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世界一わかりやすい一眼レフカメラの撮影テク・集合写真

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質のよい写真の撮り方を教えてくれるチャンネル、『カメラの学校』から、集合写真の撮り方に関するレクチャーです。

今回被写体となるのは、『カメラの学校』の学長の知人たるバンドのメンバー3名。「かっこいい集合写真を撮って」との注文がついています。
早速、一眼レフカメラを使ってのかっこいい、印象深い写真撮影がスタートしました。

まずは3名を並べての撮影がされます。しかし、これではよくある集合写真か卒業写真のようでもあります。かっこいいかと言われれば「否」と答える人も多いことでしょう。
かっこいい集合写真、よい集合写真のポイント、それは人と人の距離感にあります。距離感を意識すれば、かっこいい、印象的な写真が撮れることでしょう。
集合写真で避けたいのが単調さです。ただ規則的な並びをしていると単調さの見本のようになってしまいます。上の写真は完全な失敗例ですが、ひとつには並び方が悪いのが原因でもあります。
単に並んだだけの写真も演出によってはサマになりますが、これだけでは単調で、背景と同化した感が否めません。「人は写っているけれども、だから何だろう」と思われて、すぐに忘れられる。そんな写真です。
そこで、並び方を変える方法がまずとられました。ただずらっと横並びになるのではなく、前後に並びます。上から見たとき、交互になるような構図です。そうすることで立体感と臨場感が生まれます。

これが前後に人物を配置した場合の写真です。何となく雰囲気が出てきましたね。
ほかにも空間の利用という方法があります。縦に写真を撮り、上の方に多く余白を残すと、印象的な写真となります。

下の方に靴や床を、上の方には黒板という構図です。余計なものを配置せずなるべくすっきりした状態に近づけてください。これで写っている人物の印象が強まります。
いろいろなポージング、しぐさなどをカメラに収めるのもおすすめです。

カメラ目線の人、別の方角を見ている人など、目線やポーズを別々にするというテクニックもあります。いろいろ試してみれば、このようにCDのジャケットと言っても違和感のない印象的な写真も出てきます。3人の個性などを感じさせ、かつ彼らが「仲間」であることを示す一枚です。

距離感、ポージングにはこだわりましょう。それが写真を超えて迫ってくるその人の個性をも表します。
より印象的な写真が撮りたいときなどには、距離感とポージングを十分に考えた上で写真に収めてくださいね。
インスタ映え、友達同士の記念の写真など、多くの写真のなかでも、忘れられない思い出の一枚となることでしょう。

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