快適な子猫との生活を楽しみたい!迎え入れるために必要な事とは

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楽しいだけではない!子猫を迎え入れた時のデメリットを知ろう

今日本は空前の猫ブーム。日本全国で猫愛が高まっており、これから子猫を実際に飼おうと検討されている方は沢山いらっしゃると思います。
捨てられている猫を飼いたい、お友達の家から飼わないかと言われ、譲り受けたい、ペットショップで一目ぼれしたなど、ほぼ衝動的に小猫を迎え入れようとしている方もおられるでしょう。
子猫は確かに可愛く、テレビなどで見ると様々な仕草や行動が胸をキュンとさせ、思わず笑顔がこぼれてしまう魅力にあふれた存在です。
しかし、実際に飼うとなるとぬいぐるみのようには行きません。餌も与えなくてはいけませんし、トイレやおもちゃの準備なども必要ですし、去勢手術やワクチンも必要です。
まずは飼ってから後悔して手放すことにならないよう、子猫を迎えた場合のデメリットや迎え入れるために必要なこと、快適に子猫と生活を楽しむコツなどをご紹介しましょう。

子猫を迎え入れた後に生じるデメリットとは?

・今までのライフスタイルが一気に変わるかも
動物を1匹迎え入れるという事はほぼ家族が一人増えるのと一緒です。ましてや子猫というのは人間でいう赤ちゃんと一緒。おもちゃやぬいぐるみのように遊びたいときに好き勝手に遊び、後は放っておくという事が出来ません。今まで自分の事だけを心配しておけば大丈夫だった方も生き物を飼うとなると食事の世話やトイレのお手入れなど様々なお世話があり、スキンシップも大切なためライフスタイルが大きく変わってしまう可能性があるため、それなりの覚悟が必要です。

・思ったよりも世話が大変
猫は犬と違い、散歩しなくていいからお世話が簡単。放っておいても大丈夫とイメージしている方は多いのではないでしょうか。いえいえ、これも想像以上に大変です。
快適にお部屋で子猫との生活を楽しみたいのであれば最低限のトイレと爪とぎ場所のしつけが必要です。
トイレを決まったところでしてもらわなければその悪臭は想像以上。あっという間に部屋中が猫のおしっことうんちのニオイで充満してしまいます。猫のトイレは子猫の内からしっかりと行うこと。猫のトイレ選びや猫砂の選び方も大切です。
爪は爪研ぎ器で行うようにしつけをしないと部屋中の家具、壁などが傷だらけと化してしまいます。
お手入れも自分で出来ないところは飼い主様がケアをする必要があります。
歯磨きやブラッシング、耳や目・鼻・口周り・お尻なども毎日チェックし、汚れていないか、異常は無いかのチェックが必要となります。
毛づくろいを猫は自分でしますが、飼うとなるとブラッシングをしないと毛玉が出来、抜け毛が増え、部屋は猫の毛があちこちに散乱してしまいます。

・想像以上にお金がかかる
子猫を飼うとなるとずっと子猫でいるわけではなく、大人になります。子猫を飼うという事はその猫の生涯が終わるまできちんと見届けるという覚悟が必要。子猫を飼ってから一生を終えるまでは想像以上にお金がかかります。
まず飼う前の準備としてトイレ、キャリーケース、爪切りやブラッシングなどのケア用品、キャットフード、食器、おもちゃなどが必要。飼い始めてからはワクチン代、去勢代、病気になった時の費用などが必要となります。
今の生活で金銭面に余裕が無いという場合は良く考えてから子猫を迎え入れましょう。

・猫はいたずらが大好きなので危険がいっぱい
子猫の内から猫は遊びといたずらが大好き。
とはいってもこれは習性からくるもの。
かじる、引っ掻くなどは当たり前と思っておかないと毎日イライラ、時には怒鳴り散らしたくなるほどストレスが溜まります。
気を付けなくてはならないのが壊されたくないもの、傷つけては困るものを猫の目につく箇所に置くこと。
あっと言う間に大切な資料や買いたての電気器具などを破いたり引っ掻いたり、傷をつけたりしてしまう危険性があります。
また電気コードを噛む・ゴミ箱をあさるなどの行為も非常に危険。
なるべく危険なものは猫の目に止まらないように中止をしましょう。小さな薬を落としたり、危険薬物を置いて置いたりしないように気を付けること。またお風呂場などもおぼれる危険などがあるので必ず閉めておく必要があります。特に出かける時などは十分に部屋の周りを点検することが重要です。

こういった様々なデメリットを知っても飼いたい、というのであれば、これから飼い主さんになる方の気持ちは本物。最初は大変かもしれませんが、徐々に快適に子猫・猫と生活を楽しむことが出来るでしょう。
少しでもお世話が嫌だな、金銭面が心配だ、家をいたずらされては困ると思った方は衝動的に子猫を迎え入れる事はやめましょう。

子猫との快適な生活は構いすぎに注意

これから子猫を迎え入れようとしている方は、子猫を飼ったら思いっきり遊んであげよう、いっぱいスキンシップをしてあげようとワクワクしている方は多いと思います。
しかし、子猫を迎え入れた途端、遊び過ぎ、構いすぎ、スキンシップのし過ぎは赤ちゃんの子猫には刺激が強すぎます。
新しい環境にも慣れていないのに、落ち着かない環境は大きなストレスとなり、体調を崩してしまう危険があります。
人間の赤ちゃんと一緒でまずはゆっくりと眠れる場所を作ってあげてよく寝かせる事。寝る子は育つというように安心して眠れる環境は子猫の不安やストレスをためず、健やかな成長に役立ちます。
2〜3ヵ月の子猫は15時間程寝るという事を頭に入れておきましょう。
あそぶ時間は20〜30分程で徐々に増やしていけば猫も環境に慣れていきます。
何か異変に気づいたら即病院に行けるよう、動物病院選びも事前にしておきましょう。
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