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アネモネの育て方

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植物名:アネモネ

学名:Anemone
英名:Anemone、windflower
和名:アネモネ、ボタンイチゲ
科名:キンポウゲ科
属名:アネモネ属
原産地:地中海沿岸

アネモネの特徴

アネモネは、地中海沿岸に自生しているアネモネ・コロナリアを主として品種改良された秋植え球根です。
アネモネはたくさん切れ込みの入った羽毛のような葉をつけて、ストローのような細くまっすぐな花茎をのばした先に1輪だけ花を咲かせます。
花茎の中央には小さ目の葉が一対つきます。
丸く盛り上がった花芯の周りにカラフルな花びらが付きますが、花びらに見えるものはガク片です。
一重咲き、八重咲、ポンポン咲きなど、バリエーションも豊富です。

アネモネの詳細情報

アネモネの育て方カレンダー

出回り時期:時期:球根は9〜10月、芽出し苗は年明け以降
球根の植え付け:10月〜12月中旬ごろ
植え替え:苗は購入後すぐ
肥料:10月〜3月
開花期間:5〜10日程度(夜は花を閉じる)

アネモネの栽培環境

アネモネの育て方のポイント

水やり
植え付け後は、表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりしましょう。
芽が出てからは極端に水切れすると葉が枯れこんだりして生育が衰えてしまうので、水切れには注意しましょう。
初夏に地上部分が枯れてからは休眠しているので、水やりしません。

肥料
植え付け時に緩効性化成肥料を元肥として土にまぜておきましょう。
10月〜3月までは液体肥料を2週間おきに水やりの時に水の代わりに与えるか、緩効性化成肥料を株元にまいておきましょう。

病害虫
うどん粉病・灰カビ病
風通しが悪く過湿になると発生するので、病巣部分を取り除き、殺菌剤をスプレーしておきます。
アブラムシ
新芽につくことがあるので、オルトランなどを植え付け時に散布してよぼうしておきます。
強い流水で洗い流すこともできます。
ハモグリバエ
葉の中に模様ができるので、ハモグリバエが付いた葉を取り除いて処分します。

アネモネの詳しい育て方

選び方
  芽出し苗は葉っぱがギュッとしまったものを、花付き苗は葉っぱがしっかりしていて蕾がたくさんついているものを選びましょう。

植え付け
球根は、10月〜11月中旬まで、水で湿らせたバーミキュライトや水苔に球根を埋めて1週間ほど給水・発根させてから植えつけ、11月下旬からはそのまま給水せず植えつけます。
コマのような形の球根は、先端のとがった方を下にして、上に土が1cm以上乗るように植えつけます。
上下がわかりにくい球根は横向きに植えます。
芽出し苗や花付き苗は、痛んだ葉や花殻を取り除いてから、あまり根をいじらないように植えつけます。

間引き

剪定・切り戻し

植え替え・鉢替え
芽出し苗・花付き苗は、購入後すぐに一回りか二回り大きな鉢に植え替えます。
霜が降りないような地域では庭植えにもできます。


傷んだ花は根元から切り取ります。
花が倒れたとき、根元から切り取って切り花として楽しみます。

収穫
初夏に地上部分が枯れたら、球根を掘り上げます。
雨の当たらないところにそのまま植えつけるか、土を落として乾燥させ、風通しの良い涼しいところで保存しておきます。
種を採ることもできるので、取れた種は、秋になるまで冷蔵庫で保存しておきます。

冬越し
冬は生育期なので、明るい風通しの良いところで管理し、水切れしないようにします。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
花後、初夏に地上部分が枯れるまで水切れをしないように管理していると、球根が育つので、分球させて増やすことができます。
肥料を花後も与え続けるとかえって球根が大きくならないので、花後は施肥しません。
9〜10月に種まきして育てることもできます。

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