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ヤマブキ

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植物名: ヤマブキ

学名: Kerria japonica
英名: Japanese kerria
和名: ヤマブキ(山吹)
科名: バラ科
属名: ヤマブキ属
原産地: 日本、中国

ヤマブキの特徴

バラ科ヤマブキ属の落葉低木です。
黄金色のような鮮やかな黄色の花が咲くのが特徴。ヤマブキ色などとも言われますよね。春の季語ともなっている花です。
日本、中国が原産で、九州から北海道までの低い山や丘に自生していて、日本では古くから親しまれています。実がならないのも特徴。日本原産のため、耐暑性、耐寒性もあって育てやすくて好まれています。
それほど大きくならず、きれいな花が沢山咲くため、人気の庭木です。八重咲も華やかで可愛らしくてよく植えられています。

ヤマブキの詳細情報

園芸分類
庭木・花木

草丈・樹高
1〜1.5m

耐寒性
強い

耐暑性
強い

耐陰性
半日陰まで大丈夫です。

花色
黄色

開花時期
4月〜5月

ヤマブキの育て方カレンダー

時期
耐寒性が強いので晩秋に植え付けても大丈夫です。種からも育てられますが、苗もよく売られています。木の寿命が3〜4年と短くなっています。

植え付け
2月下旬〜3月または10月〜11月に苗を植え付けます。

剪定
11月〜3月に枯れ枝のみ切ります。

肥料
2月上旬〜3月下旬に寒肥し、6月に花後の肥料を施します。

開花
4月〜5月に鮮やかな黄色の花が咲きます。

ヤマブキの栽培環境

日当たり・置き場所
日なたから半日陰がおすすめです。半日以上日が当たれば育ちます。地際からよく新しい枝が出ますので、広くスペースを取って植えるようにします。

用土
水はけがよく、腐植質に富む肥沃な土にします。

ヤマブキの育て方のポイント

水やり
夏は、土が乾燥しないように気を付けましょう。

肥料
2月上旬〜3月下旬に寒肥をします。花後の6月にも緩効性化成肥料や、固形の油かすをお礼に追肥します。

病害虫
病気は特になく、害虫は「シロオビアワフキ」に気を付けます。枝に泡がついたら、「シロオビアワフキ」の幼虫がいる可能性があり、取り払います。

ヤマブキの詳しい育て方

選び方
最近では八重咲も人気です。根がしっかりと張っている苗を選びましょう。

植え付け
2月下旬〜3月または10月〜11月に苗を植え付けます。小さいうちはプランターでも大丈夫です。

間引き
種から育てることもできます。最初はプランターで育て、間引きしながら育て大きくなったら地植えするのもおすすめです。

剪定・切り戻し
ヤマブキは寿命が3〜4年と言われ、毎年新しい枝に更新して育てるのがおすすめです。あまり高くならないため、11月〜3月上旬の落葉時に枯れ枝だけを剪定し、強く切り揃えるのは控えます。

植え替え・鉢替え
植え替えは、10月上旬〜11月下旬、または2月下旬〜3月下旬がいい時期です。根に気を付けてていねいに掘って植え替えます。


5枚の花弁があり、花が沢山咲くのが美しいでしょう。八重のヤマブキもあります。

冬越し
耐寒性があるために何もしなくて大丈夫です。

増やし方
挿し木と株分けで増やすことができます。挿し木は、花後の6月上旬〜7月下旬に行います。水揚げをした後に、土に挿し、日陰で管理すると簡単に挿し木できます。
植え替えの際に株分けでも増やすことができます。木の寿命が短いので、増やしておきましょう。

監修:トマト
毎日いろいろな発見をさせられるガーデニングです。
長年のガーデニング経験から育て方の難しさもそれぞれの植物に学んでいます。
今は多肉植物などにも凝っていて、新しい発見と成長を見ていきたいと思っています。

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