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岐阜県飛騨高山の「古い町並み」をグルメ散策してみよう!飛騨牛づくしが楽しめるメニューとは?

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岐阜県の飛騨高山には、「古い町並み」と呼ばれる場所があります。
以前の記事でも少し触れましたが、歩くだけで歴史を感じる建物が建ち並んでいます。
実はこの「古い町並み」は、散策して見て楽しむだけでなく、食べ歩きをすることもできます。
食べ歩きというのは食べ物を持ち歩いて食べることですが、「古い町並み」では屋根のある場所で飲食をすることもできます。
ちょうど、時代劇などに出てくるちょっとした茶屋風の場所もあれば、現代的な飲食店なのにどこか歴史を感じさせてくれるお店もあります。
もちろん、食べ物屋だけでなくお土産物屋などもあり、飛騨高山ならではの伝統工芸品やアクセサリーなどを物色することも可能です。
今回は、そんな「古い町並み」で食べ歩くことのできるメニューを、飛騨高山の名産品でもある飛騨牛に絞ってご紹介させていただきます。
「古い町並み」を散策している気分で読んでいただけたら幸いです。

飛騨牛とはどんな牛?

岐阜県の名産品でもある飛騨牛ですが、そもそもどのような牛なのでしょうか。
飛騨牛は黒毛和牛と呼ばれる種類の牛ですが、日本食肉格付協会の枝肉格付け肉質等級が3以上で歩留等級がAかBの14ヶ月以上肥育された牛肉を飛騨牛と呼び、この条件を満たさないものは飛騨和牛になります。
当然のことながら、岐阜県内で肥育されなければならず、他の県で育てたものは飛騨牛と呼びません。

「古い町並み」で飛騨牛を食べつくそう!

飛騨牛についてご紹介させていただきましたが、実際に「古い町並み」ではどのような飛騨牛のメニューがあるのでしょうか。
ここでは、「古い町並み」で食べることができる飛騨牛のメニューを4つご紹介させていただきます。
「古い町並み」を訪問される機会があるという方には、食べ歩きをする際の参考になるかもしれませんよ。

・飛騨牛串焼き
「古い町並み」で食べ歩きできる飛騨牛メニューの1つ目は、飛騨牛の串焼きです。
この串焼きは、「古い町並み」を歩いていると至る所で見かける一品です。
販売している店舗によって値段が違いますが、値段の高い飛騨牛ほど柔らかくとろけるような舌ざわりがあります。

串ものを食べ歩く際に気になるのは、肉汁やタレなどが服についてしまったりすることではないでしょうか。
実は、肉汁やタレをつけた飛騨牛の串焼きを売っている店舗の中には、紙コップに入れて渡してくれるお店もあります。
これなら気軽に安心して食べ歩きをすることができますね。
また、それぞれのお店にはゴミ箱も用意されていますので、「古い町並み」がゴミだらけにならずに済んで良いですね。

・飛騨牛コロッケ
「古い町並み」で食べ歩きできる飛騨牛メニューの2つ目は飛騨牛コロッケです。
飛騨牛コロッケだけではなく、飛騨牛メンチカツもあります。
どちらもミンチの飛騨牛を使用していますので、コロッケはホクホク感の中に飛騨牛の旨味があり、メンチカツは飛騨牛の肉汁がたまらない一品です。
買ったものを中で食べられるお店もありますので、散策の途中で一休みするついでに、飛騨牛コロッケをほおばってみてはいかがでしょうか。
ただし、中身がかなり熱いので口の中を火傷しないように気を付けましょう。

・飛騨牛にぎり寿司
「古い町並み」で食べ歩きできる飛騨牛メニューの3つ目は、飛騨牛にぎり寿司です。
食べ歩きしやすいように予めタレが塗ってあり、えびせんべいの上に乗っています。
飛騨牛自体が新鮮でないと美味しくいただけませんので、まさしくご当地ならではのグルメであると言えます。
口に入れた時のとろけるような肉の食感とすし飯のコラボが絶妙の一品です。

・飛騨牛まん
「古い町並み」で食べ歩きできる飛騨牛メニューの4つ目は、飛騨牛まんです。
商品としては肉まんなのですが、具材に飛騨牛が使われています。
皮に押された「飛騨牛」の焼き印が食欲をそそります。
肉まんですので、そのままかぶりついていただけますが、中から熱い肉汁が噴き出すことがありますので、やけどには十分に注意しましょう。

高山駅周辺にはどんな温泉がある?

飛騨高山は周辺が山ということもあり、冬の時期にはかなりの雪が降ります。
「古い町並み」も例外ではなく、寒さで食べ歩きができない場合もあります。
また、どんなに食い意地が張っていても、猛吹雪の中で食べ歩きをする人は少ないでしょうし、お店が開いているという保証もありません。
そんな時には、温かい温泉で体を温めるに限りますが、高山駅周辺にはいくつかの温泉施設もあります。
これらの温泉には徒歩で行けるような場所もあれば、バスを利用しなければならないところもあります。
特に人気の高い奥飛騨温泉郷や下呂温泉などは、1時間以上かかるとしても行っておきたい有名な温泉ですし、世界遺産の白川郷にも温泉がありますので、合掌造りを堪能しつつ温泉に入浴するのも1つの楽しみ方ではないでしょうか。

いかがでしたか。
「古い町並み」で食べ歩きできる飛騨牛メニューについてご紹介させていただきました。
どれも飛騨牛がふんだんに使ってありますので、肉が大好きな方におすすめです。
どの飛騨牛メニューから食べようか、迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ところで、「古い町並み」からも近い高山駅周辺には温泉マニアもびっくりのある事実があります。
それは普通の水道水がかなり温泉水に近い成分を含んでいるということです。
つまり、高山駅付近に宿泊した際に入ったお風呂のお湯が、温泉ではなく水道水を沸かしたものだったとしても、決して悲観する必要はないということです。
むしろ温度が高ければ単純温泉顔負けのお風呂が待っているかもしれませんので、もし高山駅周辺の宿を利用することになったら、フロントで水道水か温泉か聞いてみるのも面白いですよ。
今回の記事が、「古い町並み」や高山駅周辺を訪問する際の参考になれば幸いです。

プロフィール
小井 明日香(こい あすか)
福岡県生まれ
温泉シニアマイスター
温泉が好きすぎて大分県別府市に移住
年間に温泉を何湯巡っているのかよくわかっていない
たまに数えてみるとその数に自分が一番驚く
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