ガーデニング

フラワーアレンジメントの基礎・吸水性フォームを水につける方法とは

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フラワーアレンジメントにおいて欠かせない道具があります。吸水性スポンジです。

永塚氏は、別の動画で吸水性スポンジとは水を含んだものだと説明しています。では一体どうやって水につけるのか。それが今回の動画のキモです。

吸水性スポンジとはフォームとも呼ばれる緑色の物体をいいます。フラワーアレンジメントとは、このフォームに花やリーフを挿すのですが、吸水性スポンジは単に「剣山のお洒落な奴」ではないのです。挿した花に水を与えるための道具でした。

しっかりと水につけ、中まで浸透させなくてはいけません。水を中まで行き渡らせないと、花が枯れてしまうからです。

実際、吸水性スポンジを充分水につけずに枯らしてしまった人も少なくありません。

単純ですが重要なことなので、よく覚えておきましょう。

ガラスの器に水を用意し、吸水性スポンジを用意します。実際には必ずしもガラスの器でなくても構いませんし、スタンダードなスポンジはこの3倍ほどの大きさです。今回は講座なので、分かりやすくカットしてあります。

まず、吸水性スポンジをそのまま水に浮かせてください。そのまま押し込んだり、上から水をかけるなんてことはしません。

それをすると真ん中に空洞ができ、水が行き渡らなくなります。何もしなくても自然と沈みますので、沈むに任せましょう。

どこか一面、水に浸からない面を作るだけで、自然と水の中に没します。

この画像の状況になるまで1分強といったところです。これで完全に中まで水が染み込んでいるのでご安心ください。永塚氏曰く、「最近の吸水性スポンジは出来がいいので早く沈む」とのことです。

先述の通り、焦って押し込むと、内部に空気の層が出来てしまうので絶対にしてはいけません。

といって、空気の層が出来てしまったからと慌てなくても大丈夫です。ワイヤーで穴を開ければ一応水は通ります。しかし基本的には自沈するに任せておいた方がいいでしょう。

真ん中に水がないと、乾いたところに茎が挿さってしまいます。いわば、給水がなされない状態です。あとは言うまでもなく花が枯れます。

そうした事態を招かないようにするのに一番いいのが、吸水性スポンジを浮かせて、自沈させて水を吸わせることなのです。

実際、水の中に押し込んだ場合の例がこちらになります。見た目にはそれなりに濡れているものの、切ってみれば効果は一目瞭然です。ものの見事に空気の層が出来、乾いた部分が出来てしまいました。

やはり、実際に見てみないと分からないものですね。先にも述べた通り、完全自沈するまで大体1分と数十秒です。大した時間ではないので、吸水性スポンジが沈んでいる間に色々なアレンジを考えるのもいいでしょう。

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