可愛くて小柄なチワワを健康で元気に育てるためには?

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愛らしいチワワをいつまでも元気に育てたい!

数ある犬種の中でも最も小さく愛らしい表情で人気のチワワ。
平均の体高は15〜25cmほど。
体重は1.5〜3キログラムと小さくて軽くて壊れてしまいそうなイメージですが、体型はしっかりとしており、動きもすばしっこく軽快です。
愛らしさも抜群ですが、身体が小さいので部屋が小さくても室内で飼う事が出来るので国内では大人気の犬種。
その人気は衰えず、常にトップ3にランクインしています。
そんなチワワを家族の一員として迎えることになった飼い主様はワクワク感とともに、健康で元気に育てるためにはどうしたらよいかと不安と心配の入り混じった複雑な心境となっている方も多いと思います。

今回は小柄なチワワを健康で元気に育てるために必要な事や飼い方、心構えについてご紹介しましょう。

チワワの健康は快適な室内環境が大切

チワワは身体が小さく、暑さと寒さに弱いので室内で飼うのが理想的です。
飼い始めたらまずトイレの場所をきちんと決め、しつけることが重要です。
快適室温は23〜25度。
季節によって温度管理が大変だと思いますがエアコンやファンヒーターなどを上手に使用し、出来るだけ快適に過ごせるよう調整しましょう。
特に留守番をさせる時間が長い時は要注意。
出かける前に部屋の中がチワワにとって暑すぎてしまう・寒すぎてしまう環境では無い事、直射日光を浴びるような場所ではないこと、水の確保ができていること、通気性の悪すぎる環境で無い事、いたずらして危険な可能性が無いことなどを確認するようにしましょう。
チワワを長時間留守番させるということは、小さな子供や高齢者を置いて留守番するのと一緒です。
飼い主のちょっとした気のゆるみで体調不良になる可能性がありますので十分にチェックしてから出来るだけ早く帰宅できるように心がけてください。

毎日の食生活は重要

チワワが健康で元気な毎日を送りながら成長するためには人間と同様、食事管理はとても大切です。
栄養バランスや成長に合わせ、様子を見ながらフードを変えていくことがコツとなります。
最初はペットショップなどであたえられていたフードを与えて様子を見ること。
その後出来る範囲で良質なフードを規則正しい時間に与えましょう。
命となる水は長時間そのままにせず、適度に替え、いつも良質の水を飲めるようにしましょう。

また、犬が欲しがるからと人間が食べているものを与えるのは極力避けること。
犬にとって人間の食べているものは味付けが濃く、身体に合っていませんし、内臓に負担をかけてしまう可能性があります。

おやつもしつけなどの特別な時のみにし、食事をしっかりと食べられるようにしましょう。食事の量は多すぎないように注意することが大切。
チワワは心臓が弱く、肥満になると心臓発作など起こりやすいので与えすぎないようにしましょう。

また、うっかり食べさせてはいけない食べ物を与えてしまうと中毒症状が出る場合もあり、体調を壊す原因となります。
犬にとって命に関わる食べものには玉ねぎ・ニラ・ネギ・アボカド・にんにく・らっきょう・干しブドウ・ココア・チョコレート・アルコール類などが挙げられます。
また、イカやタコ、蟹・海老・なども危険なため与えないようにしましょう。

チワワに適した健康な運動量とは

チワワは身体が小さく、室内でもよく動くので、室内にいるだけでも運動量が少なすぎるという事はありません。
ただし、家族が留守の場合やあまり構ってもらえないとなると動きが鈍くなり、運動不足になる可能性は高いです。
家族の方が一緒になって楽しく遊べる時間を持つようにしましょう。
また、出来れば毎日外で散歩することも大切。
家の中ばかりではストレスも溜まりますし、家族以外との交流が無いため、社会性が身に付きません。
犬も人間同様、色々な事に興味があります。
様々な体験とコミュニケーションを持つ事はストレス解消にもなり、毎日を健康に元気に過ごすためにも重要です。
また、散歩の際にはきちんとしたしつけを行う事もチワワの健康と思わぬ事故から守るためには大切です。
散歩中に犬を飼い主よりも先に歩かせないようにきちんとしつけましょう。
道路は怖いものだと認識させ、飛び出すことの無いよう、勝手な行動を起こさないよう訓練しましょう。
また、近所の方や犬との交流も大切に行うようにしましょう。
近所の理解があれば、不意に犬がいなくなった時などにも協力してもらえます。

毎日のお手入れと健康チェックを忘れずに

小さなチワワを元気に健康に育てるためには毎日のお手入れと健康チェックは重要です。ブラッシングは毎日行い、歯や目、お尻周り、爪や耳垢チェックなどが綺麗になっているか、健康的であるかのチェックを行いましょう。
毎日チェックしていればちょっとした異常にもすぐ気づくことが出来ます。
いつもと状態が違う、何か様子がおかしいと気になるときは早めに動物病院で診てもらうようにしましょう。
犬はワクチン接種やフィラリア予防の薬などが毎年必要ですし、定期的に健診してもらうと安心です。
そのためにはかかりつけの動物病院を決めておくことも大切です。
また、思わぬ事故や病気の際に困らないためにもペット保険に加入しておくと安心です。
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