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ポポーの育て方や食べ方が知りたい!

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ポポーというと、聞きなれない人も多いでしょう。北アメリカ産の果実です。
見た目は熱帯のフルーツと言った感じですが、温帯原産のフルーツです。
香りがきついので、香りに好き嫌いがありますが、実はクリーミーで人気です。
ポポーについて詳しく知ってみたくなりませんか。育て方や食べ方をご紹介します。

ポポーとはどんなフルーツ?

ポポーは、バンレイシ科になります。「バンレイシ」といったフルーツがあり、こちらは熱帯のフルーツです。

ポポーは、2m以上になり、3m~5mにもなることがある木です。耐寒性も耐暑性もあるポポーは、育てやすいフルーツと言えます。-30度でも耐えられる品種もあるくらいですので、北海道でも栽培できるフルーツです。

緑色をしたマンゴーを少し長めにヒョロッとしたようなイメージの形です。アケビにも似たような形をしています。大きさは1個200g~400gあるものもあり、大きな品種もあります。

中には、大きな種がいくつかあり、パッションフルーツの香りとクリーミーな味が魅力のフルーツとなっています。味はマンゴーにプリンのクリーミーさやバナナの味を足した味とも言われています。新しい感じの美味しさなのでしょうね。病害虫もあまりつかなく、無農薬でも栽培できるのが嬉しい特徴のフルーツです。

ポポーの育て方は

実は、明治時代に北アメリカから日本に伝わったと言われているポポーです。しかし、収穫してからあまり日持ちがしないためにブームもなくなってしまったと言われています。ところが、また最近注目を浴びています。

ポポーを育てるためには、どうしたらいいのでしょうか。雌雄同株ですが、まず2本以上を育てないと実が付きづらいと言われています。2本以上植えるスペースを確保することが大切です。高さも2m以上になりますので、少し広めのスペースが必要です。

ポポーの実を手に入れて、その種を取り出し、蒔いて育てるのもいい方法です。道の駅などで実が売られている場合には買ってきて育てましょう。湿らせて種をくるみながら1か月半から3か月間、種のままで保管します。それを種まき用ポットに入れて、暖かい所で保管します。水遣りをしながら待つと、2~8週間で発芽するようになります。

ただ、最近では、接ぎ木がされた丈夫な苗もネットで売られているようになりましたので、それを購入して育てるのも早いでしょう。

ポポーは、日光を好みますので、日当たりのいい場所に植えるのがコツです。冬に植えつけて5月に花を咲かせ、9月中旬位から収穫することができます。花は釣鐘状の変わった花が咲き、一つの花からいくつも実がなることもあります。ただ、2つ以上まとまって実がついた場合は摘果をして調整するのがおすすめです。

また、ポポーはあまり実がならない時は、人工受粉するのも一つの方法です。違う種類の2本のポポーを人工受粉してあげましょう。

ポポーの実の収穫ですが、どんな時が収穫時期かと言いますと、9月中旬ごろが収穫時期です。熟しても実が青いままですので、触って果肉が柔らかかったら収穫の時期と言えます。また、実が自然に落下するのを待ってもいいでしょう。

その後、涼しい所で2~3日置いて食べるのが美味しい食べ方です。食べごろは、香りがとても強くなり、わかるようです。だんだんと皮が黒ずんできますが、あまり中には影響がありませんが、3日程度で待って食べましょう。

ポポーの興味のある食べ方について

さて、ポポーを収穫して食べる場合にはどうやって食べればいいのでしょうか。あまり食べ方も知られていませんので興味がありますよね。アメリカでは「カスタード・アップル」などとも呼ばれているポポーです。アップルがクリーミーな味という事ですよね。

まず、栄養面からですが、ポポーには、ビタミンCが多く含まれています。他にカリウム、マグネシウム、リン、鉄分、銅、亜鉛にミネラルなども豊富です。いろいろな栄養バランスが優れています。バナナの味にも似ていると言われます。バナナ以上の栄養分を持っているとも言われますので、おすすめのフルーツです。

食べ方はまず、包丁で緑色の薄皮をむきます。そうすると、中の黄色の実が食べる部分です。大きな硬い種がいくつか入っていますので、それを除いて食べます。包丁で半分に切る時も種がありますので注意をしましょう。果肉だけをスプーンですくって食べるのも簡単な食べ方でおすすめです。

ポポーの珍しい収穫を楽しみに栽培を

ポポーは、育てるのも簡単です。こういったフルーツは一般的に育てるのも難しいものが多いのですが、ポポーは育てやすくておすすめです。耐寒性もあって育てやすいフルーツです。苗を見つけて育ててみるのと楽しいでしょう。

日持ちはしませんが、栄養価にも優れ、珍しいポポーです。あまり手に入りませんが、自分で栽培するといいでしょう。樹形は自然に整いますので、あまり大きくならないようにして珍しいポポーを育ててみませんか。

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