フジ
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植物名:フジ
学名:Wisteria
英名:Wisteria
和名:フジ(藤)、ノダフジ
科名:マメ科
属名:フジ属
原産地:日本(本州以南)
英名:Wisteria
和名:フジ(藤)、ノダフジ
科名:マメ科
属名:フジ属
原産地:日本(本州以南)
フジの特徴
フジはつる性の落葉高木で、万葉集の時代から親しまれてきた植物です。
4〜5月に蝶のような形の紫色の小花を房状にぶら下げます。
フジは園芸品種が多いのですが、花房が長く1房に約100花をつけ、つるが右巻きになる「ノダフジ」系と、花が大きめで花房が短く1房に30ほどの花をつけ、つるが左巻きになる「ヤマフジ」系の2系統に分けられますが、単に「フジ」というとノダフジを指すのが一般的です。
4〜5月に蝶のような形の紫色の小花を房状にぶら下げます。
フジは園芸品種が多いのですが、花房が長く1房に約100花をつけ、つるが右巻きになる「ノダフジ」系と、花が大きめで花房が短く1房に30ほどの花をつけ、つるが左巻きになる「ヤマフジ」系の2系統に分けられますが、単に「フジ」というとノダフジを指すのが一般的です。
フジの詳細情報
園芸分類:庭木・花木・つる植物
草丈・樹高:〜10m程度
耐寒性:強い
耐暑性:強い
耐陰性:日陰では花が咲かなくなる
花色:紫、白、ピンク
開花時期:4月〜5月
草丈・樹高:〜10m程度
耐寒性:強い
耐暑性:強い
耐陰性:日陰では花が咲かなくなる
花色:紫、白、ピンク
開花時期:4月〜5月
フジの育て方カレンダー
出回り時期:通年
植え付け・植え替え:11月〜3月(落葉期)
剪定:5月下旬〜6月下旬、11月〜3月
肥料:1月〜2月(寒肥)、5月(お礼肥)、6月〜9月(元気がないとき)
開花期間:5日〜14日程度
植え付け・植え替え:11月〜3月(落葉期)
剪定:5月下旬〜6月下旬、11月〜3月
肥料:1月〜2月(寒肥)、5月(お礼肥)、6月〜9月(元気がないとき)
開花期間:5日〜14日程度
フジの栽培環境
日当たり・置き場所:
フジは明るい半日陰でも育ちますが、できるだけ日当たりと風通しのよい場所で育てます。
用土:
フジは水はけと水持ちのよい土を好みます。
フジは乾燥を嫌うので、鉢植えは黒土に腐葉土を混ぜて、川砂や鹿沼土を混ぜて通気性を改良した土や、赤玉土小粒に半量ほどの腐葉土を混ぜた土を用いましょう。
庭植えは3割程度の腐葉土を混ぜた庭土を用いましょう。
フジは明るい半日陰でも育ちますが、できるだけ日当たりと風通しのよい場所で育てます。
用土:
フジは水はけと水持ちのよい土を好みます。
フジは乾燥を嫌うので、鉢植えは黒土に腐葉土を混ぜて、川砂や鹿沼土を混ぜて通気性を改良した土や、赤玉土小粒に半量ほどの腐葉土を混ぜた土を用いましょう。
庭植えは3割程度の腐葉土を混ぜた庭土を用いましょう。
フジの育て方のポイント
水やり:
鉢植えの水やりの基本は表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりします。
庭植えは根付いた後は基本的には自然の恵みだけで十分ですが、乾燥しがちな時はしっかり水やりします。
鉢植えは、花後〜8月中旬まで、鉢がすっぽり入る水を入れたバケツなどに鉢を入れ、腰水に浸けておくのもおすすめです。(生育の抑制と花芽の付きをよくする)
肥料:
1月〜2月に寒肥、5月に花後のお礼肥、6月〜9月、葉色や成長が鈍いとき、緩効性化成肥料を株元にまいておきましょう。
庭植えの寒肥は、株元に穴を掘って有機堆肥を埋めておきましょう。
病害虫:
根や接ぎ木部分にこぶができる根頭がん腫病にかかったときは抜き取って処分します。
枝や幹にこぶができるこぶ病は、病巣部分を削り取り、切り口に癒合剤を塗っておきます。
葉をくるくるまいて中に潜むハマキムシや、幹に潜んで中を食べつくすコガネムシの幼虫(テッポウムシ)が付くことがあるので、見つけたら駆除します。
鉢植えの水やりの基本は表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりします。
