家庭菜園

アボカドの栽培方法が楽しい!

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アボカドが家で栽培できるのを知っていますか?
実は簡単な方法で栽培できますので試してみるといいでしょう。また、その栽培方法が楽しいと評判ですので、ご紹介します。

そもそもアボカドはどこが原産地?

アボカドの原産地は、中央アメリカのメキシコが原産地の、熱帯性植物です。生育温度は15度~33度が最適の気温とされています。耐寒性は、種類によっても異なりますが、-5度までとなっていて、寒さには弱い植物です。世界中には、なんと3000品種以上ものアボカドがあります。メキシコ産は、小さな実がなり、皮が薄く、柔らかいのが特徴となっています。

また、アボカドの木は、実際には、高さが20mほどにも大きくなる常緑樹です。鉢植えの場合には、高さ1m~2mでも育てることができますので、家でも育てることが可能です。

アボガドがどんな葉っぱをしているかなど、私たちは知らないことも多いと思いますが、葉は大きく、長さ10cm~20cmもある葉を付けます。また、花はたくさんの黄色の花を咲かせるのが特徴です。そして、またアボカドの花には不思議なこともたくさんあります。

アボカドの花の不思議から

アボカドの小さな花ですが、とても不思議なことがあります。時間帯によって午前中は雄花になったり、午後は雄花になったりする変わった花です。これらは、違う開花パターンの2種類を植えることで、上手く受粉して実をならせます。また、実をならすには、人工受粉をしてあげることもおすすめです。

アボカドの収穫時期は、品種でも変わりますが、11月~3月頃までが収穫時期です。ただ、実がなるまでには7年かかるなどと言われていて結構大変なようです。

アボカド栽培は楽しい!

実がなるまでは難しいのですが、栽培方法がとても楽しいので、試して育ててみる人も多くいます。スーパーなどで買ってきたアボカドの種から栽培することも可能ですので、やってみるといいでしょう。観葉植物として、葉っぱを楽しみに育ててみると、アボカドは楽しくておすすめです。

具体な栽培方法としては、アボカドには真ん中に大きな種がありますが、この種を水に漬けたり、土に埋めて発芽させます。水に漬けて根を出させる場合は、透明のガラスなどに入れて根が出る様子を見ながら水が腐らないようにすることが大切です。よく水替えをしながらお世話をしてあげます。どちらかというと、土に埋めた方が発芽はさせやすいかもしれません。

土に植える場合は、水はけのいい酸性の土に植えるのがおすすめです。また、アボカドが育っていくと細い茎のために折れやすいので支柱を立てて育てることが大切です。

発芽させるコツを押さえて

スーパーで買ってきたアボカドの種の発芽方法ですが、発芽させるにはコツもありますので、知っておきましょう。アボカドの種は、冷蔵庫で冷やされていない種を取って、乾燥させないようにして発芽させます。

すぐに水や土に入れて発芽させるようにするのがコツです。冷えたり、乾燥させたりすると、発芽率が悪くなります。できれば暖かい時期に発芽させるのもいいでしょう。

また、水に漬ける場合は、種は尖っていない方を下にして、下半分だけ水に漬けるのがコツです。そのために、よくつまようじを種に上向きに斜めに挿して、そこを支えにして下半分を水に漬ける方法を取ったりします。こうした育て方は、とても楽しい方法ですので、子ども達と一緒にやってみるのもおすすめです。

こうして、水だけで育てていっても、半年程度は成長が楽しめ、数枚の大きなパキラのような葉っぱを付けていきます。半年程度で40cm近くに成長し、観葉植物として楽しめます。その後、その苗を土に植えて根付かせるのですが、そこからが実は結構育てるのが難しくなるアボガドです。

苗から育てるのが難しいアボカド

熱帯性の植物ですので、寒さや乾燥に弱い性質を持っています。日本のアボカドの栽培農家も育てる際に、幹に藁を巻いたり、風よけを周りに作ったりして工夫して育てています。

冬は、室内で育て、-5度以上を保つようにします。防寒対策が必要です。移動できる点からも鉢植えで育てるのはいい方法です。また、気温が低くなると、常緑樹ですが、葉っぱを全部落とすこともあります。冬に枯れたと思っても土が乾いたら、少し水をやりながら、春まで頑張って育ててみることも大切です。生きていることもあり、また、新しい葉が出てくることもあります。

発芽させた苗を楽しみながらゆっくり育てたい!

こうして7年以上頑張って2本以上育てていくと、実をならすこともできます。少し気が長い話ですが、ゆっくりと育ててみるのもおすすめです。
また、アボカドはいつでも売っていますので、たとえ、根付けに失敗したり、寒さで枯らしたりしても、またチャレンジすることができます。
アボカドを自分で発芽させて、育っていく様子を見るができるのは、とても楽しみです。いろいろ試しながら育ててみるのもいいのではないでしょうか。
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