カンツバキの育て方
関連キーワード
■学名:
Camellia sasanqua Kantsubaki
Camellia hiemalis Nakai
■英名:
Kantsubaki
■和名・別名:
寒椿
■科名:
ツバキ科
■属名:
ツバキ属
■原産地:
日本、中国
Camellia sasanqua Kantsubaki
Camellia hiemalis Nakai
■英名:
Kantsubaki
■和名・別名:
寒椿
■科名:
ツバキ科
■属名:
ツバキ属
■原産地:
日本、中国
カンツバキの特徴
カンツバキは、ツバキとサザンカを交配させた園芸品種で、常緑の中木です。
椿からはおしべと花弁がくっついている点が、また、サザンカからは花弁が散る特徴と、ほのかな香りを引き継いでいます。葉は暗緑色で、細かい鋸葉で、赤や白、ピンク、一重咲きから八重咲きまで豊富なラインナップです。横に広がりやすいのもカンツバキの特徴で、刈り込みやすく、垣根にもよく使われます。
カンツバキの中でも「獅子頭」や「立寒椿」は背が高くなりサザンカと区別がつきにくいです。
また、ハルサザンカ系とも見分けは付きにくいですが、ハルサザンカよりカンツバキのほうが早く咲き始めます。
椿からはおしべと花弁がくっついている点が、また、サザンカからは花弁が散る特徴と、ほのかな香りを引き継いでいます。葉は暗緑色で、細かい鋸葉で、赤や白、ピンク、一重咲きから八重咲きまで豊富なラインナップです。横に広がりやすいのもカンツバキの特徴で、刈り込みやすく、垣根にもよく使われます。
カンツバキの中でも「獅子頭」や「立寒椿」は背が高くなりサザンカと区別がつきにくいです。
また、ハルサザンカ系とも見分けは付きにくいですが、ハルサザンカよりカンツバキのほうが早く咲き始めます。
カンツバキの詳細情報
■園芸分類
常緑中低木
■草丈・樹高
1m〜3m
■耐寒性
やや強い(-5℃以上)
■耐暑性
強い
■耐陰性
半日陰でも育ちます
■花色
赤、ピンク、白など
■開花時期
11月〜3月
常緑中低木
■草丈・樹高
1m〜3m
■耐寒性
やや強い(-5℃以上)
■耐暑性
強い
■耐陰性
半日陰でも育ちます
■花色
赤、ピンク、白など
■開花時期
11月〜3月
カンツバキの育て方カレンダー
■花の鑑賞時期
11月〜3月
■植え付け
3月〜4月、9月〜10月
■肥料
2月(寒肥)、3月(お礼肥)
11月〜3月
■植え付け
3月〜4月、9月〜10月
■肥料
2月(寒肥)、3月(お礼肥)
カンツバキの栽培環境
■日当たり・置き場所
特に用土にもこだわらず、西日が当たらない日なたから日陰でもよく育ちます。弱酸性を好むので、コンクリート塀などアルカリ成分が近くにあると調子を崩すかもしれません。その場合は硫酸アンモニウムなどを施したり、盛り土をして根が触らないようにします。
■用土
有機質に富む弱酸性の用土を好みます。良く耕し腐葉土をたっぷりすき込みます。
特に用土にもこだわらず、西日が当たらない日なたから日陰でもよく育ちます。弱酸性を好むので、コンクリート塀などアルカリ成分が近くにあると調子を崩すかもしれません。その場合は硫酸アンモニウムなどを施したり、盛り土をして根が触らないようにします。
■用土
有機質に富む弱酸性の用土を好みます。良く耕し腐葉土をたっぷりすき込みます。
カンツバキの育て方のポイント
■水やり
・地植えの場合:
降雨があれば、特に水やりは必要ありません。日照り続きの時は水やりをします。
・鉢植えの場合:
用土が乾いたらたっぷりと与えます。
■肥料
・地植えの場合:
2月に寒肥を施します。株の周りに小さな穴を数か所掘って、有機肥料を埋めます。
・鉢植えの場合:
花後のお礼肥に、緩効性肥料を置肥します。
■病害虫
チャドクガ、カイガラムシ、花腐菌核病
・地植えの場合:
降雨があれば、特に水やりは必要ありません。日照り続きの時は水やりをします。
・鉢植えの場合:
用土が乾いたらたっぷりと与えます。
■肥料
・地植えの場合:
2月に寒肥を施します。株の周りに小さな穴を数か所掘って、有機肥料を埋めます。
・鉢植えの場合:
花後のお礼肥に、緩効性肥料を置肥します。
■病害虫
チャドクガ、カイガラムシ、花腐菌核病
カンツバキの詳しい育て方
■選び方
ツバキとサザンカ、カンツバキとハルサザンカはほとんど見分けがつきません。
開花時期により見分けます。カンツバキもサザンカ同様、花が香るものがあります。品種名では「昭和の栄」「獅子頭」「勘次郎」など多数あります。
根鉢がしっかり回って、下葉の蒸れや病気などが出ていないものを選びます。
■植え付け
3月中旬から4月、秋は9月中旬から10月中旬
■植え替え・鉢替え
・地植えの場合:
特に必要ありません。
・鉢植えの場合:
2〜3年に1度、古土を落として植え替えます。
■剪定・花後
花がらはこまめに取り除きます。剪定の適期は遅くとも3月まで。晩春にカットすると花が咲きにくくなります。カンツバキは横に広がりやすく、縦に伸びにくいので剪定も楽で、庭木に好まれます。
■収穫
切り花として茶花などに使われます。
■休眠期
特にありません。
■増やし方
・挿し木:
6月〜8月頃、新芽を10cmほど切り、水揚げした後、清潔な用土に挿し木にします。
監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。
ツバキとサザンカ、カンツバキとハルサザンカはほとんど見分けがつきません。
開花時期により見分けます。カンツバキもサザンカ同様、花が香るものがあります。品種名では「昭和の栄」「獅子頭」「勘次郎」など多数あります。
根鉢がしっかり回って、下葉の蒸れや病気などが出ていないものを選びます。
■植え付け
3月中旬から4月、秋は9月中旬から10月中旬
■植え替え・鉢替え
・地植えの場合:
特に必要ありません。
・鉢植えの場合:
2〜3年に1度、古土を落として植え替えます。
■剪定・花後
花がらはこまめに取り除きます。剪定の適期は遅くとも3月まで。晩春にカットすると花が咲きにくくなります。カンツバキは横に広がりやすく、縦に伸びにくいので剪定も楽で、庭木に好まれます。
■収穫
切り花として茶花などに使われます。
■休眠期
特にありません。
■増やし方
・挿し木:
6月〜8月頃、新芽を10cmほど切り、水揚げした後、清潔な用土に挿し木にします。
監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。