ランの女王カトレアを育てて花を咲かせるには
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ランの女王といわれるカトレアの豪華な花は、アレンジメントやコサージュにもよく使われますが、育てて花を楽しんでいる方は少ないのが現状です。
豪華な花は高価なので、枯らしたらと思うとなかなか手が出せないものですが、開花時期以外はリーズナブルに手に入ります。
栽培する場合は温度設定と水管理さえしっかりしていれば、基本的にはほとんど放置で育ちます。
カトレアの栽培のコツをご紹介していきましょう。
豪華な花は高価なので、枯らしたらと思うとなかなか手が出せないものですが、開花時期以外はリーズナブルに手に入ります。
栽培する場合は温度設定と水管理さえしっかりしていれば、基本的にはほとんど放置で育ちます。
カトレアの栽培のコツをご紹介していきましょう。
カトレアの開花時期は品種によって異なる
中南米原産のカトレアは、交配種が非常に多く、花の色や形、大きさなど多種多様ですが、開花時期も品種によってバラバラです。
3~5月に花をつける春咲き品種、6~8月に花をつける初夏咲き品種、9~11月に花をつける秋咲き品種、12~2月に花をつける冬咲き品種、気まぐれでいつ花をつけるのか規則性がない不定期咲き品種もあり、色々取り揃えれば、年中カトレアを開花させ続けることも可能です。
カトレアの最もポピュラーな品種は、春と冬に花を咲かせ、春から秋にかけて株が成長するタイプで、最も育てやすいのは気温の高い夏と秋に花を咲かせるタイプです。
3~5月に花をつける春咲き品種、6~8月に花をつける初夏咲き品種、9~11月に花をつける秋咲き品種、12~2月に花をつける冬咲き品種、気まぐれでいつ花をつけるのか規則性がない不定期咲き品種もあり、色々取り揃えれば、年中カトレアを開花させ続けることも可能です。
カトレアの最もポピュラーな品種は、春と冬に花を咲かせ、春から秋にかけて株が成長するタイプで、最も育てやすいのは気温の高い夏と秋に花を咲かせるタイプです。
カトレアの生育適温は15~28℃
カトレアは熱帯や亜熱帯地方が原産なので、15~28℃の温度範囲が栽培適温です。
気温が高すぎても元気を失いますが、温度が高すぎても早々には枯れません。
しかし、気温が低すぎるとあっという間に枯れてしまうので、冬場の温度管理には十分注意してください。
カトレアは、蘭に共通していますが、高い木の枝などに着床して育つ植物なので、直射日光は得意ではありません。
直射日光がさんさんと差し込むところで育てるよりも、明るい室内で育てる方が管理しやすくなります。
気温が高すぎても元気を失いますが、温度が高すぎても早々には枯れません。
しかし、気温が低すぎるとあっという間に枯れてしまうので、冬場の温度管理には十分注意してください。
カトレアは、蘭に共通していますが、高い木の枝などに着床して育つ植物なので、直射日光は得意ではありません。
直射日光がさんさんと差し込むところで育てるよりも、明るい室内で育てる方が管理しやすくなります。
水コケなどが乾いてきたらたっぷりと水やりして
カトレアは、土に植えつけずに、水コケ、ヤシ殻チップ、バークチップなどに植えつけます。
水コケなどの培地の表面が乾いてきたら、たっぷりと水やりしましょう。
土と違って、水コケやバークチップなどは、乾燥が進みすぎると水を吸い込みにくくなるので、何度か回数を分けて水やりして、しっかりと水を含ませるようにしましょう。
いつも培地がじめじめしていると根腐れしてしまうので、必ず培地が乾いているのを確認してから水やりするようにしましょう。
カトレアは太いバルブに水をため混むし、葉っぱにも厚みがあるので、少しの水切れでは簡単には枯れません。
水のやりすぎの方がてきめんに枯れてしまうので、水のやりすぎにならないように注意してください。
水コケなどの培地の表面が乾いてきたら、たっぷりと水やりしましょう。
土と違って、水コケやバークチップなどは、乾燥が進みすぎると水を吸い込みにくくなるので、何度か回数を分けて水やりして、しっかりと水を含ませるようにしましょう。
いつも培地がじめじめしていると根腐れしてしまうので、必ず培地が乾いているのを確認してから水やりするようにしましょう。
カトレアは太いバルブに水をため混むし、葉っぱにも厚みがあるので、少しの水切れでは簡単には枯れません。
水のやりすぎの方がてきめんに枯れてしまうので、水のやりすぎにならないように注意してください。
カトレアは夏場以外、風通しの良い明るめの場所で育てて
木の枝に着床して育つカトレアなので、風通しの良い、直射日光が当たらないものの比較的明るい場所を好みます。
真夏の直射日光に当たると葉焼けしてしまうので、真夏は直射日光が当たらないように、明るめの日陰に置き場所を変えるようにしましょう。
