編み物

編み物とは?これを読めば初心者でも安心!必要な道具や基礎知識をご紹介

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インドアの趣味と言えば編み物を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。特に女性の間では、編み物は昔から趣味として高い人気を誇っています。
また、なかには編み物に興味を持っているけれど「細かい作業が多くて難しそう」などと感じている方も多いかもしれません。そこで今回は、初心者の方が知っておきたい編み物の基礎知識や必要な道具などの情報をまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

《目次》
■編み物とは
■編み物の魅力とメリット
■編み物の基礎知識
■編み物に必要な道具
■初心者は何からはじめればいいの?
■もっと編み物について知りたい!
■まとめ

編み物とは

毛糸と編み針を使ってセーターや手袋、帽子などを作る「編み物」。日本では女性の趣味というイメージがある方も多いかもしれませんが、実は海外では男性の趣味としても広く親しまれています。
編み物の歴史は古く、明確な起源は明らかになっていませんが、発祥は旧石器時代にも遡ると言われています。もともとは漁業用の網を作るために生まれたとも考えられており、古代エジプトではすでに靴下が編まれていたそうです。
編み物文化はそこからヨーロッパへと伝播し、フランスをはじめ各国で棒針を使った編み物文化が発達したと言われています。

編み物の魅力とメリット

編み物の魅力について簡単に説明しましょう。

・無心で楽しめる

趣味は楽しさが無ければ続けるのが難しいものですが、編み物は続ければ続けるほど形になっていく楽しさがあるので、飽き性の方でも無理なく続けられるでしょう。いったん針を動かし始めると無心で目の前のことだけに集中できるので、ストレスの緩和も期待できます。実際に海外ではセラピーの一環として編み物が活用されることもあるようです。

・手軽に始められる

編み物の大きな魅力のひとつが、「手軽に始められる」ことにあります。棒針や毛糸は100円均一ショップなどでも購入できるので、趣味にあまりお金をかけたくない方も安心です。棒針が用意できない場合も、指や腕で編む技法もあるので、自分の好きな方法で続けることができます。

・自由度が高く、深みがある

編み物は毛糸の種類や色、デザイン、編み方、編む強さなどを調整することでオリジナルの作品を作り出すことができます。教科書やテキスト通りに進める必要はないので、自由に楽しめるのも編み物の魅力です。また、編み物は失敗しても毛糸を解いてしまえば何度でも再チャレンジできます。失敗しても材料が無駄になってしまう心配もないので、失敗を恐れずに始められますよ。

編み物の基礎知識

毛糸を使った手編みの種類は大きく分けて「棒針編み」「かぎ針編み」「アフガン編み」「指編み・腕編み」の4種類あります。

・棒針編み

先端が緩やかに尖っている棒針を2本使う編み方のことです。あらゆる模様編みが可能な万能性の高い技法で、セーターやマフラー、ニット帽などを作るのに最適です。伸縮性が高く、肌触りの良い作品に仕上がります。

・かぎ針編み

かぎ針を1本使って編む方法のことです。長編み、細編み、鎖編みなどの基本的な編み方を組み合わせて模様を作っていきます。棒針編みよりも伸縮性が少なく、立体的な模様を作っていくことも可能なので、日用品からファッション小物、あみぐるみまでいろいろな作品を作ることができます。手軽に始められるので、初心者の方に特にオススメです。

・アフガン編み

アフガン針という専用の編み針を使う編み方です。編地が畳のようになることから、昔は畳編みとも呼ばれていました。棒針編みとかぎ針編みの技法を合わせた編み方なので、初心者には少し難しいかもしれません。風合いが独特で、織物のような仕上がりになるのが特徴です。

・指編み・腕編み

その名の通り指や腕を使って編む方法です。指や腕を編み針に見立てて、棒針編みやかぎ針編みの技法を用いて作品を仕上げていきます。自分の体を使うので編む感覚を掴みやすいですし、道具を用意する必要もないので初心者の方にオススメです。

編み物に必要な道具

編み物を始めるうえで用意しておきたい道具を簡単に紹介しましょう。

・編み針

指編みや腕編み以外の方法で編み物をするなら、編み針は必須です。
編み方によって用意する編み針は異なるので、購入する際は注意しましょう。基本的には針の太さを号数で表していて、針が太いほど大きな数字がふられています。

棒針:必ず2本セットで購入しましょう。使用する毛糸や仕上がりの風合いによって最適な太さのものを選びます。
素材は竹やプラスティック、軽金属など色々な種類があります。

かぎ針:素材は竹、角、つげ、プラスティック、軽金属などがあり、毛糸用とレース用の2種類があります。メーカーによってはカラフルなものやグリップ付きの握りやすいものも。鉛筆くらいの大きさなので、持ち運びに便利です。

アフガン針:棒の先端にフックが付いているものと、両端にフックが付いているものの2種類があります。

・毛糸

一概に毛糸と言っても色々な種類のものがあります。購入する際は太さ、色、形状などはもちろん、材質もしっかりとチェックするようにしましょう。
基本的には通販サイトでも手に入りますが、材質によって肌触りが異なりますし、色の風合いも直接見た方がわかりやすいので、できれば手芸屋などに足を運んで選んだ方が良いでしょう。

初心者は何からはじめればいいの?

まずは作りやすいアイテムから始めてみることをオススメします。
編み方は興味があるものを選んでみるのも良いと思いますが、自信が無い方はぜひかぎ針編みから始めてみてください。
かぎ針編みは長編み、細編み、鎖編みなどの基本の編み方を組み合わせていく技法なので、初心者の方でも簡単に始められます。
丸いコースターや花形のモチーフなどは失敗するリスクが少ないので、ぜひ挑戦してみてください。

もっと編み物について知りたい!

編み物についてもっと詳しく知りたいという方は、下記の記事もぜひチェックしてみてください。

編み物記事一覧
https://hobbytimes.jp/m_category/knitting/

また、もっと本格的に編み物を極めたいという方は、編み物教室に通ってみることをおすすめします。
プロのテクニックを学びたい方はぜひ調べてみてください。

まとめ

いかがでしたか?
編み物はやりたい時にすぐ始められますし、ストレス発散にもなる魅力的な趣味です。
ぜひこの機会に編み物にチャレンジして、色々な作品を作ってみてください。
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