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エニシダ

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植物名: エニシダ

学名: Cytisus scoparius
英名: Scotch broom
和名: 金雀枝(エニシダ)
科名: マメ科
属名: エニシダ科
原産地: ヨーロッパ、北アフリカ、カナリア諸島、アジア

エニシダの特徴

小さな蝶のような黄色の花を沢山咲かせるエニシダは、ヨーロッパ、北アフリカ、カナリア諸島、アジアなどが原産地の落葉樹です。
5月〜6月の春に咲き、甘い香りを放ちます。英名の「Brooom」は、ほうきの意味で、細い枝がほうき状に広がり、そこに沢山の小さな花を咲かせることから付いています。
乾燥地で育つことができ、寒さにも強い木ですが、寿命は10年と言われています。庭木として黄色の花を楽しむ人も多く、鉢植えで楽しむ矮性種「ヒメエニシダ」も人気です。

エニシダの詳細情報

園芸分類
庭木・花木

草丈・樹高
2〜3m

耐寒性
強い

耐暑性
強い

耐陰性
日陰の場合花が咲かなくなります。

花色
黄色

開花時期
5月〜6月

エニシダの育て方カレンダー

時期
3月中旬〜4月に苗を植え、日当たりが良く水はけがいい場所の植えることで5月〜6月に花が咲くようになります。

植え付け
3月中旬〜4月に苗を植え付けます。

剪定
6月中旬〜7月中旬に行います。

肥料
庭植えでは2月に寒肥、鉢植えでは3月に追肥をします。

開花
5月〜6月に咲きます。

エニシダの栽培環境

日当たり・置き場所
水はけが良く日当たりのいい場所に植えるのがコツです。

用土
水はけのいい土にします。酸性土壌を嫌いますので苦土石灰を最初に混ぜておくのがおすすめです。土は赤玉土(中粒)2、日向土(小粒)2の割合で配合し、完熟腐葉土や樹皮堆肥などを少し混ぜます。元肥として有機質肥料か緩効性化成肥料を入れるのがいいでしょう。

エニシダの育て方のポイント

水やり
木が幼いうちは、よく水遣りをします。2年以上経ったら庭植えも鉢植えも不要です。

肥料
庭植えでは2月に寒肥として有機質肥料を施します。鉢植えでは3月に追肥として化成肥料をやります。

病害虫
病気はほとんど心配いりません。害虫は、アブラムシに注意します。

エニシダの詳しい育て方

選び方
2月頃園芸店に苗が出回ります。様々な品種がありますので、庭植えでは寒さに強い品種、鉢植えでは矮性種の「ヒメエニシダ」がおすすめです。「ヒメエニシダ」は寒さに弱いので冬は室内などで育てましょう。

植え付け
3月中旬〜4月に苗を植え付けます。一度枯れた場所には連作しないようにします。

剪定・切り戻し
大きくなった場合は花が終わった6月中旬〜7月中旬に太い枝を間引きます。

植え替え・鉢替え
移植は嫌います。行う場合は小さなうちに根鉢をくずさないように注意して行います。


よく日に当てて育てると小さな花が次々と沢山咲きます。

収穫
10月に熟した種を採って保存しておくと増やせます。

冬越し
耐寒性は強いので大丈夫です。品種によって、「ヒメエニシダ」は半耐寒性のため、鉢植えなどを移動し、室内もしくは寒風が吹かない場所で育てます。

増やし方
挿し木と種蒔きで増やせます。挿し木は3月〜4月に昨年の枝を挿すか、6月下旬〜7月上旬に今年の枝を挿します。その後、直射日光を避けて明るい場所で育てましょう。種蒔きでも増やせますので、翌年3月中旬〜下旬に蒔きます。種は硬いためお湯に30分程度漬けてから蒔くと発芽率が高まります。本葉が出たら早めに植え付けます。

監修:トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。

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