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オーニソガラムの育て方

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植物名:オーニソガラム

学名:Ornithogalum
英名:Star of Bethlehem、Wonder flower、Arabian star flower
和名:オーニソガラム、オオアマナ(大甘菜)
科名:ユリ科(ヒヤシンス科、キジカクシ科)
属名:オーニソガラム属(オオアマナ属)
原産地:ヨーロッパ、アフリカ

オーニソガラムの特徴

オーニソガラムは、花びら6枚の星形の花をたくさんつける球根植物です。
星形の清楚な花をつけることから、「ベツレヘムの星」とも呼ばれています。
花は、日中は開いていますが、夜や曇りの時は閉じています。
花が終わったら花茎を切り落としておくと、次の花茎が上がってきます。

オーニソガラムは原種が約180種あり、園芸品種も多く、草丈が20cmくらいしか伸びない矮小種から、1mくらいまで伸びてしまう大型種まであり、開花時期も春のものと夏のものに分かれます。
耐寒性は、ヨーロッパ原産は寒さに強く、アフリカ原産は寒さに弱くなります。

オーニソガラムの詳細情報

園芸分類:球根植物
草丈・樹高:20cm〜60cm、1m(サンデルシー)
耐寒性:強い(ヨーロッパ原産)、やや弱い(アフリカ原産)
耐暑性:春咲きは夏休眠する(地上部が枯れる)
耐陰性:暗い場所では花が咲かなくなる
花色:白、橙、黄、ピンクなど
開花時期:4月〜5月(春咲き)、7月〜8月(夏咲き)

オーニソガラムの育て方カレンダー

出回り時期:周年
植え付け・植え替え:9月〜11月(春咲き)、4月〜5月(夏咲き)
剪定:なし
肥料:植え付け時の元肥のみ
開花期間:10日前後

オーニソガラムの栽培環境

日当たり・置き場所:
日当たりと水はけのよい場所で育てましょう。
アフリカ原産のものは、冬は霜が当たらない場所で育てましょう。

用土:
鉢植えは、市販の草花用培養土か、赤玉土小粒5、腐葉土3、パーライト2で混ぜた土を用います。

酸性土壌を嫌うので、庭植えにするときはあらかじめ苦土石灰を少量土に混ぜておきましょう。
30cm以上植穴を掘り、腐葉土と有機堆肥を入れて土と混ぜてから埋め戻したところに植えましょう。
水はけが悪いときは、川砂やバーミキュライト・パーライトなどを土に混ぜて水はけを改良しておきましょう。

オーニソガラムの育て方のポイント

水やり:
鉢植えは、表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりします。
花が終わって地上部が枯れたら、植え付け適期まで土を乾かした状態で鉢ごと涼しい場所に置いておき、植え替え時に水やりを再開します。
庭植えは、基本的には自然の恵みだけで十分ですが、乾燥が強いときは水やりしましょう。

肥料:
植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を施肥したら十分です。
花後に球根を太らせたいときは、葉が枯れるまで月1回水やりの時水代わりに液体肥料を施肥しましょう。

病害虫
日当たり、水はけ、風通しの悪いところで育てると葉枯病や菌糸病になることがあります。
アブラムシが付くことがあるので、植え付け時にあらかじめ薬剤を混ぜておきましょう。

オーニソガラムの詳しい育て方

選び方:
大きくて丸々太った球根を選びます。傷・カビのあるもの、持つとへこむものなどは避けましょう。

植え付け:球根の上に鉢植えは5cm、庭植えは8cm土が乗るように植えつけましょう。

剪定・切り戻し:地上部が枯れたら切り取っておきます。

植え替え・鉢替え:
庭植えは、数年植え替えなくても毎年花を咲かせますが、だんだん花が小さくなってきます。花を小さくしたくないときは毎年植え替えます。
花が込み合ってきたときも植え替えましょう。

鉢植えは、毎年掘り上げ、根を傷めないように分球させ、新しい土に植え替えましょう。

花:花が終わったら花茎から切り落として置き、球根を育てるために葉を育てましょう。

収穫:掘り上げて手で割って分球した球根は、箱などにおがくずやバーミキュライトを入れたところにつめて、風通しの良いところに植え付け時期まで保管しておきます。

冬越し:
球根を掘り上げていない場合は、寒さに弱い品種は鉢のまま、霜の当たらない軒下などに移して保管します。
庭植えの場合は、ビニールのトンネルをかけて保温しましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
花後に葉を育てて球根を太らせ、手で分球させて球根を増やします。

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