できることなら、真夏を除いた春~秋にかけては屋外で栽培するのがベストですが、通年明るい窓辺で室内栽培することも可能です。
真夏の直射日光に当たると葉焼けしてしまうので、真夏は直射日光が当たらないように、明るめの日陰に置き場所を変えるようにしましょう。
できることなら、真夏を除いた春~秋にかけては屋外で栽培するのがベストですが、通年明るい窓辺で室内栽培することも可能です。
鉢からバルブがはみ出してきたら植え替えて
カトレアは小さな素焼きの鉢に植えられていることが多いのですが、カトレアは狭いところで栽培されるのが好きなので、あまり余裕のある大きな鉢で育てないようにしましょう。
それでも小さな鉢ではカトレアの太い茎「バルブ」が鉢からはみ出してしまい、根が盛大に飛びだしてしまうことがあります。
あまりに盛大にはみ出すと、折れやすくなってしまうので、一回り大きな鉢に植え替えるようにしましょう。
気温が高くなってきた4月ごろに、根を傷めないように鉢から外して、汚くなったミズゴケなどを取り除き、水につけて絞った新しいミズゴケなどに根を絡ませて、鉢に植え替えましょう。
カトレアは小さく株分けしすぎると、花を咲かせなくなることがあるので、なるべく株分けしないでそのまま植え替えるのがおすすめです。
株分けするのは、5号以上のサイズに育った時にしましょう。
夏咲きの品種は、花後の9月ごろに植え替えるようにしましょう。
それでも小さな鉢ではカトレアの太い茎「バルブ」が鉢からはみ出してしまい、根が盛大に飛びだしてしまうことがあります。
あまりに盛大にはみ出すと、折れやすくなってしまうので、一回り大きな鉢に植え替えるようにしましょう。
気温が高くなってきた4月ごろに、根を傷めないように鉢から外して、汚くなったミズゴケなどを取り除き、水につけて絞った新しいミズゴケなどに根を絡ませて、鉢に植え替えましょう。
カトレアは小さく株分けしすぎると、花を咲かせなくなることがあるので、なるべく株分けしないでそのまま植え替えるのがおすすめです。
株分けするのは、5号以上のサイズに育った時にしましょう。
夏咲きの品種は、花後の9月ごろに植え替えるようにしましょう。
カトレアはランでも肥料を好むから4~9月に液体肥料を毎週施肥して
蘭は生育にあまり肥料を必要としない植物ですが、カトレアは肥料を好むので、4~9月の生育期には液体肥料を毎週水の代わりに与えるようにしましょう。
カトレアに施肥する液体肥料は、通常の液体肥料よりも薄めたものを使うようにしましょう。
緩効性化成肥料を培地に一つまみまいておいてもかまいません。
真夏にカトレアが弱っているときは、肥料をあげずにおいて、秋に涼しくなってから施肥を再開しましょう。
カトレアに施肥する液体肥料は、通常の液体肥料よりも薄めたものを使うようにしましょう。
緩効性化成肥料を培地に一つまみまいておいてもかまいません。
真夏にカトレアが弱っているときは、肥料をあげずにおいて、秋に涼しくなってから施肥を再開しましょう。
花のついたシースは切っても葉っぱは切り取らない
カトレアはバルブの先についた葉っぱから、さや(シース)をのばして花を咲かせます。
花が終わったら、シースごと切り取ってもかまいませんが、葉っぱやバルブは切り取ってはいけません。
花が終わったバルブからは花は咲きませんが、葉っぱとバルブは次の花や新芽のために栄養を蓄えるのに必要なので、切り取らずに育てます。
バルブがしわしわになって枯れてしまうまで、残しておきましょう。
花が終わったら、シースごと切り取ってもかまいませんが、葉っぱやバルブは切り取ってはいけません。
花が終わったバルブからは花は咲きませんが、葉っぱとバルブは次の花や新芽のために栄養を蓄えるのに必要なので、切り取らずに育てます。
バルブがしわしわになって枯れてしまうまで、残しておきましょう。
カトレアの株分けは5号鉢サイズより小さくしないで
カトレアを株分けするときは、5号サイズの鉢に入りきれないほど大きくなった時だけにして、必要以上に株分けをしすぎないようにしましょう。
カトレアの株を小さく分けすぎると花を咲かせなくなってしまいます。
カトレアの花を楽しむためにも、大人の親指くらいの太さのある大きなバルブが3本以上ある状態を一組にして育てるようにしましょう。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。
カトレアの株を小さく分けすぎると花を咲かせなくなってしまいます。
カトレアの花を楽しむためにも、大人の親指くらいの太さのある大きなバルブが3本以上ある状態を一組にして育てるようにしましょう。
監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。