愛媛といえばやっぱりみかん！ “蛇口からみかんジュース”の真相とは

冒頭でも説明したように、愛媛県のみかんの生産量は全国でもトップクラスを誇ります。また、愛媛県のみかんは生産品種も豊富で、現時点でメインどころは約17品種。例えば愛媛県を代表する品種である「温州みかん」をはじめ、「いよかん」や「デコポン」、みかんにオレンジを交配させた「清見」、和製グレープフルーツと名高い「河内晩柑」など、生産品種は多彩にわたります。

また、生産されているみかんのなかには、愛媛県のオリジナル品種も存在しています。例えば「紅まどんな」は「南香」と「天草」というみかんを掛けあわせた品種で、皮が薄くまるでゼリーのようなプルプルとした食感が楽しめるのが特徴です。同じく愛媛県のオリジナル品種のひとつである「甘平」は、「西之香」と「ぽんかん」を交配させた品種のみかんで、シャキッとした触感と濃厚な甘さが楽しめます。

通常、みかんが採れる時期は10〜1月とされてきましたが、近年ではハウス栽培が盛んになったほか、かんきつ類の生産品種が増えたことで、愛媛県では1年を通して美味しいみかんを楽しめるようになりました。ぜひ愛媛県に旅行に行った際は、その時の旬のみかんを堪能してみてください。

「愛媛県では蛇口からみかんジュースが出てくるらしい」……こんな都市伝説を聞いたことはありませんか？ さすがに一般家庭の蛇口からジュースが出てくることはない……と思いますが、実際に「蛇口からみかんジュース」がでる施設が愛媛県内にはいくつか存在していたりします。

そのひとつが、愛媛県の出入り口・松山空港の「Orange BAR」内にあります。“あの伝説の蛇口からみかんジュース”をキャッチコピーにした蛇口が店頭にあり、350円で実際に自分で蛇口をひねってみかんジュースが注がれる様を楽しむことができます。他にも、松山城近くにある「えひめ愛顔の観光物産館」や「みかん横丁 ロープウェー街店」、道後温泉の旅館「道後やや」や東温市にあるお菓子のテーマパーク「母恵夢スイーツパーク」などでも蛇口でみかんジュースを味わうことができます。蛇口からジュースが出てくるさまはなかなか非日常的でインパクトがありますので、ぜひ一度お試しください。

定休日：日曜・祝日（予約がある場合は営業）

一般的に、ほど良い酸味（0.7〜1.0度）があり糖度が12〜13度くらいのみかんは美味しいと言われています。美味しいみかんを見分ける時は、へたが小ぶりで表皮につやがあり、へん平形で色が濃いものを選ぶと良いようです。表皮につやがあるものは水分が多くジューシーで、へん平な形のものは実が詰まっています。また、表皮の色が濃いほど糖度がある甘いみかんです。

愛媛県には、県立の果樹試験場 みかん研究所があります。ここでは、栽培方法の研究や品種開発、宇和島の経済活性化につながる研究などの取り組みをしています。宇和島の柑橘類を、観光地や料理店にアピールし、東京の富裕層や高級市場に向けて高級化させたいと活動しています。
建物の屋根から突き出ている丸いオレンジ色のボールは、左からそれぞれに、夏カン・温州みかん・イヨカンをモチーフとしているそうです。

愛媛県立果樹試験場 みかん研究所
【所在地】
愛媛県宇和島市吉田町法花津7番耕地115
【電話番号】
0895-52-1004

愛媛県立果樹試験場 みかん研究所で育成された愛媛県のオリジナル品種「紅まどんな（媛まどんな）」をたっぷりと使用した柑橘系のパウンドケーキ「まどんなのよろこび」は、生地にも紅まどんなのピューレをたっぷり練り込んでいます。紅まどんなには種がなく、果皮も果肉もとても柔らかで果汁たっぷり。ゼリーのようなプルプルの食感をしています。
この紅まどんなをふんだんに使ったパウンドケーキは、膨張剤や保存料などの添加物を一切使用せず国産小麦粉を使用し、1本1本をハンドメイドで焼き上げています。しっとりとした食感・爽やかな酸味・すっきりとした甘さが自慢の通販スイーツです。

株式会社グリップコーポレイション
自然派商品館　グリップ
【所在地】
愛媛県今治市大西町九王甲1520番地
【通販】
http://store.glip.co/?pid=25300252