ガーデニング

アスチルベの育て方

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植物名:アスチルベ

学名:Astilbe
英名:Astilbe
和名:チダケサシ、アワモリショウマ、アワモリソウ
科名:ユキノシタ科
属名:アスチルベ属(チダケサシ属)
原産地:東アジア、北アメリカ

アスチルベの特徴

アスチルベは初夏、よく生い茂った葉の中に、円錐状のふわふわした大きな花穂を上向きにのばして咲き誇ります。
小さな花がぎっしり集まって咲き、梅雨でも傷まないため見ごたえがあります。
日本の自生種をもとに品種改良されたものなので育てやすい植物です。

アスチルベの詳細情報

園芸分類:草花
草丈・樹高:20〜80cm程度
耐寒性:強い
耐暑性:普通
耐陰性:強い
花色:ピンク、白、赤など
開花時期:5月〜9月

アスチルベの育て方カレンダー

植え付け・株分け時期:2月〜3月上旬か10月〜12月
植え替え:2月〜3月上旬か10月〜12月
剪定:10月
肥料:3月〜5月と9月〜10月
開花:約5日間

アスチルベの栽培環境

日当たり・置き場所
日当たり〜半日陰の、明るくても直射日光があまり当たらない場所でよく育ちます。
乾燥が苦手なので、明るめでも地際まで光が当たらないような場所で育てます。
日当たりが悪すぎると花色がくすんでしまいます。

冬の寒さに一定期間以上当てないと花芽が付かないので、冬でも屋外で管理します。
寒いところを好む植物なので、暖地では花付きが悪くなります。

用土
水持ちと水切れがよい土を用いましょう。
やや湿り気のある土壌を好み、乾燥すると枯れてしまいますが、ずっと湿っていると根腐れしてしまいます。

普通の草花用の培養土でかまいませんが、赤玉土小粒や、バーミキュライト・パーライトなどをブレンドして水はけと水持ちを改良しておくのがおすすめです。

庭植えにするときは、庭土に腐葉土を混ぜ込んだものを使いましょう。

アスチルベの育て方のポイント

水やり
表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりします。
乾燥しすぎると春に芽吹いてこないので、冬に地上部分がなくなっても、乾きすぎない程度に水やりをします。

肥料
肥料をそれほど必要としないので、生育期の春と花後の休眠前に、液体肥料を1度ずつ水の代わりに与えるか、株元に少量の緩効性化施肥量をまいておきます。

病害虫
特になし

アスチルベの詳しい育て方

選び方
アスチルベは丈夫で育てやすいので、通販で購入してもリスクの少ない植物です。
花色や草丈のバリエーションが豊富なので、植えたい場所にあったものを選びましょう。

植え付け
購入後すぐそのまま一回り大きな鉢に植え替えるか庭植えにします。

間引き
密生させると株が老化するので、小さな株に株分けして植え替えます。

剪定・切り戻し
冬に地上部が枯れこんできたら地際で刈り取ります。

植え替え・鉢替え
鉢植えは1〜2年ごとに、庭植えでも3〜4年ごとに植え替えます。
一回り大きな鉢で植え替えるか、3芽以上をひとまとめにして株分けします。


花が終わったら次の花が上がってくるように、花茎を根元から切り落とします。
開花時期に水切れすると花が咲かないこともあるので、乾燥防止に株元をマルチングしておきましょう。

収穫
切り花としても楽しむことができます。
花殻をそのままつけていると種が取れ、種からも育てることができます。

冬越し
乾燥しすぎると春になっても芽が出てこないことがあるので、冬地上部がなくても乾きすぎないように水やりします。
寒さと乾燥防止に、敷き藁をしておくのもおすすめです。

増やし方
地上部分が枯れこんだ休眠期に株分けして増やします。
種からも増やすことができます。

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花の名前
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