家庭菜園

美味しいルッコラを育てたい時のコツは?

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ルッコラは人気の野菜で、家庭菜園で育てているという人も最近ではよくいるでしょう。
美味しいルッコラを育てることができたら、料理にもいいですよね。
ルッコラの家庭菜園のコツ、お店で販売されているような美味しいルッコラをどうしたら育てることができるのかについて、コツをご紹介します。
家庭菜園ならではの美味しいルッコラの楽しみ方をしてみませんか。

ルッコラの栽培のコツはある?

ルッコラは、アブラナ科キバナスズシロ属の野菜です。
地中海沿岸原産の一年草で、少しゴマのような香りがして、辛みがあるのが特徴です。
サラダなどに使ったり、イタリアン料理に入れて炒めたり、ゴマのような香りを楽しむ料理がおすすめですよね。

ルッコラは、家庭菜園初心者でも育てやすくて、収穫も短期間でできる嬉しい野菜です。栽培のコツは、アブラナ科ですので、アオ虫とアブラムシなどが葉に発生しないように注意することが必要です。

害虫対策が必要ですので、害虫の発生を考えて秋以降に植えるのもコツです。耐寒性がありますので、寒い時期だけ室内に入れるなどして育てるのもいいでしょう。

美味しいルッコラを育てるには?

さて、美味しいルッコラを育てるコツはあるのでしょうか。
まずどんなルッコラが美味しいルッコラなのかについて考えてみます。それぞれの好みのルッコラがあってそれによっても異なるかもしれません。

葉の緑が濃いルッコラは、味も濃いのが特徴で、一方で若い時期に収穫したルッコラは、優しくてくせのないルッコラになります。
ルッコラのくせを楽しむならば、しっかりと成長した濃い葉がいいということになるでしょう。
お好みによって、いつ収穫したらいいかを考えたらいいですね。

一般的に、ルッコラの収穫は草丈が15cm以上になったら収穫でき、20〜25cm程度になったら、美味しい時期になると言われています。
サラダにするならば、柔らかなうちに収穫するのが良く、15cm程度に高さがなったら収穫し始めるのがおすすめです。

ルッコラは、また強い日差しに当たると、ルッコラの特徴の苦みが強くなります。苦みが苦手という人は、あまり強い日差しに当てないようにしましょう。夏は直射日光があまり当たらないようにし、水遣りもよくやることが大切です。

ルッコラの収穫方法には2つの方法が

ルッコラには、実は2つの収穫方法があります。
外葉から摘み取っていくか、全部株ごと取ってしまうかの方法があります。あまり保存が効かない野菜ですので、家庭菜園では必要な分だけ収穫するのがおすすめです。

あまり一度に必要でない場合は、外葉から摘み取って収穫するといいですよ。特にプランターで栽培している場合にはそうすることによって中の葉が成長し、長く収穫することができます。プランターで一度、外葉を収穫した後は、即効性のある液肥を与えておくと長く収穫が楽しめるようになります。

ただ、春に植えたルッコラは、夏に収穫する際にトウ立ちすることが多く、プランターに植えた場合も収穫する際に株ごと全部取ってしまうのがコツです。

そしてまた、ルッコラの丈が30cmになると、ルッコラの茎の先に種の入ったサヤができます。その前に全部取ってしまうか、そこまで大きくして種を採る分を残しておくようにするといいですよ。

間引きながら食べるルッコラも美味しい!

美味しいルッコラの育て方についてご紹介しましたが、ルッコラは種から育てることが多く、小さな苗の状態で何度も間引いて育てます。
その都度、間引いた小さな新芽や若葉を少しずつ食べるのも家庭菜園ならではの楽しみではないでしょうか。

間引いて摘み取ったものも、小さな時からルッコラの特徴的なゴマの香りがしていいですよ。
若い柔らかな葉を次々に収穫して食べていって、スペースがあるならば、種もその都度蒔いて育てるという方法もあります。

栽培までに最低だと30日程度で育っていきますので、その途中で収穫したり次を育てたりしていくのもいい方法です。
柔らかなルッコラをサラダなどで食べたいという人にはおすすめの栽培方法と言えるかもしれないでしょう。

ルッコラは新鮮なものをその都度収穫!

美味しいルッコラを育てるには、あまり強い直射日光に当てないようにし、苦みが強すぎないようにすることも大切です。
また、美味しいルッコラを育てる際には、収穫時期も大事なことになります。丈が15cm程度になった頃から収穫をしてみるといいでしょう。若い柔らかな葉はサラダに、大きく育った濃い緑の葉は、炒め物などにして、香りを楽しむのもいいかもしれませんね。

ルッコラは、保存があまり効きませんので、家庭菜園ではその都度収穫して新鮮なルッコラを楽しむのがおすすめです。
外側から収穫していくと長く楽しめますので、子ども達などと一緒に楽しみながら少しずつ収穫していくというのも楽しいのではないでしょうか。
秋植え、春植えなどと慣れてきたら一年中ルッコラ栽培を楽しむことができるようになるのではないでしょうか。

監修:トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。
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