家庭菜園

ブロッコリースプラウトの栄養と育て方を知りたい!

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スプラウトは、穀類や豆類、野菜などの種を発芽させ新芽や茎を食べるもので、最近では栄養価が高いと人気になっています。
特にブロッコリーのスプラウトは、よく販売されるようになり、美味しいのでおすすめです。
くせもなく、サラダなどで食べるといいですよね。
そんな人気のブロッコリースプラウトの栄養についてと詳しい育て方について、知ってみませんか。

ブロッコリースプラウトとは?

ブロッコリースプラウトは見たことがあるという人も最近では多いでしょう。
ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの種から新芽が出た状態のもので、カイワレ大根や「アルファルファ」などにも見た目が似ています。「アルファルファ」は、マメ科のムラサキウマゴヤシの新芽です。

ブロッコリーは、そもそも何の仲間かと言いますと、アブラナ科アブラナ属です。
種から育てることができる野菜です。ブロッコリーの種から発芽したてのヒョロヒョロとした芽を育てると、ブロッコリースプラウトです。
わざと人為的に新芽をヒョロヒョロと作り、それを食べる野菜です。

ブロッコリースプラウトの栄養は?

ブロッコリーは、ビタミンAやCが多く、抗酸化成分もあり、がんにもいいなどと言われているのは知っている人も多いでしょう。そして、その新芽のスプラウトには、成熟したブロッコリーの約7?20倍の「スルフォラファン」が入っていると言われています。体の余分なものを排出し、抗酸化成分となってくれるものです。

小さなブロッコリースプラウトの新芽にそうした力があるのですから、ぜひ食べたいですね。少し食べただけでも大きな栄養を採ることができる野菜と言えます。
気軽に栄養が取れておすすめです。

ブロッコリースプラウトの育て方は簡単?

栄養が高いと言われているスプラウトですが、スプラウトのタイプにもいろいろなタイプがあります。それぞれに育て方が異なりますので詳しく知ってみませんか。
ブロッコリースプラウトは、カイワレ大根と一緒で、暗い所で発芽させ、その後は日に当てて育てるのが育て方のコツです。緑の小さな双葉が出てきますので、小さな双葉の状態で食べるのが最適の食べごろです。

その育て方については、まず種を準備することが大切です。薬剤処理をされていない発芽する種を用意します。種の袋などに書かれていますので見てみましょう。
そして、やや深めで口の広い透明なパックなどを準備します。透明容器で育てると発芽の様子や茎の伸び方などを見ることができておすすめです。

まず、種は一晩水に漬けて水を吸収させます。2日程度で発芽しますので、それをキッチンペーパーまたはスポンジやバーミキュライト、パーライトなどの清潔なものを敷いた上に重ならないように蒔いていきます。

そして、ヒョロヒョロと育てていきますので、光に当てないように工夫して、アルミホイルなどで蓋をしておきます。朝晩しっかりと水やりは忘れないように育てていきます。水を切らさないようにくれぐれも注意しましょう。気温が暖かくなるとどんどん伸びていきます。

そして、スプラウトの茎が伸びて、双葉が出てきたら、アルミホイルを取って双葉が緑になるように日に当てます。緑になったら収穫可能となり、根元からハサミなどで一斉に切っていくといいでしょう。

ブロッコリースプラウト栽培で気を付けることは

とても簡単なブロッコリースプラウト栽培です。早く収穫できますので、育てるのも簡単でしょう。
気を付けることは、水を切らさないことなど、水分の調節です。敷いているキッチンペーパーやスポンジ、バーミキュライト、パーライトなどの状態をよく観察しておくことが大切です。水の量が多すぎても種が腐ってしまいますので、注意しましょう。

スプラウトの種の大きさによって水分を調整することが必要です。ブロッコリーの種は、1mm以下でかなり小さいので水の遣りすぎには注意するようにしましょう。

また、種を沢山蒔き過ぎて双葉が密集したために、水をやりすぎて葉が溶けてしまうこともあります。気温が高くて、水が腐ってしまうこともあります。水が腐っていないかは、水が濁っていないことや匂いで確認するといいでしょう。

水分調節をきちんとして衛生的に育てることがスプラウトを育てるコツで、不安なものは生で食べないで火を通すなどしましょう。

ブロッコリースプラウトの場合には種が小さいので、くれぐれも水分の遣りすぎに気を付けて育てましょう。

ブロッコリースプラウトは栄養があって育てるのも簡単!

ブロッコリースプラウトは、栄養もあって、抗酸化作用もあってがんなどにもおすすめと言われている野菜です。小さな野菜で栄養価が高いのでぜひ食べてみるといいでしょう。
自分で育てて食べてみるのは楽しいですよね。育てやすいブロッコリースプラウトをはじめ、様々なスプラウト作りを体験してみませんか。

水の調節と光の当て方を工夫してスプラウト作りをマスターしてみましょう。
一度育ててみると育て方は簡単に感じるようになりますよ。

監修:トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。
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