プリムラ・ポリアンサの育て方
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■学名:
Primula Polyanthus
■英名:
プリムラポリアンサ
■和名・別名:
ジュリアン
■科名:
サクラソウ科
■属名:
サクラソウ属(プリムラ属)
■原産地:
ヨーロッパ
Primula Polyanthus
■英名:
プリムラポリアンサ
■和名・別名:
ジュリアン
■科名:
サクラソウ科
■属名:
サクラソウ属(プリムラ属)
■原産地:
ヨーロッパ
プリムラ・ポリアンサの特徴
プリムラポリアンサは、ヨーロッパ産のサクラソウ科の植物です。
プリムラポリアンサと小型種のプリムラ・ジュリエを日本で交配させたものが「ジュリアン」です。
「ジュリアン」は当時はある企業の商品名だったものが、花も小輪でかわいらしく人気を博し、今では通り名として広く使われるようになりました。
その見た目はクラシカルで、古いボタニカルアートのような姿が園芸家の心をくすぐります。地中海性気候の植物なので、日本の高温多湿を嫌います。
本来は多年草ですが、夏越しができず一年草扱いになることがあります。
プリムラポリアンサと小型種のプリムラ・ジュリエを日本で交配させたものが「ジュリアン」です。
「ジュリアン」は当時はある企業の商品名だったものが、花も小輪でかわいらしく人気を博し、今では通り名として広く使われるようになりました。
その見た目はクラシカルで、古いボタニカルアートのような姿が園芸家の心をくすぐります。地中海性気候の植物なので、日本の高温多湿を嫌います。
本来は多年草ですが、夏越しができず一年草扱いになることがあります。
プリムラ・ポリアンサの詳細情報
■園芸分類
多年草(一年草扱い)
■草丈・樹高
10cm〜20cm
■耐寒性
やや弱い
■耐暑性
やや弱い
■耐陰性
日なたを好みます
■花色
黒、赤茶、紫、ピンク、白、オレンジ、ピンクに縁取り、青色のストライプなど交配種の色は多様
■開花時期
11月〜4月
多年草(一年草扱い)
■草丈・樹高
10cm〜20cm
■耐寒性
やや弱い
■耐暑性
やや弱い
■耐陰性
日なたを好みます
■花色
黒、赤茶、紫、ピンク、白、オレンジ、ピンクに縁取り、青色のストライプなど交配種の色は多様
■開花時期
11月〜4月
プリムラ・ポリアンサの育て方カレンダー
■花の鑑賞時期
11月〜4月
■植え付け
9月
■肥料
9月〜7月
■開花
11月〜4月
11月〜4月
■植え付け
9月
■肥料
9月〜7月
■開花
11月〜4月
プリムラ・ポリアンサの栽培環境
■日当たり・置き場所
夏は涼しい半日陰で育て、秋から春までは日なたで育てます。庭植えの場合、午前中日が当たり、夏の西日が当たらないような、水はけのよい場所に植え付けます。
■用土
・地植えの場合:
水はけと水持ちを兼ね備えた有機物の多い用土を好みます。腐葉土をすき込み、少し山にして植え付けたり、ロックガーデンでもよいでしょう。
・鉢植えの場合:
市販の培養土を利用すると便利です。軽石などを混ぜて水はけをよくします。
夏は涼しい半日陰で育て、秋から春までは日なたで育てます。庭植えの場合、午前中日が当たり、夏の西日が当たらないような、水はけのよい場所に植え付けます。
■用土
・地植えの場合:
水はけと水持ちを兼ね備えた有機物の多い用土を好みます。腐葉土をすき込み、少し山にして植え付けたり、ロックガーデンでもよいでしょう。
・鉢植えの場合:
市販の培養土を利用すると便利です。軽石などを混ぜて水はけをよくします。
プリムラ・ポリアンサの育て方のポイント
■水やり
・地植えの場合:
降雨があれば、特に水やりは必要ありません。日照り続きの時は水やりをします。
・鉢植えの場合:
