ガーデニング

マリーゴールドの育て方

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学名: Tagetes
英名: Marigold
和名: クジャクソウ(孔雀草)、万寿菊、千寿菊
科名: キク科
属名: マンジュギク属(タゲテス属)
原産地: メキシコ、中央アメリカ(一部アフリカ)

マリーゴールドの特徴

マリーゴールドは、色鮮やかな黄色やオレンジの花が人気です。
4月〜12月と長く咲き、花壇でよく植えられています。品種も多くあり、草丈が低く枝が広がるフレンチ種と、高くなって大きな花を咲かせるアフリカン種が多く、交雑種も誕生しています。夏の暑さに強いマリーンゴールドですが、フレンチ種では夏は半日陰がおすすめです。夏の蒸れに弱いでしょう。
マリーゴールドは独特の匂いもあり、一緒に植えると虫よけになり、コンパニオンプランツとしても人気です。

マリーゴールドの詳細情報

園芸分類
草花

草丈・樹高
20〜100cm

耐寒性
弱い(一部半耐寒性)

耐暑性
強い(フレンチ種はやや弱い)

耐陰性
フレンチ種は夏は半日陰がおすすめですが、日陰だと花付きが悪くなります。

花色
黄、オレンジ、白、赤、複色

開花時期
4月〜12月

マリーゴールドの育て方カレンダー

時期
春に種を蒔いて育て、苗を4月〜6月に植え付けます。鉢植えでは追肥を長くすると、花は4月〜12月と咲き続けます。

植え付け
4月中旬〜6月に植え付けます。

剪定
7月〜8月または9月に切り戻します。

肥料
鉢植えでは4月中旬〜7月中旬、9月〜10月に追肥します。

開花
4月〜12月と冬まで長く咲き続けます。

マリーゴールドの栽培環境

日当たり・置き場所
日当たりのいい場所、水はけのいい所に植えます。フレンチ種は、花付きが短日の方が良く、30度以上の暑さは苦手です。アフリカン種は、長日で咲き、高温でも大丈夫です。

用土
水はけのいい土であれば、土質はあまり選ばないので育てやすいでしょう。

マリーゴールドの育て方のポイント

水やり
鉢植えでは、下葉が枯れることがあり、土が乾いたらたっぷりやります。

肥料
元肥に堆肥や腐葉土を混ぜます。鉢植えでは、4月中旬〜7月中旬、9月〜10月に追肥としてリン酸分の多い肥料を行います。

病害虫
病気は、雨や梅雨時に、灰色かび病に気を付けます。風通し良く育てましょう。
害虫は、特に夏にヨトウムシ、アブラムシ、ハダニなどに気を付けます。

マリーゴールドの詳しい育て方

選び方
苗は、株元の葉もきれいで枯れていないものを選びましょう。

植え付け
春に種を蒔いて4月〜6月に植え付けます。アフリカン種で丈が高くなる場合は、支柱を立てて倒れないようにします。

間引き
葉っぱもよく茂りますので、株の根元が混み合って蒸れてきたら8月〜9月頃、茎や葉を間引くようにします。

剪定・切り戻し
花の期間が長いので、夏の時期に半分程度に切り戻すとまた秋から咲きます。

植え替え・鉢替え
多くは冬前に枯れ、一年草となりますので、植え替えは不要です。


病気の予防のために花がらを摘むのがおすすめです。

冬越し
冬前には枯れます。宿根草タイプの「レモン・マリーゴールド」などは、軽い霜程度は、そのままでも大丈夫です。

増やし方
種蒔きと挿し木で増やせます。ただ、種蒔きで増やすと、元の株と異なる花が咲くこともあります。また、こぼれ種で増える場合もあります。挿し木も増やしやすくおすすめです。

監修:トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。

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