胴長短足でキュートなコーギーは2種類!特徴や性格の違いは?
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コーギーは、短い足とずんぐりした長い胴体が特徴的なイギリス原産の中型犬です。
日本で人気が高い「ペンブローク」と、紀元前から飼われていた歴史のある「カーディガン」の2種類が存在しており、ジャパンケネルクラブでも区分されます。
それぞれの祖先は違いますが、容姿や性質など似ている部分が多く、昔は同じ犬種として扱われていました。しかし、毛色・体格・性格などに違う部分があったのも事実です。
その結果、個体差により統一するのが困難になり、1943年から違う犬種として登録されるようになりました。どちらのコーギーにも共通しているのは「活動的・賢い・攻撃性が低い」という性格です。古来のイギリスで、牧羊犬として人間の暮らしをサポートする働き者だったことも共通しています。
ユニークでキュートなボディを持ち、人間との暮らしに溶け込んできたコーギーの魅力と、2種類の違いについてまとめてみました。
日本で人気が高い「ペンブローク」と、紀元前から飼われていた歴史のある「カーディガン」の2種類が存在しており、ジャパンケネルクラブでも区分されます。
それぞれの祖先は違いますが、容姿や性質など似ている部分が多く、昔は同じ犬種として扱われていました。しかし、毛色・体格・性格などに違う部分があったのも事実です。
その結果、個体差により統一するのが困難になり、1943年から違う犬種として登録されるようになりました。どちらのコーギーにも共通しているのは「活動的・賢い・攻撃性が低い」という性格です。古来のイギリスで、牧羊犬として人間の暮らしをサポートする働き者だったことも共通しています。
ユニークでキュートなボディを持ち、人間との暮らしに溶け込んできたコーギーの魅力と、2種類の違いについてまとめてみました。
コーギーの特徴と性格は?
◇2種類のコーギーに共通している特徴
コーギーの特徴は、筋肉質で逞しくがっちりしている胴長短足の体。とてもユニークでキュートな容姿です。被毛はダブルコートの中毛ですが、稀に「フラッフィー」と呼ばれる長毛種が生まれることもあります。力強くスタミナがあるので、長時間たっぷり運動することが大好きです。散歩は1回につき30分〜1時間、1日で1時間〜2時間を目標としましょう。コーギーには牧羊犬として立派に通用するほど高い持久力が備わっているので、十分な運動をさせなければなりません。人間の都合で散歩時間が短くなってしまう場合は、定期的にドッグランなどで遊ばせてあげましょう。ずんぐりしたキュートな容姿をしていますが、動きは機敏です。ノーリードで自由に運動できる場所と時間を与えてあげると、効率良くストレス発散できます。
◇ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの特徴と性格
日本で人気があるのはペンブロークです。イギリスの王室犬として寵愛されていたことで知名度が上がり、ユニークな容姿と友好的な性格で日本人の心をがっちり掴みました。毛色は、レッド・セーブル・フォーン・ブラッグ&タンの4種類。頭部・胸・おなか・足・顔などにホワイトが入ることが多いです。ペンブロークは生まれて間もない頃に断尾を行う風習が根強く残っています。そのため、尻尾が非常に短い犬種だと勘違いされることもしばしばです。
断尾のはじまりは、牧羊犬として働く際の安全を考慮して行われたことがきっかけでした。大きな家畜に尻尾を踏まれるなどの怪我を避けるため、キツネと似た毛色でも尻尾が短ければ猟師が区別しやすいなど、体を守るための断尾だったそうです。ですが、現代では容姿を整えるためだけに行われることがほとんどです。近年は、太く長い尻尾を持ったペンブロークが増えつつあり、ショードッグとしても堂々と活躍しています。体の大きさは、体高25cm〜30cm・体重10kg〜14kg。平均寿命は12歳〜14歳くらいです。