用土が乾いたらたっぷりと与えます。
■肥料
花期が長いので、肥料は切らさずやりましょう。月に一回緩効性の置き肥を施します。育成中は2週間に1回、規定量で薄めた液肥を与えます。真夏は避けます。
■病害虫
ナメクジ、ヨトウムシ、アブラムシ、灰カビ病
・地植えの場合:
降雨があれば、特に水やりは必要ありません。日照り続きの時は水やりをします。
・鉢植えの場合:
用土が乾いたらたっぷりと与えます。
■肥料
花期が長いので、肥料は切らさずやりましょう。月に一回緩効性の置き肥を施します。育成中は2週間に1回、規定量で薄めた液肥を与えます。真夏は避けます。
■病害虫
ナメクジ、ヨトウムシ、アブラムシ、灰カビ病
プリムラ・ポリアンサの詳しい育て方
■選び方
プリムラジュリアンは、平凡な色から、ピンクや紫に白の縁取りがあるものや、黒に金色の縁の「ゴールドレース」や青のストライプの「ゼブラブルー」など、園芸品種の多様性は見ていて楽しくなります。お好みのものを選びましょう。根鉢がしっかり回って、下葉の蒸れや病気などが出ていないものを選びます。
■植え付け
適期は9月です。夏に種まきした幼苗をポットあげします。冬に購入した苗は根鉢を崩さぬよう一回り大きな鉢に植え付け、夏越しに耐えられるようにしっかりした苗に育てます。
■植え替え・鉢替え
・地植えの場合:
特に必要ありません。株が込み合って来たら、蒸れ防止のため、2〜3芽に株分けして間隔を開けるとよいでしょう。
・鉢植えの場合:
秋の彼岸すぎが適期です。鉢増しするか、2〜3芽に分け植え替えます。
■剪定・花後
花後は株元から切り取ります。種子を取りたい場合は花茎を残します。
■収穫
・種子:
花後に種子を採種できます。6月〜7月がまき時です。
■休眠期
冬は、花は傷みますが、霜の当たらない日の当たる軒下などで育て、屋外でも越冬可能です。むしろ夏の高温多湿に弱く、蒸れて枯れてしまうことが多いです。
■増やし方
・種まき:
6月〜7月ごろ、種子をまきます。
・株分け
植え替えの時に、混みあっているようなら株分けします。
監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。
プリムラジュリアンは、平凡な色から、ピンクや紫に白の縁取りがあるものや、黒に金色の縁の「ゴールドレース」や青のストライプの「ゼブラブルー」など、園芸品種の多様性は見ていて楽しくなります。お好みのものを選びましょう。根鉢がしっかり回って、下葉の蒸れや病気などが出ていないものを選びます。
■植え付け
適期は9月です。夏に種まきした幼苗をポットあげします。冬に購入した苗は根鉢を崩さぬよう一回り大きな鉢に植え付け、夏越しに耐えられるようにしっかりした苗に育てます。
■植え替え・鉢替え
・地植えの場合:
特に必要ありません。株が込み合って来たら、蒸れ防止のため、2〜3芽に株分けして間隔を開けるとよいでしょう。
・鉢植えの場合:
秋の彼岸すぎが適期です。鉢増しするか、2〜3芽に分け植え替えます。
■剪定・花後
花後は株元から切り取ります。種子を取りたい場合は花茎を残します。
■収穫
・種子:
花後に種子を採種できます。6月〜7月がまき時です。
■休眠期
冬は、花は傷みますが、霜の当たらない日の当たる軒下などで育て、屋外でも越冬可能です。むしろ夏の高温多湿に弱く、蒸れて枯れてしまうことが多いです。
■増やし方
・種まき:
6月〜7月ごろ、種子をまきます。
・株分け
植え替えの時に、混みあっているようなら株分けします。
監修:冥王堂あや
クリスマスローズ専門店「冥王堂」店長。交配、育種にも携わる。2014年「クリスマスローズの世界展」にて、新花コンテスト「特別賞」「ミヨシ賞」を受賞。
(公)日本園芸普及協会グリーンアドバイザー。