ガーデニング

ホテイアオイの育て方

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学名: Eichhornia crassipes
英名: Water hyacinth
和名: ホテイアオイ(布袋葵)
科名: ミズアオイ科
属名: ホテイアオイ属
原産地: 南アメリカ

ホテイアオイの特徴

ホテイアオイは、池や沼、小川などに育つ熱帯性の水生植物です。水の上に浮いているのが特徴。葉の付け根の部分が膨らんでいて浮袋になっています。
また、その部分が七福神の布袋さんに似ていることから名前が付いています。小株を増やして増え、どんどん繁殖します。繁殖しすぎて困るということも多くあるようです。
よく日に当てることで薄い青紫の花を咲かせます。鉢などで、外で育てるのがおすすめですが、冬は霜の当たらない所に移動します。
メダカや金魚などにとっては日陰を作ってくれますので、一緒に育てることも多くあります。

ホテイアオイの詳細情報

園芸分類
水生植物

草丈・樹高
15〜30cm

耐寒性
やや弱い

耐暑性
強い

耐陰性
やや弱い、夏場は直射日光を避けます。

花色
薄紫

開花時期
7月〜10月

ホテイアオイの育て方カレンダー

時期
5月〜8月に植え付け、水を入れ替えながら育てると、7月〜10月に薄紫の花を咲かせます。

植え付け
5月〜8月に植え付けます。

開花
7月〜10月に花が咲きます。

ホテイアオイの栽培環境

日当たり・置き場所
屋外の日当たりのいい場所で風が強くない所で育てます。室内の水槽では、ひ弱になり、あまり花が咲きません。土がなくても大丈夫で、水に浮かべて育てられます。また、水槽や池でなくても、多湿な土でも育てられます。鉢をそのまま水の中に沈めて育てるのもおすすめです。

用土
土は湿った状態にするため、粘土質の荒木田土などがおすすめです。ホテイアオイは、濁った水の方がよく生長しますので、底にドロ土を入れて育てるといいでしょう。

ホテイアオイの育て方のポイント

水やり
水に浮かべて育てますが、夏は水が腐りやすく、10日1度は水を入れ替えるとおすすめです。

肥料
基本的には必要なく、花付きが悪い時には、底にドロ土を入れたり、底の土に固形肥料を行います。

病害虫
病害虫は心配いりません。アブラムシが発生する場合がたまにあります。

ホテイアオイの詳しい育て方

選び方
濃くてつやのある葉のホテイアオイを選びます。

植え付け
春に種を蒔いて育てることができます。苗は浮かべて育てます。

間引き
子株が増えますので、増えすぎた場合は摘み取ります。

剪定・切り戻し
葉が枯れた場合は、摘み取って水をきれいに保ちましょう。

植え替え・鉢替え
自分で自然に株が分離します。増えすぎた場合は、間引きしたり別にそれだけを植えるようにすると、植え替えは必要ありません。


よく日に当てると7月〜10月に花が咲きます。

冬越し
耐寒性はやや弱く、霜で枯れます。鉢は、霜の当たらない場所に移動します。5度以上ある場所がおすすめで、株だけ取って、他の鉢やバケツに入れて移動する方法もあります。

増やし方
株分けで増やします。何かしなくても、自然に分離して増えていきます。育てる場所を決めていないと、増えすぎることも多く注意しましょう。

監修:トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。

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