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スモモの育て方

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学名: Prunus salicina
英名: Japanese plum
和名: スモモ(酢桃、李)
科名: バラ科
属名: スモモ属
原産地: 中国

スモモの特徴

スモモは英名で「Japanese plum」と呼ばれていて、日本でも育てやすい果樹です。ウメ同様、日本の気候に合った果樹で、庭に植えて育てるのもいいでしょう。
自分で結実しにくい品種もあるのですが、「サンタローザ」「ビューティ」や「メスレー」などの品種は、自家結実しますので、毎年実がなって育てやすい品種です。ただし、1本だけで結実する品種は少ないため、2品種を近くに植えておくとおすすめです。
3月下旬〜4月上旬にかわいい白い花を咲かせ、花も楽しめます。夏には実も収穫でき、桃よりも酸っぱい果実がなることから、和名で「酢桃」と呼ばれています。
耐寒性も耐暑性も強く、割と育てやすい果樹で、庭植えでも鉢植えでも育てることができます。
土はあまり選ばす、よく日に当てて育てることが大切な果樹です。

スモモの詳細情報

園芸分類 果樹
草丈・樹高 2〜4m
耐寒性 強い
耐暑性 強い
耐陰性 弱い
花色 白
開花時期 3月下旬〜4月上旬

スモモの育て方カレンダー

時期 冬に植え付け、春に花が咲きます。植え付けてから3年〜4年するとすももの実を夏に収穫することができるようになります。
植え付け 11月〜3月まで植え付けることができます。
剪定 12月〜2月の冬に剪定可能です。
肥料 庭植えは年に2回、2月と10月に行い、鉢植えでは2月、5月、10月の年に3回行います。
開花 3月下旬〜4月上旬に白いかわいい花を沢山咲かせます。

スモモの栽培環境

日当たり・置き場所 耐陰性は弱いので、庭植えでも鉢植えでも日当たりがいい場所を好みます。
用土 土はあまり選びませんが、水はけと水持ちのいい土が適しています。自分で配合する場合は、赤玉土小粒7〜8:腐葉土3〜2の割合にします。

スモモの育て方のポイント

水やり 庭植えの場合にはあまり必要なく、鉢植えの場合には、乾いたらたっぷり水やりします。
肥料 植え付ける際の2月と10月に有機質肥料か液肥をあげます。鉢植えの場合には、5月にも追肥をして年3回行うといいでしょう。
病害虫 黒斑病、灰星病、ふくろみ病などにかかりやすく、果実などが病気にならないように気を付けましょう。
果実にチョッキリ、葉にアブラムシ、シンクイムシ類、カイガラムシ類、モンクロシャチホコの幼虫などが付きやすくなります。

スモモの詳しい育て方

選び方 「サンタローザ」「ビューティー」「メスレー」などの自家受粉品種を選ぶと育てやすいでしょう。 植え付け 耐寒性がありますので、11月〜3月まで植え付けることができます。 間引き 木が大きくなりすぎる場合は、不要な実のなっていない枝を6月〜7月の夏に間引きましょう。また、花芽も、枝の長さによって1〜4果になる程度に摘み取って、栄養を集中させましょう。 剪定・切り戻し 長さ5〜10cmという短い枝に実を付ける特徴がありますので、冬に全体を20cm〜30cmになるように切り戻します。 植え替え・鉢替え 地植えでは植え替える必要はなく、鉢植えの場合には、2〜3年に一度、12月〜3月の冬に大きな鉢に植え替えます。 花 自家結実する品種を選べば、3月下旬〜4月上旬に花が咲き、そのままにしておけば結実します。 収穫 摘果も4月下旬〜5月上旬にしながら、6月下旬〜8月の夏に収穫します。 冬越し 耐寒性はあるのですが、寒い地方では、春植えにするのがおすすめです。開花期の3月下旬〜4月上旬は霜に当たらないようにします。 増やし方 接ぎ木で増やします。2月中旬〜4月上旬には休眠期のまま接ぎ、8月下旬〜9月上旬には芽つぎを行います。

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