ガーデニング

ホウセンカの育て方

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学名: Impatiens balsamina
英名: Rose balsam
和名: ホウセンカ(鳳仙花)
科名: ツリフネソウ科
属名: ツリフネソウ属
原産地: インド、マレー半島、中国南部周辺

ホウセンカの特徴

アジアの亜熱帯地方で自生していて、耐暑性が強い一年草です。
高温多湿な日本の気候にもよく合っていて、昔からよく知られています。育てやすく、種からでも育てられます。草丈は30cm〜60cmで直立していて、一重や八重の鮮やかな花を咲かせます。
「ツマクレナイ」などの別名があり、花びらから赤い汁が出ますので、それにミョウバンやカタバミの汁を混ぜて爪染めに使っていたことがあります。
最近では、アフリカホウセンカの「インパチェンス」が人気で、あまり植えられることが少なくなっています。

ホウセンカの詳細情報

園芸分類
草花

草丈・樹高
30〜60cm

耐寒性
弱い

耐暑性
強い

耐陰性
半日陰まで大丈夫です。

花色
赤、ピンク、白、紫、複色

開花時期
6?9月

ホウセンカの育て方カレンダー

時期
4月中旬〜5月中旬に種を蒔きます。苗は5月〜6月に植え付けます。6月〜9月で開花し、枯れます。

植え付け
5月〜6月に植え付けます。

肥料
6月〜7月に追肥します。

開花
6?9月に開花します。

ホウセンカの栽培環境

日当たり・置き場所
日当たりが良く、風通しのいい場所がおすすめです。連作障害があり、同じ場所に植えるのは、やめます。

用土
水はけがあって、適度に湿気のある水持ちのいい土がおすすめです。

ホウセンカの育て方のポイント

水やり
土が乾いたらたっぷりと水やりをします。乾燥しすぎるとよくありません。

肥料
元肥として、緩効性の化成肥料を混ぜ、6月〜7月に追肥として化成肥料をやればあまり肥料はいらないでしょう。

病害虫
病気は、雨の時期にうどんこ病気にかかりやすくなります。害虫は、ネコブセンチュウに気を付けます。花が咲かない時は疑ってみましょう。

ホウセンカの詳しい育て方

選び方
葉がきれいな苗を選びます。直根性の根がまだ根詰まりしていないものを選びましょう。

植え付け
ホウセンカは、直根性です。土を崩さないようにし、根をいじらないで植えるのがコツです。

間引き
種から育てた場合は、本葉が出てきた際に、1本になるように間引きします。

植え替え・鉢替え
一年草のため、植え替えは不要です。


花が終わったら落ちた花が葉っぱにくっついていたりしますので、花がら摘みをします。

収穫
種は、手で触るだけで弾けますので、それで蒔くようにするといいでしょう。

冬越し
耐寒性は弱く、秋で枯れますので必要ありません。

増やし方
種で増やせ、こぼれ種で自然に増えていきます。

監修:トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。

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