トイプードルの毛は毛玉になりやすい!日頃の上手なお手入れ方法とは

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深刻!ふんわり細毛のトイプードルの毛玉問題

今は不動の人気のトイプードル。飼いたい犬の中では1・2位を争う大人気の犬種です。
愛らしいしぐさや表情は誰もが心奪われる魅力を持っており、初心者でも飼いやすくしつけがしやすい犬としても知られています。
有名芸能人やスポーツ選手で飼っている方も多く、テレビや雑誌などでも自慢の愛犬トイプードルと共に出演・掲載されているのをよく見かけます。
そんなトイプードルの最大の特徴として挙げられるのがふわふわで柔らかな被毛です。トイプードルの毛は抜けにくく、抱っこをしてもあまり洋服などには付かず、部屋も多く汚れないのでとても助かります。
毛が抜けにくいのでアレルギー体質の方でもトイプードルであれば反応が出ないという方もいます。
しかし、トイプードルを飼う時に注意をしなくてはならないのが、この最大の特徴である被毛のお手入れです。
トイプードルの毛はふんわりと柔らかいのが魅力なのですが、その分細いので毛玉になりやすい特徴を持っています。
トイプードルの毛は抜けにくい分、人間の髪の毛と同様、伸び続け、しかも巻き毛が特徴となっているのでちょっと手入れを怠ると毛が絡み、毛玉となってしまうのです。
艶やかで美しく、ふんわりと柔らかな毛の状態を保つためには日頃からのブラッシングやマメなお手入れが大切となります。
今回は日頃のトイプードルの毛玉のお手入れ方法・毛玉の予防方法についてご紹介しましょう。

どんなところが毛玉が出やすいのか?

トイプードルに限らないのですが、最も毛が絡み、毛玉になりやすい場所と言えば耳の後ろです。ちょうど耳がかゆい時に後ろ足でトイプードル自身が?くことが出来る耳裏の部分は気を付けないと大きな毛玉となり、一度できてしまうとなかなかほぐすのが困難となってしまいます。
また、見逃し安い場所として挙げられるのが脇の下、内また、首輪の周辺部分です。
ここは毛がこすれ、摩擦が起きやすい部分でもあるので、こまめなお手入れが必要。
しかしこういった部分はデリケートな部分でもあり、トイプードルによってはブラッシングを嫌がる部分でもあるので、小さなころから触れることに慣らし、ブラッシングの時は我慢できるようにしつけることも重要となります。

毛玉が出来て放っておくのは不衛生

別に多少の毛玉なら気にしない〜という飼い主の方もおられると思いますが、毛玉を放っておくと様々な問題が発生する恐れがあります。
まずはトイプードル自身、毛玉が出来たことで場所によっては違和感を覚え落ち着かなくなる場合や毛が引っ張られることで痛みを感じる場合があります。
また、毛玉の部分を気にして舐めたり?いたりしたことで傷つき、炎症となる危険もあります。
さらに汚れや虫が絡みつく場合もあり、通気性が悪くなり蒸れて衛生的に問題が生じることもあります。

毛玉が出来ないように予防・お手入れするには

大切なトイプードルに毛玉が出来ないように予防するためにはこまめなブラッシングが一番ですが、そのブラッシングをする際に便利なのが犬用のブラッシングスプレーです。グルーミングスプレーともよばれており、静電気を防止し、毛の絡みを予防し、ほどく効果が期待できます。
ブラッシングスプレーを購入する際は安全性が高く、香りが穏やかで品質の良いものを選びましょう。
また、皮膚がデリケートなトイプードルの場合には刺激の少ないものを選ぶのがおすすめです。
トイプードルにスプレーを吹きかける時は顔や目にかからないように注意してスプレーをし、丁寧にブラッシングしましょう。
また、シャンプーをした後や雨で濡れた後の毛は乾かすときにブラッシングをしながらしっかりと乾かすこと。ブラッシングをせずに生乾きのままだと毛玉が出来る原因となります。

毛玉が出来てしまった時はどうしたらよい?

あまり手に負えない毛玉となってしまった場合は自分でやろうとはせず、ペットサロンでトリミングをしてもらいましょう。
自分で何とかできそうな初期の毛玉はスリッカーブラシとコーム、毛玉取りローションやブラッシングスプレーを使用し、細かくポンポンと毛玉をたたくような感じでほぐしてから角を利用して毛玉を取るようにしましょう。
かなり大き目の毛玉の場合はスプレーやローションを付けてからまずは手で優しくほぐすこと。爪ではなく指で優しく割くようにほぐしたら、スリッカーでブラッシングすると取りやすくなります。
最後にコームで引っかかるところは無いか、確かめてブラッシングは終了です。
ブラッシングをするときに力任せにブラッシングして無理やり取ろうとすると犬が痛がり、ブラッシングが恐怖となってしまい、飼い主様に噛みついたり逃げ回ったりしてその後のお手入れが困難になる場合があるので注意が必要です。
ブラッシングは怖くないもの、気持ちの良いもの、毛玉を優しく取ってくれるものとわかるように、優しくコミュニケーションを取りながらお手入れしてあげましょう。

最後に

トイプードルは賢く、しつけもしやすいので、ブラッシングも痛くないものだとわかれば怖がらずに、素直にブラッシングを受け入れます。
トイプードルの毛玉を未然に防ぐためには飼い主様が面倒くさがらない事。愛犬の健康と美しさを保つには飼い主様のお手入れが重要となるのです。毎日のお手入れと定期的なトリミングは欠かさないようにしましょう。
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