家庭菜園

オクラを栽培するのが楽しい!

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オクラは、夏野菜で、栄養価も高いため、家庭菜園をしてみたいと思う人もいるでしょう。また、オクラの実のなり方が面白いために、自分で栽培するのもおすすめです。

オクラの栽培方法について知って、ぜひ家庭菜園にチャレンジしてみませんか。

オクラはどんな野菜?

オクラは、どんな野菜なのかについて、まず詳しくなりたいですよね。オクラは、東北アフリカの高温性の野菜です。生育にとって適温は20度~30度がいい気温とされています。その分、寒さには弱く、耐寒性がありません。10度以下では育ちませんので、寒い地域では栽培するのは少し難しい野菜です。

オクラ本来は、多年草なのですが、日本の寒さには適応できず、一年草として扱われる野菜です。鹿児島県でたくさん作られていて、関東でも群馬県で多く作られています。北陸の新潟などでも栽培されていて、春に植えて秋に収穫ができますので、収穫までの期間が短く、寒くなる前に収穫できれば育てることもできます。

アオイ科アオイ族の日向が好きな野菜で、アオイ科なので、花もきれいで、黄色の花を咲かせます。花は一日でしぼんでしまいますが、とてもきれいな花です。「花オクラ(トロロアオイ)」といって、そのきれいな花を食べる種類もあります。花も楽しめ、実も栄養があるとなれば、ぜひ育てたいオクラです。

栽培する土は、酸性の土壌はあまり好まず、苦土石灰を事前に土に混ぜて育てる必要があります。また、実を大きくするためには、水遣りも大切な野菜となります。

オクラ栽培のコツは?

オクラはとにかく育てやすい野菜と言われていて、家庭菜園初心者にも向いています。強い日差しも大丈夫ですので、日当たりのいい場所に植えるのがコツです。苗を5月頃に買ってきて植えると簡単に育てることができるでしょう。また種から栽培する方法もありますので、たくさん育てたい場合は、種をたくさん地植えするのもいいでしょう。

ただし、気温が低い時に種を蒔いてしまうことで失敗することがありますので気を付けるようにしましょう。

オクラの実のなり方が面白い!

また、オクラは実のなり方が面白いと注目されています。オクラがどんな風に実がなっているのかを見たことがある人はあまりいないのではないでしょうか。実がへたを下に向けて逆向きに立ったような形状で1個ずつなります。その様子がとても不思議です。

オクラは1株から30個ほどもそんな実を付けるのが特徴です。苗を少し植えてもたくさん収穫できることになります。高温多湿も好みますので、水もしっかりあげて育てましょう。
そして、たくさんの実がなりますので、オクラを育てるには、肥料をしっかり定期的にやって育てることが大切です。

オクラの追肥については、実がなってからは追肥をあげましょう。次々に実がなりますので、実がなってからは2週間~3週間に1回ほどで肥料をあげるようにします。あまり窒素肥料を遣りすぎると、アブラムシなどの害虫も付きやすくなりますので、気をつけながら行います。一番病害虫にやられやすい時期は梅雨の時期ですので、特にその時期には病気にも気を付けましょう。

また、葉がよく生い茂りますので、実をならせるためにも風通しをよくして葉っぱを取りながら育てることも時には必要です。

オクラはどの位成長する?

そんなオクラですが、どの位の大きさに成長するのか知っていますか。私たちが食べる実は10cmほどの実ですが、草丈は1m~2mまでに大きく成長します。成長スピードが早いのも特徴です。

オクラをベランダで育てる場合にはプランターを準備しますが、オクラの根も下にまっすぐ伸びますので、深さ30cm程度ある深い鉢を準備しましょう。また、育てる際には、高くなりますので、支柱なども立てて育てるのもコツです。家庭菜園でプランターに育てる際には、支柱を立てて育て、支柱自体が倒れないように工夫することも大切です。

オクラの収穫はいつ?

オクラは苗を植えてからですと1か月程度で収穫期を迎えます。まさに夏が収穫時期です。
花が咲いたら1週間程度で実がなります。実がなってから収穫までも早いので、タイミングを逃さないように収穫することが大切です。大きく育ってしまうと硬くなりますので、どちらかというと早めに採るのがおすすめとなります。たくさん採れるオクラで、見た目にも楽しいオクラですので、家庭菜園の手始めに栽培してみるといいでしょう。

オクラの栽培のコツは水遣りをしっかりして

いかがでしょうか。オクラの栽培についてご紹介しました。
暑い気候が好きな野菜です。日本の高温多湿な春から夏までの気候にも合っていて、育てやすい野菜です。収穫までの時期も短くて、育てやすい野菜だと言えます。
家庭菜園初心者も1株で30個も収穫できるならば、楽しみになりますよね。オクラの栽培のコツを覚えて、水遣りに注意をしながら、栽培してみましょう。
水をしっかりやることで、また早めに収穫することで、瑞々しくて粘り気のあるオクラの美味しさを堪能してみてはいかがでしょうか。
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