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エゴノキ

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植物名: エゴノキ

学名: Styrax japonica
英名: Japanese snowbell
和名: エゴノキ
科名: エゴノキ科
属名: エゴノキ属
原産地: 日本

エゴノキの特徴

エゴノキは、日本が原産で古くから親しまれている木です。
耐寒性も耐暑性が強く、日陰でも育てられる木です。5月〜6月に釣鐘状の小さな花が下向きにぶら下がるように沢山咲くのが特徴。樹形は野趣あふれている落葉樹で、花も可愛いため、よく庭にシンボルツリーとして植えられます。花や葉の形が異なる様々な品種があり、萼がピンク色の「ベニガクエゴノキ」や小花の「ヒメエゴノキ」などの種類もあります。
高木になりますが、樹形を楽しむため、盆栽で育てる人もいます。また、果皮には毒があります。

エゴノキの詳細情報

園芸分類
庭木・花木

草丈・樹高
7〜8m

耐寒性
強い

耐暑性
強い

耐陰性
あり

花色
白、ピンク

開花時期
5月〜6月

エゴノキの育て方カレンダー

時期
12月〜3月に苗を植え付け、肥料をやりながら育てると5月〜6月に花を咲かせます。

植え付け
12月〜3月に苗を植え付けます。

剪定
12月や2月〜3月上旬に剪定が必要な場合は行います。

肥料
1月下旬〜2月の寒肥、6月のお礼肥をします。

開花
5月〜6月に花が咲きます。

エゴノキの栽培環境

日当たり・置き場所
日当たりのいい場所に植えます。日陰でも育ちます。

用土
通気性がありながら湿り気のある肥沃な土が適しています。黒土に、腐葉土を混ぜるなどするとおすすめです。

エゴノキの育て方のポイント

水やり
湿り気のある土が好きなために水切れに注意します。乾燥すると葉が上に反りますので気を付けましょう。

肥料
1月下旬〜2月の寒肥をするとともに、6月にはお礼肥の油かすなどを少し施します。

病害虫
病気は、褐斑病、さび病、うどんこ病などに注意。通気を良くし、よく日にも当てましょう。
害虫は、エゴノキアブラムシが側芽に付いたり、木にこぶができたりします。カミキリムシなどの幼虫も枝や幹につきやすくなります。

エゴノキの詳しい育て方

選び方
枝の太さがしっかりあって、根が乾き過ぎていない苗を選びます。葉が付いていれば、緑の葉のものを選びましょう。

植え付け
耐寒性が強いので12月〜3月に庭植えか鉢植えかで植え付けます。幹が若くて細い間は支柱を立てて幹が曲がらないようにすることが大切です。

剪定・切り戻し
強い剪定はしないで、落葉している間に枝抜きをして通気をよくして、病気を予防します。

植え替え・鉢替え
鉢植えは通気性がいいことが大事ですので、2〜3年に1度植え替えをするのがおすすめです。


花は下向きに咲き、咲き終わったら回りながら落ちていきますので、珍しいでしょう。

収穫
10月頃に種を採っておくと増やせます。

冬越し
落葉樹ですので、対策は不要です。

増やし方
種蒔きと接ぎ木、とり木で増やすことができます。種蒔きはピートモスなどを入れた湿り気のある土にすぐにとりまきします。接ぎ木は、3月頃に切り接ぎをします。とり木は、5月頃環状剥皮をするようにします。

監修:トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。

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