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クロッカスの育て方

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学名:Crocus
英名:Crocus、Dutch crocus
和名:花サフラン
科名:アヤメ科
属名:サフラン属(クロッカス属)
原産地:地中海沿岸地方、小アジア

クロッカスの特徴

クロッカスは、小型の球根で育ち、草丈も低く、かわいい花が特徴。早春に咲くことでも春の訪れを感じさせてくれて人気です。耐寒性が強く、初心者でも育てやすい植物です。中でもサフランは、紀元前から薬用や料理用に使われてきて歴史があります。
クロッカスの代表としては、早咲きの2月〜3月に咲く「ラージ・イエロー」や「イエロー・マンモス」などがあります。そのあとに3月〜4月に咲くベルナス種の紫や白い花の品種も多く見られます。
秋咲き種もあります。また、水栽培をして育てることも可能です。

クロッカスの詳細情報

園芸分類 球根
草丈・樹高 5〜10cm
耐寒性 強い
耐暑性 強い(夏期は休眠)
耐陰性 地上部がない時期は日陰でも大丈夫
花色 黄、白、紫、複色
開花時期 2月〜4月、秋咲き種は10月中旬〜11月中旬

クロッカスの育て方カレンダー

時期 秋に植え付けて初春に花を咲かせます。秋咲きのものもあります。
植え付け 10月〜11月に鉢植えをしたり、庭に植えます。
剪定 必要ありません。
肥料 10月11月の植え付け時と3月4月の花が終わったあとに行います。
開花 2月〜4月、秋咲き種もあって10月中旬〜11月中旬に咲く品種もあります。

クロッカスの栽培環境

日当たり・置き場所 日当たりと水はけがいい場所が適しています。
用土 一般の草花用培養土でも大丈夫で、鉢植えの場合には、水はけを良くするために、鉢底には大粒の鹿沼土を入れるのがおすすめ。酸性土を嫌いますので、苦土石灰を混ぜることも必要です。
土ではなく、水栽培も可能です。また、土の代わりに玉砂利やガラス玉に植えても育てられます。

クロッカスの育て方のポイント

水やり 秋から春までが生育期間で、特に鉢植えでは極端に乾燥しないようにします。
肥料 植え付け時に少量の元肥を行います。開花後の追肥も施し、株を太らせることで来年も花を咲かせるようになります。カリ分の多い肥料がおすすめです。
病害虫 病気は、少ないのですが、水はけに注意しないと球根が腐ります。

クロッカスの詳しい育て方

選び方 クロッカスの球根を選ぶ場合は大きくて重い底に傷のないものを選びましょう。
植え付け 10月〜11月に植え付けますが、球根を深植えするのがおすすめです。鉢植えで深さ3cm、庭植えで深さ5cmに植えます。庭植えの場合は、20〜30cmほど土を掘って、緩効性肥料や腐葉土を混ぜて準備しておきましょう。
間引き なし
剪定・切り戻し なし
植え替え・鉢替え 花が咲き終わって、5月下旬〜6月上旬に葉が茶色く完全に枯れてから、球根を掘り上げて涼しい所で管理して10月〜11月に植え付けるのもいいでしょう。そのまま、土に植えておいても、地植えの場合は数年間花を咲かせることが可能です。 地植えでは、4年〜5年経ったら、球根が増えて窮屈になっていますので、分けて秋に大きな球根を植え替えします。
花 2月〜4月に花が咲きます。花が咲いたら花がらは根元から摘みとっていきます。
収穫 なし
冬越し 雪が積もっても寒さには強いので、そのまま植えておいて大丈夫です。冬の寒さに合うことで花が咲くようになります。
増やし方 自然分球で増えていきますが、球根を太らせないと花が付きにくくなります。

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