エリカ(冬咲き)の育て方
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■学名:
Erica
■英名:
heath
■和名・別名:
エリカ、ヒース、ハイデ
■科名:
ツツジ科
■属名:
エリカ属
■原産地:
ヨーロッパ(夏咲き種はアフリカ)
Erica
■英名:
heath
■和名・別名:
エリカ、ヒース、ハイデ
■科名:
ツツジ科
■属名:
エリカ属
■原産地:
ヨーロッパ(夏咲き種はアフリカ)
エリカ(冬咲き)の特徴
小さなスズランのような花をたくさんつけるエリカはツツジ科の低木です。
花はベル型や筒形のものもあります。エリカの英語名heath(ヒース)は荒野を意味します。風が吹きすさぶ何もない荒野に生える植物です。
酸性土壌で、ほかの植物が生えないようなところに自生するところから、「孤独」「寂しさ」などの花言葉がついたそうです。
エリカ属には740種があり、一般的には冬咲きですが、春咲きや夏〜秋咲きの種類もあります。日本には大正時代に渡来しました
花はベル型や筒形のものもあります。エリカの英語名heath(ヒース)は荒野を意味します。風が吹きすさぶ何もない荒野に生える植物です。
酸性土壌で、ほかの植物が生えないようなところに自生するところから、「孤独」「寂しさ」などの花言葉がついたそうです。
エリカ属には740種があり、一般的には冬咲きですが、春咲きや夏〜秋咲きの種類もあります。日本には大正時代に渡来しました
エリカ(冬咲き)の詳細情報
■園芸分類
常緑低木
■草丈・樹高
20cm〜80cm
■耐寒性
強い
■耐暑性
普通(冬咲き種)
■耐陰性
日なた〜半日陰(冬咲き種)
■花色
白、ピンク、赤など
■開花時期
11月〜2月
常緑低木
■草丈・樹高
20cm〜80cm
■耐寒性
強い
■耐暑性
普通(冬咲き種)
■耐陰性
日なた〜半日陰(冬咲き種)
■花色
白、ピンク、赤など
■開花時期
11月〜2月
エリカ(冬咲き)の育て方カレンダー
■花の鑑賞時期
・花の観賞時期(冬咲き種):11月〜2月
■植え付け
3月〜4月、9月〜10月
■肥料
春、秋
■開花
11月〜2月(冬咲き種)
(他に春咲き種、夏咲き種などがあります)
・花の観賞時期(冬咲き種):11月〜2月
■植え付け
3月〜4月、9月〜10月
■肥料
春、秋
■開花
11月〜2月(冬咲き種)
(他に春咲き種、夏咲き種などがあります)
エリカ(冬咲き)の栽培環境
※画像はエリカ「ウィンターファイヤー」
■日当たり・置き場所
風通しのよい日なたで育てます。ヨーロッパ産の冬咲き種は、日本の高温多湿に弱いので、夏場は半日陰で加湿にならないよう育てます。かといって水切れもよくありません。弱酸性を好む植物なので酸度を低くし、水はけのよい環境を整えます。
■用土
鉢植えがおすすめです。弱酸性の用土を好みます。市販の培養土に無調整のピートモスや鹿沼土を2割ほど混ぜて酸度を低くします。
■日当たり・置き場所
風通しのよい日なたで育てます。ヨーロッパ産の冬咲き種は、日本の高温多湿に弱いので、夏場は半日陰で加湿にならないよう育てます。かといって水切れもよくありません。弱酸性を好む植物なので酸度を低くし、水はけのよい環境を整えます。
■用土
鉢植えがおすすめです。弱酸性の用土を好みます。市販の培養土に無調整のピートモスや鹿沼土を2割ほど混ぜて酸度を低くします。
エリカ(冬咲き)の育て方のポイント
■水やり
・地植えの場合:
降雨があれば、特に水やりは必要ありません。日照り続きの時は水やりをします。
・鉢植えの場合:
用土が乾いたらたっぷりと与えます。
■肥料
成長期の春と秋に緩効性肥料を与えます。2週間に1回規定の量で薄めた液肥を与えます。蕾や開花中は肥料はやりません。
■病害虫
アブラムシ、カイガラムシ
・地植えの場合:
降雨があれば、特に水やりは必要ありません。日照り続きの時は水やりをします。
・鉢植えの場合:
用土が乾いたらたっぷりと与えます。
■肥料
成長期の春と秋に緩効性肥料を与えます。2週間に1回規定の量で薄めた液肥を与えます。蕾や開花中は肥料はやりません。
■病害虫
アブラムシ、カイガラムシ
エリカ(冬咲き)の詳しい育て方
■選び方
蕾がたくさんついてしおれがないものがよいでしょう。夏咲き種か、冬咲き種かで、咲く時期や育て方のコツが違いますのでよく確認してから購入します。根鉢がしっかり回って、下葉の蒸れや病気などが出ていないものを選びましょう。
■植え付け
ヨーロッパの地中海性気候の植物なので、夏は日陰に移動できる鉢植えのほうがよいでしょう。3月〜4月に植え付け、成長期はよく日光が当たる場所で育てます。
■植え替え・鉢替え
毎年、春か秋に植え替えます。根詰まりしていたら軽くほぐして鉢増しします。同時に剪定して整えるとよいでしょう。
■剪定・花後
5月〜7月が剪定の時期です。こんもり茂らせるには半分くらい切り戻します。庭植えでは伸びた枝を切り落とし整えます。
■休眠期
冬咲き種は、冬越しは問題ありません。高温多湿に弱いので、むしろ夏が苦手です。風通しのよい日陰などに移動して夏越しします。秋になったらまた日なたに戻します。
■増やし方
・挿し芽:
春か秋の剪定時に、切った枝を挿して増やせます。
監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。
蕾がたくさんついてしおれがないものがよいでしょう。夏咲き種か、冬咲き種かで、咲く時期や育て方のコツが違いますのでよく確認してから購入します。根鉢がしっかり回って、下葉の蒸れや病気などが出ていないものを選びましょう。
■植え付け
ヨーロッパの地中海性気候の植物なので、夏は日陰に移動できる鉢植えのほうがよいでしょう。3月〜4月に植え付け、成長期はよく日光が当たる場所で育てます。
■植え替え・鉢替え
毎年、春か秋に植え替えます。根詰まりしていたら軽くほぐして鉢増しします。同時に剪定して整えるとよいでしょう。
■剪定・花後
5月〜7月が剪定の時期です。こんもり茂らせるには半分くらい切り戻します。庭植えでは伸びた枝を切り落とし整えます。
■休眠期
冬咲き種は、冬越しは問題ありません。高温多湿に弱いので、むしろ夏が苦手です。風通しのよい日陰などに移動して夏越しします。秋になったらまた日なたに戻します。
■増やし方
・挿し芽:
春か秋の剪定時に、切った枝を挿して増やせます。
監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。