庭植えは根付いた後は基本的には自然の恵みだけで十分ですが、乾燥しがちな時はしっかり水やりします。
鉢植えは、花後〜8月中旬まで、鉢がすっぽり入る水を入れたバケツなどに鉢を入れ、腰水に浸けておくのもおすすめです。(生育の抑制と花芽の付きをよくする)
肥料:
1月〜2月に寒肥、5月に花後のお礼肥、6月〜9月、葉色や成長が鈍いとき、緩効性化成肥料を株元にまいておきましょう。
庭植えの寒肥は、株元に穴を掘って有機堆肥を埋めておきましょう。
病害虫:
根や接ぎ木部分にこぶができる根頭がん腫病にかかったときは抜き取って処分します。
枝や幹にこぶができるこぶ病は、病巣部分を削り取り、切り口に癒合剤を塗っておきます。
葉をくるくるまいて中に潜むハマキムシや、幹に潜んで中を食べつくすコガネムシの幼虫(テッポウムシ)が付くことがあるので、見つけたら駆除します。
フジの詳しい育て方
選び方:
接ぎ木部分にこぶがなく、幹がまっすぐ伸びたものを選びましょう。
幹に傷がある株はさけましょう。
植え付け:
フジの根は切らないで植えつけましょう。切ると何年も花が咲かなくなります。
長く伸びた根があれば、ぐるぐる巻いたまま植えつけます。
剪定・切り戻し:
花後から6月下旬までに混み枝や邪魔な枝を付け根から切り落とし、長く伸びすぎた枝を短く切り戻し、内部まで日が入るようにすると花芽が付きやすくなります。
藤の花芽は夏、今年伸びた短めのつるの基部につくので、11月以降、つるの基部の丸い花芽3〜4個を残してつるを切り詰めます。
植え替え・鉢替え:
鉢植えは2年おきに2月頃に植え替えます。
根を切らないように気を付けながら古い土を落とし、根をほぐしてから、長い根はぐるぐる巻いてまとめて植えなおします。
花:
花後実をつけないように、葉を切らないように、花芽の付け根から2cmほどを残して切り取ります。
収穫:
終わった花を残しておくと、実がなり、種が取れますが、木が弱るのでなるべくつけません。
冬越し:
冬でも土が乾きすぎないうちに水やりします。
豪雪地帯など特に寒さが強い地域では防寒処理をしておきましょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど):
接ぎ木、挿し木で増やすことができます。
挿し木の適期は3月〜4月、花後〜7月、接ぎ木の適期は3月です。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。
接ぎ木部分にこぶがなく、幹がまっすぐ伸びたものを選びましょう。
幹に傷がある株はさけましょう。
植え付け:
フジの根は切らないで植えつけましょう。切ると何年も花が咲かなくなります。
長く伸びた根があれば、ぐるぐる巻いたまま植えつけます。
剪定・切り戻し:
花後から6月下旬までに混み枝や邪魔な枝を付け根から切り落とし、長く伸びすぎた枝を短く切り戻し、内部まで日が入るようにすると花芽が付きやすくなります。
藤の花芽は夏、今年伸びた短めのつるの基部につくので、11月以降、つるの基部の丸い花芽3〜4個を残してつるを切り詰めます。
植え替え・鉢替え:
鉢植えは2年おきに2月頃に植え替えます。
根を切らないように気を付けながら古い土を落とし、根をほぐしてから、長い根はぐるぐる巻いてまとめて植えなおします。
花:
花後実をつけないように、葉を切らないように、花芽の付け根から2cmほどを残して切り取ります。
収穫:
終わった花を残しておくと、実がなり、種が取れますが、木が弱るのでなるべくつけません。
冬越し:
冬でも土が乾きすぎないうちに水やりします。
豪雪地帯など特に寒さが強い地域では防寒処理をしておきましょう。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど):
接ぎ木、挿し木で増やすことができます。
挿し木の適期は3月〜4月、花後〜7月、接ぎ木の適期は3月です。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。