう。
間引き:
種まきしたとき、混んでいるところの芽は摘んで、間隔を広げます。
剪定・切り戻し:
伸びて間延びしてきたら、全体を小さく切り戻します。
下の方に出ている小さな芽を伸ばすために芽を残してその上からザックリ切り戻します。
切り戻した後はしばらく花がありませんが、コンパクトな株に戻ってまた花も咲き始めます。
植え替え・鉢替え:
一年草なので植え替えません。
花:
花が終わったら種ができないように花茎の付け根から取り除きます。
収穫:
春に花殻摘みをしないでおいて、種を採ることもできます。
冬越し:
寒風や雪で葉色が悪くなることもありますが、枯れることはありません。
寒冷地では早めに植えつけてしっかり根付かせ、株元に腐葉土や藁などを厚めに敷いて保温しておきましょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど):
親と同じ花が咲くとは限りませんが、種を採って種まきして増やすことができます。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。