ネリネの育て方
関連キーワード
■学名:
Nerine
■英名:
ネリネ
■和名・別名:
ダイヤモンドリリー
■科名:
ヒガンバナ科
■属名:
ネリネ属
■原産地:
南アフリカ
Nerine
■英名:
ネリネ
■和名・別名:
ダイヤモンドリリー
■科名:
ヒガンバナ科
■属名:
ネリネ属
■原産地:
南アフリカ
ネリネの特徴
ネリネは、ギリシャ神話の海の神「ネレウス」が名前の由来です。
特徴的なのがキラキラと光が反射する花弁です。宝石のようなこの輝きから「ダイヤモンドリリー」の別名がつきました。
残念ながら、この美しい輝きを写真に収めるのはとても難しく、写真家泣かせ。SNSではその良さが表現しきれません。
この眼福は、実物が目の前にあり、肉眼で見られる人だけの特権かもしれませんね。ヒガンバナによく似た球根植物ですが、秋ではなく11月頃からの開花で、ネリネ・サルニエンシスという原種をもとに改良されました。
花色も白〜ピンク〜赤紫と様々あります。
特徴的なのがキラキラと光が反射する花弁です。宝石のようなこの輝きから「ダイヤモンドリリー」の別名がつきました。
残念ながら、この美しい輝きを写真に収めるのはとても難しく、写真家泣かせ。SNSではその良さが表現しきれません。
この眼福は、実物が目の前にあり、肉眼で見られる人だけの特権かもしれませんね。ヒガンバナによく似た球根植物ですが、秋ではなく11月頃からの開花で、ネリネ・サルニエンシスという原種をもとに改良されました。
花色も白〜ピンク〜赤紫と様々あります。
ネリネの詳細情報
■園芸分類
多年草(球根植物)
■草丈・樹高
30cm〜40cm
■耐寒性
普通
■耐暑性
普通
■耐陰性
日なたを好みます
■花色
白、赤、オレンジ、ピンク、紫など
■開花時期
11月〜12月
多年草(球根植物)
■草丈・樹高
30cm〜40cm
■耐寒性
普通
■耐暑性
普通
■耐陰性
日なたを好みます
■花色
白、赤、オレンジ、ピンク、紫など
■開花時期
11月〜12月
ネリネの育て方カレンダー
■花の鑑賞時期
11月〜12月
■植え付け
8月〜9月
■肥料
11月〜2月
11月〜12月
■植え付け
8月〜9月
■肥料
11月〜2月
ネリネの栽培環境
■日当たり・置き場所
ネリネは日なたを好みます。同科のヒガンバナはやや半日陰を好みますが、ネリネは日光によく当たると開花します。日陰で育てると花芽がつかないことがあります。日本の冬は屋外で育てるのは難しいので、移動できる鉢で育てます。ほとんどの種類は耐寒性がないので、冬は日の当たる室内で育てます。春になったら屋外に出しましょう。
■用土
・地植えの場合:
地植えには向きません。鉢で育てましょう。
・鉢植えの場合:
乾燥気味を好む球根です。市販の培養土に砂や軽石を2割ほど混ぜるとよいでしょう。ヤシ殻チップ単体で植えこむ人もいます。
ネリネは日なたを好みます。同科のヒガンバナはやや半日陰を好みますが、ネリネは日光によく当たると開花します。日陰で育てると花芽がつかないことがあります。日本の冬は屋外で育てるのは難しいので、移動できる鉢で育てます。ほとんどの種類は耐寒性がないので、冬は日の当たる室内で育てます。春になったら屋外に出しましょう。
■用土
・地植えの場合:
地植えには向きません。鉢で育てましょう。
・鉢植えの場合:
乾燥気味を好む球根です。市販の培養土に砂や軽石を2割ほど混ぜるとよいでしょう。ヤシ殻チップ単体で植えこむ人もいます。
ネリネの育て方のポイント
■水やり
水は控えめを好みます。成長期の10月〜4月までは、用土が乾いてからたっぷりと与えます。
5月〜8月の休眠期は雨の当たらない軒下などに移動して完全に断水、9月頃からまた与え始めます。加湿は禁物ですが、秋に乾燥しすぎると、花の奇形を招きますので適度に与えましょう。
■肥料
特にいりません。植え付け時に緩効性肥料を元肥に混ぜこみます。育成期はたまに液肥を与えてもよいでしょう。
■病害虫
特にありませんが、加湿で枯れる場合があります。赤ダニがつくことも。
水は控えめを好みます。成長期の10月〜4月までは、用土が乾いてからたっぷりと与えます。
5月〜8月の休眠期は雨の当たらない軒下などに移動して完全に断水、9月頃からまた与え始めます。加湿は禁物ですが、秋に乾燥しすぎると、花の奇形を招きますので適度に与えましょう。
■肥料
特にいりません。植え付け時に緩効性肥料を元肥に混ぜこみます。育成期はたまに液肥を与えてもよいでしょう。
■病害虫
特にありませんが、加湿で枯れる場合があります。赤ダニがつくことも。
ネリネの詳しい育て方
■選び方
ネリネはこれといった品種名がないものが多く、ラベルの写真で色を見て買う場合が多いです。球根の腐れがなく、根がしっかりしているものを選びます。園芸店にない場合はネット通販で求めるとよいでしょう。
■植え付け
8月〜9月頃に、球根を植え付けます。
■植え替え・鉢替え
4〜5年はそのまま植えっぱなしでも構いません。根詰まりしているようなら8月〜9月頃に鉢増しします。
■剪定・花後
花後は株元から切り取ります。種子を取りたい場合は花茎を残します。
■収穫
・切り花:
11月〜12月の開花期に切り花として使えます。
・種子:
自家受粉はしないので、複数育てるか、ほかの花粉を交配する必要があります。
■休眠期
冬越しは、室内で育てます。4〜5月ごろ、落葉して休眠期に入ります。ネリネは休眠時も根があるので、掘りあげないで雨の当たらない日陰で保存します。
■増やし方
・種まき:
冬に種子ができるので、すぐに取り蒔きします。
・株分け:
4〜5年経ち、球根が十分に大きくなれば分球して増えます。小球は2〜3年で開花します。
監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。
ネリネはこれといった品種名がないものが多く、ラベルの写真で色を見て買う場合が多いです。球根の腐れがなく、根がしっかりしているものを選びます。園芸店にない場合はネット通販で求めるとよいでしょう。
■植え付け
8月〜9月頃に、球根を植え付けます。
■植え替え・鉢替え
4〜5年はそのまま植えっぱなしでも構いません。根詰まりしているようなら8月〜9月頃に鉢増しします。
■剪定・花後
花後は株元から切り取ります。種子を取りたい場合は花茎を残します。
■収穫
・切り花:
11月〜12月の開花期に切り花として使えます。
・種子:
自家受粉はしないので、複数育てるか、ほかの花粉を交配する必要があります。
■休眠期
冬越しは、室内で育てます。4〜5月ごろ、落葉して休眠期に入ります。ネリネは休眠時も根があるので、掘りあげないで雨の当たらない日陰で保存します。
■増やし方
・種まき:
冬に種子ができるので、すぐに取り蒔きします。
・株分け:
4〜5年経ち、球根が十分に大きくなれば分球して増えます。小球は2〜3年で開花します。
監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。