ペンブロークは、活発で明るい性格が魅力的です。社交的で懐きやすく、飼い主以外の人間や他の犬とも馴れ合うことができます。でも、警戒心が強い一面もあるので注意が必要です。人間の様子をしっかり観察して行動できる犬種ですが、警戒モードに入ると大きな声で吠え始めてしまいます。飼い主や家族を守る姿勢が強く出て、インターホンの音に吠え続ける子も少なくありません。飼い主にとって安全な相手だと理解すれば友好的になりますので、その都度しつけていきましょう。牧羊犬としての習性が残っているため、足への噛み癖が出ることがあります。基本的な性格は利口で友好的なので、足へ噛み付くのは「悪いこと」だと教え、しつけていきましょう。
コーギーの特徴は、筋肉質で逞しくがっちりしている胴長短足の体。とてもユニークでキュートな容姿です。被毛はダブルコートの中毛ですが、稀に「フラッフィー」と呼ばれる長毛種が生まれることもあります。力強くスタミナがあるので、長時間たっぷり運動することが大好きです。散歩は1回につき30分〜1時間、1日で1時間〜2時間を目標としましょう。コーギーには牧羊犬として立派に通用するほど高い持久力が備わっているので、十分な運動をさせなければなりません。人間の都合で散歩時間が短くなってしまう場合は、定期的にドッグランなどで遊ばせてあげましょう。ずんぐりしたキュートな容姿をしていますが、動きは機敏です。ノーリードで自由に運動できる場所と時間を与えてあげると、効率良くストレス発散できます。
◇ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの特徴と性格
日本で人気があるのはペンブロークです。イギリスの王室犬として寵愛されていたことで知名度が上がり、ユニークな容姿と友好的な性格で日本人の心をがっちり掴みました。毛色は、レッド・セーブル・フォーン・ブラッグ&タンの4種類。頭部・胸・おなか・足・顔などにホワイトが入ることが多いです。ペンブロークは生まれて間もない頃に断尾を行う風習が根強く残っています。そのため、尻尾が非常に短い犬種だと勘違いされることもしばしばです。
断尾のはじまりは、牧羊犬として働く際の安全を考慮して行われたことがきっかけでした。大きな家畜に尻尾を踏まれるなどの怪我を避けるため、キツネと似た毛色でも尻尾が短ければ猟師が区別しやすいなど、体を守るための断尾だったそうです。ですが、現代では容姿を整えるためだけに行われることがほとんどです。近年は、太く長い尻尾を持ったペンブロークが増えつつあり、ショードッグとしても堂々と活躍しています。体の大きさは、体高25cm〜30cm・体重10kg〜14kg。平均寿命は12歳〜14歳くらいです。
ペンブロークは、活発で明るい性格が魅力的です。社交的で懐きやすく、飼い主以外の人間や他の犬とも馴れ合うことができます。でも、警戒心が強い一面もあるので注意が必要です。人間の様子をしっかり観察して行動できる犬種ですが、警戒モードに入ると大きな声で吠え始めてしまいます。飼い主や家族を守る姿勢が強く出て、インターホンの音に吠え続ける子も少なくありません。飼い主にとって安全な相手だと理解すれば友好的になりますので、その都度しつけていきましょう。牧羊犬としての習性が残っているため、足への噛み癖が出ることがあります。基本的な性格は利口で友好的なので、足へ噛み付くのは「悪いこと」だと教え、しつけていきましょう。
◇ウェルシュ・コーギー・カーディガンの特徴と性格
カーディガンは日本でほとんど見かけない珍しい犬種です。歴史は古く、紀元前1200年頃までさかのぼり、中央ヨーロッパからケルト人と共にイギリスへ渡ってきたという記録が残っています。その後、カーディガンシャー地方で牧羊犬として飼われるようになり、カーディガンという犬種名が付けられました。毛色は、ブラック&ホワイト、レッド&ホワイト、ホワイト&ブリンドル、セーブル&ホワイト、ブルーマール&ホワイト。ペンブロークと比べてダークな色合いが目立つ色合いです。カーディガンには断尾の習慣がないので、キツネのようにふさふさした長い尻尾があります。体格はペンブロークより一回り大きく、体高30cm前後・体重11kg〜17kg。平均寿命は12歳〜15歳くらいです。
カーディガンはペングローブと祖先が違うため、毛色だけでなく性格にも違いがあります。賢くて落ち着きがあり聡明ですが、誰にでも簡単に懐くようなタイプではありません。信頼している飼い主に対しては愛情深く献身的ですが、警戒心が強いので知らない人に対しては大きな声で吠え威嚇することも少なくありません。主従関係をしっかり築くことに成功すれば、飼い主に忠実な賢い子に育ちます。しかし、飼い主一筋で吠えやすいカーディガンは、集合住宅や密集した住宅地で飼うのは少々難しいかもしれません。一軒家で多少の無駄吠えでも気にならない環境で伸び伸びと育てられるなら、一緒に暮らすことも可能です。
