ガーデニング

ガランサス・レギナエ・オルガエの育て方

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■学名:
Galanthus reginae-olgae

■英名:
ガランサス・レギナエ・オルガエ

■和名・別名:
松雪草

■科名:
ヒガンバナ科

■属名:
マツユキソウ属(ガランサス属)

■原産地:
東ヨーロッパ

ガランサス・レギナエオルガエの特徴

一般的なガランサス(別名スノードロップ)は2月〜3月に咲きますが、ガランサス・レギナエオルガエは晩秋に咲く早咲き品種です。
内花披の緑のマーク(apical mark)がハート形ひとつなのが早咲き品種の特徴です。
全体的に小ぶりで、花に丸みがありかわいらしい姿です。
ガランサスには様々な種類があり、見分けるのは非常に困難です。主に、開花時期によって種類を見分けます。
名前が分からないものも多々あり、購入時のタグやラベルが頼りなので、なくさないようにしましょう。

ガランサス・レギナエオルガエの詳細情報

■園芸分類
多年草(球根植物)

■草丈・樹高
10cm〜30cm

■耐寒性
強い

■耐暑性
普通

■耐陰性
半日陰を好みます。

■花色
白(花弁に緑の逆ハート形あり)

■開花時期
11月〜12月

ガランサス・レギナエオルガエの育て方カレンダー

■花の鑑賞時期
11月〜12月(秋咲き品種)

■植え付け
9月上旬

■肥料
特にいりません

■開花
11月〜12月

ガランサス・レギナエオルガエの栽培環境

■日当たり・置き場所
地中海性気候の植物なので、日本の夏とは違います。真夏は日陰に移動したり、多湿にならないよう、雨の当たらない軒下に移動したりできるよう、鉢植えがおすすめです。

■用土
・地植えの場合:
できれば鉢植えで育てます。もし庭植えしたければ排水性など注意が必要です。水はけのよい用土で植え付けます。ロックガーデンや盛り土をして斜面に植えるとよいでしょう。
・鉢植えの場合:
水はけがよいように、市販の培養土に砂を混ぜるとよいでしょう。

ガランサス・レギナエオルガエの育て方のポイント

■水やり
・地植えの場合:
降雨があれば、特に水やりは必要ありません。日照り続きの時は水やりをします。
・鉢植えの場合:
用土が乾いたらたっぷりと与えます。雨に当たらないよう工夫が必要です。育成期は適度に潅水します。

■肥料
特にいりません。

■病害虫
特にありませんが、灰カビ病に気を付けます。

ガランサス・レギナエオルガエの詳しい育て方

■選び方
夏ごろ球根で求めます。ガランサス・レギナエオルガエは希少種なので園芸店では見つからないかもしれません。ネットオークションなどでよく見かけます。

■植え付け
球根を購入時、秋咲きなので、植え付け期は晩夏になりますが、日本の高温多湿の夏を嫌いますので、その年は咲かないかもしれません。

■植え替え・鉢替え
・地植えの場合:
特に必要ありません。株が込み合って来たら、蒸れ防止のため、株分けして間隔を開けるとよいでしょう。
・鉢植えの場合:
そのままで問題なければいじらない方がよいでしょう。植え替えるとしたら9月上旬です。

■剪定・花後
花後は株元から切り取ります。種子を取りたい場合は花茎を残します。

■休眠期
冬越しは問題ありませんが、夏に休眠します。

■増やし方
・種まき:
種子ができたら取り蒔きします。
・株分け:
分球したら鉢を分けます。

監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。

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