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「アグラオネマ」の育て方は簡単?

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アグラオネマ」を知っていますか。名前は知らなくても見たことがある人は多いのではないでしょうか。観葉植物として大きな葉に模様が入って美しいのが人気です。
多く流通している「アグラオネマ」ですが、その育て方は簡単なのでしょうか。またどんな仲間なのでしょうか。育て方について詳しく紹介します。

「アグラオネマ」の原産地は熱帯アジア

アグラオネマ」の育て方は簡単でも難しくもなく普通と言われています。原産地はインド、東南アジア、中国南部となっていて耐暑性はあり、夏などは外で育てることができ、明るい日陰が好きです。ただし、直射日光は避けることが大切な植物です。

耐寒性がないために冬は10度以上などの温かい室内で育てる必要があり、室内でも窓際などの寒い場所は避けて育てるのがコツです。冬はしっかり寒さ対策と乾燥しないような対策をとることが大切な植物です。冬でも空気中の湿度があることが大切なので葉水をしてあげるのもいい育て方と言えます。

また、中には耐寒性がある品種もありますのでそれらを探すのもいいでしょう。「グリーン・ゴールド」や白色の斑が入った「バリエガツム」は耐寒性もあって育てやすい品種です。寒い地方ではそういった種類を育てるのもいいのではないでしょうか。

また、「アグラオネマ」は、常緑性で日陰でも育つ点が育てやすい植物と言えます。一般的な「アグラオネマ」としては、「シルバー・クイーン」という品種があり、茎がきれいに株立ちするのが特徴です。葉っぱは、濃い緑で銀緑色の斑が大きく入った姿が美しくて人気を博しています。

明るい日陰ならどこでも育つので室内で葉の美しい模様をいろいろな所で楽しむことができます。ただ、あまり暗い所で育てるのは避けた方がいいでしょう。

サトイモ科に属し、同じサトイモ科の「ディフェンバキア」にも似た姿をしています。ピンク系の色の斑が入った珍しい種類も中にはあり、タイなどで「生きる宝石」と呼ばれています。大切にされている品種で、多くの品種改良がタイでは行われています。

このように大きな葉に美しい特徴的な模様がそれぞれにあるのが「アグラオネマ」の特徴です。南国の雰囲気を感じさせるような雰囲気が魅力となっています。

大きさは10cm~50cmにもなり、高温多湿を好む植物です。水を好みますが、水が好きだからといってあまりやりすぎると、灰色カビ病などにもなりますので土が乾いてから水をやるのもコツです。

寒さで痛んだら

寒さに弱いということですが、寒さに弱ったらどうしたらいいでしょうか。寒いと「アグラオネマ」は葉が落ちて根が傷んできます。鉢いっぱいに根が張った場合も含めて、根が傷んだらその場合には植え替えをしてあげることが大切です。
時期は、5月中旬~7月下旬の成長期がおすすめです。一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。1年に1回は植え替えるような感じで育てるのもコツです。

生命力が強い「アグラオネマ」の日頃の手入れは

また「アグラオネマ」が弱っても、挿し木や株分けで増やしていくこともできます。寒くない時期に「アグラオネマ」を挿し木や株分けで増やすのもいいでしょう。

また、「アグラオネマ」の下の方の葉が黄色く枯れてきた場合には、枯れた葉を取り払ってあげましょう。そうなった時は剪定の時期でもあります。
葉っぱがいっぱいの「アグラオネマ」にとって剪定作業は大切なことです。枯れた葉を取り払ってあげて新しい葉が伸びてくるようにしてあげましょう。
ただこの時に「アグラオネマ」の茎には毒性があるので注意をしましょう。ゴム手袋などをして剪定をするのがおすすめです。手がかゆくなることがおきますので気をつけましょう。

また、成長するにつれて茎が伸びて樹形が乱れてき始めた場合も枝を整えてあげるようにします。大きな葉を鑑賞する「アグラオネマ」なので株立ちの姿などをきれいに保つように日ごろから手入れをしてあげることが大切です。

中には匍匐していく「アグラオネマ」もあり、その場合も葉がたくさん茂っていく姿を楽しむことができますが剪定も必要です。

斑入りの植物の育て方は

最後になりますが、斑入りの植物がいつの間にか斑がなくなってしまったということを経験した人も多いのではないでしょうか。斑の部分に強い日光が当ることで葉が焼けてしまいます。やさしい光の中で育てるのが斑入りの植物を育てるコツです。

また、いつの間にか緑の葉が生えてきたことで緑の葉の方が勝ってしまって斑入りがなくなっていきます。その際には緑の葉を切ってしまうことも大切です。 斑入りの葉ならではの育て方があることも知っておきましょう。

「アグラオネマ」の葉の模様や色合いを充分に楽しんで

いかがでしょうか。「アグラオネマ」は葉の模様や色合いを楽しむ観葉植物です。
育て方も特性を学んでいれば割と簡単に育てることができます。高温多湿を心掛け、冬の温度と乾燥を避けることが大切です。ただ、水が乾ききってからたくさんやるようにしましょう。
また、冬はあたたかくして大事に室内で育てるのがコツです。 それらに気を付けることで南国気分を楽しむ葉っぱの美しさを堪能してみませんか。
斑が入ったグラフィックなコントラストのある模様を楽しむことができます。その模様をいつまでもきれいに保ちながら鑑賞してみませんか。

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