カーディガンは日本でほとんど見かけない珍しい犬種です。歴史は古く、紀元前1200年頃までさかのぼり、中央ヨーロッパからケルト人と共にイギリスへ渡ってきたという記録が残っています。その後、カーディガンシャー地方で牧羊犬として飼われるようになり、カーディガンという犬種名が付けられました。毛色は、ブラック&ホワイト、レッド&ホワイト、ホワイト&ブリンドル、セーブル&ホワイト、ブルーマール&ホワイト。ペンブロークと比べてダークな色合いが目立つ色合いです。カーディガンには断尾の習慣がないので、キツネのようにふさふさした長い尻尾があります。体格はペンブロークより一回り大きく、体高30cm前後・体重11kg〜17kg。平均寿命は12歳〜15歳くらいです。
カーディガンはペングローブと祖先が違うため、毛色だけでなく性格にも違いがあります。賢くて落ち着きがあり聡明ですが、誰にでも簡単に懐くようなタイプではありません。信頼している飼い主に対しては愛情深く献身的ですが、警戒心が強いので知らない人に対しては大きな声で吠え威嚇することも少なくありません。主従関係をしっかり築くことに成功すれば、飼い主に忠実な賢い子に育ちます。しかし、飼い主一筋で吠えやすいカーディガンは、集合住宅や密集した住宅地で飼うのは少々難しいかもしれません。一軒家で多少の無駄吠えでも気にならない環境で伸び伸びと育てられるなら、一緒に暮らすことも可能です。
コーギーを育てるときに注意すること
コーギーは、椎間板ヘルニアや関節疾患を発症しやすい犬種です。
ずっしり重い体でも機敏な動きができるので、骨や関節に衝撃を受けやすくなってしまい発症に至ります。フリスビーなど高い身体能力を要するスポーツにも参加できるほどなので、体にかかる負担はかなり大きくなります。これを防ぐためには、標準体重を維持し太らせないことが大切です。コーギーは食欲旺盛な犬種なので、運動不足になると簡単に太ってしまいます。
毎日の運動で引き締まった肉体を作り、ヘルニアや関節疾患を予防しましょう。
2種類のコーギーは体つきが似ていますが、祖先が違う異なる犬種です。
家庭犬として迎えるなら、社会性のあるペングローブの方が飼いやすくておすすめです。カーディガンも飼い主に忠誠を尽くす愛情深い性格ですが、非常にレアな犬種で飼育環境も限定されるので難しいかもしれません。でも、どちらのコーギーも活動的で明るく可愛い犬種です。
ユニークでキュートな魅力あふれるコーギーと一緒に暮らしてみませんか?
監修:ソラノアンジュ
愛するペットと暮らす充実した幸せな人生。その素晴らしさをたくさんの人に伝えたくて、ペットライターの道を選びました。
長年の執筆経験で得た情報を元に、あなたの可愛いパートナーを探すお手伝いができれば幸いです。
ずっしり重い体でも機敏な動きができるので、骨や関節に衝撃を受けやすくなってしまい発症に至ります。フリスビーなど高い身体能力を要するスポーツにも参加できるほどなので、体にかかる負担はかなり大きくなります。これを防ぐためには、標準体重を維持し太らせないことが大切です。コーギーは食欲旺盛な犬種なので、運動不足になると簡単に太ってしまいます。
毎日の運動で引き締まった肉体を作り、ヘルニアや関節疾患を予防しましょう。
2種類のコーギーは体つきが似ていますが、祖先が違う異なる犬種です。
家庭犬として迎えるなら、社会性のあるペングローブの方が飼いやすくておすすめです。カーディガンも飼い主に忠誠を尽くす愛情深い性格ですが、非常にレアな犬種で飼育環境も限定されるので難しいかもしれません。でも、どちらのコーギーも活動的で明るく可愛い犬種です。
ユニークでキュートな魅力あふれるコーギーと一緒に暮らしてみませんか?
監修:ソラノアンジュ
愛するペットと暮らす充実した幸せな人生。その素晴らしさをたくさんの人に伝えたくて、ペットライターの道を選びました。
長年の執筆経験で得た情報を元に、あなたの可愛いパートナーを探すお手伝いができれば幸いです。